皆さん、Wordで文章を作成しているときに、文字サイズを変えたら行間が広がってしまった経験はありませんか?特に最近のバージョンでは、このような現象が起こりやすくなっています。今回は、その原因と解決方法を初心者の方にもわかりやすくお伝えします。
なぜ文字サイズを変えると行間が広がるの?
Wordでは、文字サイズを大きくすると、その行の上下の行間が自動的に広がることがあります。これは、行間隔が行内の一番大きな文字に合わせて調整されるためです。特に、標準フォントが「游明朝」や「游ゴシック」の場合、この現象が顕著に現れます。
行間が広がる原因とその対処法
行間が広がる主な原因は、以下の2つです。
- 文字サイズの変更大きな文字に合わせて行間が自動調整される。
- グリッド線に合わせる設定文字を行グリッド線に合わせる設定がオンになっている。
これらの問題を解決するための手順を以下にまとめました。
1. 行間を固定値に設定する方法
行間を固定することで、文字サイズを変更しても行間が広がらなくなります。
- 行間を変更したい段落にカーソルを置きます。
- [ホーム]タブの[段落]グループにある右下の矢印(段落設定)をクリックします。
- [インデントと行間隔]タブを選択します。
- [行間]のドロップダウンメニューから[固定値]を選びます。
- [間隔]に希望するポイント数(例12pt)を入力し、[OK]をクリックします。
この設定により、文字サイズを変更しても行間が一定に保たれます。
2. グリッド線に合わせる設定を解除する方法
「文字を行グリッド線に合わせる」設定がオンになっていると、行間が広がる原因となります。
- [ホーム]タブの[段落]グループにある右下の矢印(段落設定)をクリックします。
- [インデントと行間隔]タブ内の[1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる]のチェックを外します。
- [OK]をクリックします。
この操作で、グリッド線に合わせる設定が解除され、行間の自動調整がなくなります。
よくある質問や疑問
Q1. 文字サイズを大きくすると必ず行間が広がるのですか?
いいえ、行間の設定を[固定値]にすることで、文字サイズを大きくしても行間が広がるのを防ぐことができます。
Q2. グリッド線に合わせる設定は常にオフにしておくべきですか?
文書のレイアウトによります。特定の行数やデザインを意識する場合はオンにすることもありますが、通常の文章作成ではオフにしておくと行間のトラブルを避けやすくなります。
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まとめ
Wordで文字サイズを変更した際に行間が広がる問題は、設定を見直すことで簡単に解決できます。行間を固定値に設定したり、グリッド線に合わせる設定を解除することで、思い通りのレイアウトを実現しましょう。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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