Word 2016を使っていると、文書の変更履歴が気になることがありますよね。特に、他の人と共有する前や印刷する前に、変更履歴を削除したいと思う方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな「変更履歴を削除したいけど、どうすればいいの?」という疑問を解決します。
変更履歴って何?
まず、変更履歴とは何かを簡単に説明します。
変更履歴は、文書を編集した際に、どこを誰がどのように変更したのかを記録する機能です。これにより、他の人がどの部分を修正したのかを確認できるため、共同作業や校正作業に便利です。しかし、文書を最終的に仕上げる際には、この変更履歴を削除する必要があります。
変更履歴を削除する方法
変更履歴を削除する方法は、主に以下の3つです。
変更履歴を承諾して削除する
個別の変更履歴を削除する方法です。
- 「校閲」タブをクリックします。
- 「変更履歴」グループ内の「前へ」または「次へ」をクリックして、削除したい変更箇所に移動します。
- 該当する変更箇所が灰色で表示されたら、「承諾」ボタンをクリックします。
これで、選択した変更履歴が削除されます。
すべての変更履歴を一括で削除する
文書内のすべての変更履歴を一度に削除する方法です。
- 「校閲」タブをクリックします。
- 「変更履歴」グループ内の「承諾」の下にある小さな三角ボタンをクリックし、表示されるメニューから「すべての変更を反映」を選択します。
これで、文書内のすべての変更履歴が削除されます。
変更履歴を非表示にする
変更履歴を削除せずに、画面上で表示を非表示にする方法です。
- 「校閲」タブをクリックします。
- 「変更履歴」グループ内の「変更履歴とコメントの表示」をクリックし、表示されるメニューから「変更履歴/コメントなし」を選択します。
これで、変更履歴は削除されませんが、画面上では表示されなくなります。
変更履歴を削除した後の注意点
変更履歴を削除した後、文書を保存する際には以下の点に注意してください。
- 変更履歴を削除した後、文書を保存して閉じます。
- 再度文書を開いた際に、変更履歴が表示されていないことを確認します。
これで、他の人と共有する際や印刷する際に、変更履歴が表示されることはありません。
よくある質問や疑問
Q1: 変更履歴を削除しても、文書内に残っているのではないかと心配です。
変更履歴を削除した後、文書を保存して閉じ、再度開いた際に変更履歴が表示されていなければ、完全に削除されています。
Q2: 変更履歴を削除した後、元に戻すことはできますか?
はい、変更履歴を削除する前に文書をバックアップしておけば、元に戻すことができます。
Q3: 変更履歴を削除せずに、他の人と共有することはできますか?
変更履歴を削除せずに共有することも可能ですが、相手が変更履歴を確認できる状態になります。必要に応じて、変更履歴を削除してから共有することをおすすめします。
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まとめ
Word 2016での変更履歴の削除方法は、個別に承諾する方法、一括で削除する方法、非表示にする方法の3つがあります。文書を最終的に仕上げる際には、変更履歴を削除することで、より見やすい文書に仕上げることができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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