Wordで文書を作成していると、表や段落に枠線(ボーダー)を追加したくなることがあります。マウスで操作するのも良いですが、VBA(Visual Basic for Applications)を使えば、ワンクリックで自動的に枠線を追加することができます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、Word VBAを使ってボーダーを追加する方法を解説します。
VBAとは?
VBAとは、Microsoft Office製品(WordやExcelなど)に組み込まれているプログラミング言語です。これを使うことで、普段の作業を自動化したり、複雑な操作を簡単に行ったりすることができます。
例えば、毎回手動で表に枠線を追加するのが面倒だと感じている方は、VBAを使ってその作業を自動化することができます。
VBAを使ってボーダーを追加する基本のコード
まずは、VBAを使ってボーダーを追加する基本的なコードを見てみましょう。
Sub AddBorderToParagraph()
Selection.Paragraphs(1).Borders.Enable = True
End Sub
このコードは、現在選択されている段落に枠線を追加するものです。VBAエディタにこのコードを入力し、実行するだけで、選択した段落に枠線が追加されます。
表にボーダーを追加する方法
次に、Wordの表にボーダーを追加する方法を紹介します。以下のコードは、文書内の最初の表に内枠と外枠のボーダーを追加するものです。
Sub AddBorderToTable()
Dim myTable As Table
Set myTable = ActiveDocument.Tables(1)
With myTable.Borders
.InsideLineStyle = wdLineStyleSingle
.OutsideLineStyle = wdLineStyleDouble
End With
End Sub
このコードを実行すると、最初の表に内枠と外枠のボーダーが追加されます。表のデザインを整える際に便利なテクニックです。
画像にボーダーを追加する方法
Word文書に挿入した画像にも枠線を追加することができます。以下のコードは、文書内のすべての画像に対して枠線を追加するものです。
Sub AddBorderToPictures()
Dim pic As InlineShape
For Each pic In ActiveDocument.InlineShapes
pic.Borders.OutsideLineStyle = wdLineStyleSingle
pic.Borders.OutsideLineWidth = wdLineWidth025pt
pic.Borders.OutsideColor = wdColorBlack
Next pic
End Sub
このコードを実行すると、文書内のすべての画像に黒い1ポイントの枠線が追加されます。画像を強調したいときに役立ちます。
よくある質問や疑問
Q1: VBAを使うにはどうすれば良いですか?
Wordで「Alt + F11」を押すと、VBAエディタが開きます。そこにコードを入力し、「F5」キーで実行できます。
Q2: ボーダーのスタイルや色を変更するにはどうすれば良いですか?
ボーダーのスタイルは「wdLineStyleSingle」など、色は「wdColorBlack」などで指定できます。詳細はMicrosoftの公式ドキュメントを参照してください。
Q3: VBAのコードを保存して、他の文書でも使いたい場合はどうすれば良いですか?
作成したVBAコードは、Wordのテンプレート(.dotmファイル)として保存することで、他の文書でも利用できるようになります。
まとめ
今回は、Word VBAを使って簡単にボーダーを追加する方法を紹介しました。VBAを使うことで、日々の作業を効率化し、文書のデザインをより魅力的にすることができます。ぜひ、紹介したコードを試してみてください。
他にも疑問やお悩みがあれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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