Word VBA（Visual Basic for Applications）を使って新しい文書を作成する方法をご存じですか？「Documents.Add」メソッドを使うと、簡単に新しい文書を開くことができます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、実際の手順と活用例を紹介します。
Word VBAで新しい文書を作成する基本の手順
Wordのイメージ
Word VBAを使って新しい文書を作成するには、以下の手順を踏みます。
- VBAエディタを開く
Wordを開き、「Alt + F11」を押してVBAエディタを起動します。 - 新しいモジュールを挿入
「挿入」メニューから「モジュール」を選択し、新しいモジュールを作成します。 - コードを入力
以下のコードをモジュールに入力します。Documents.Add - マクロを実行
「F5」キーを押してマクロを実行すると、新しい文書が開きます。
このコードは、Wordの標準テンプレート「Normal.dot」を基に新しい文書を作成します。
テンプレートを指定して新しい文書を作成する方法
特定のテンプレートを使って新しい文書を作成したい場合は、以下のようにコードを変更します。
Documents.Add Template:="C:\Program Files\Microsoft Office\Templates\MyTemplate.dot"
これにより、「MyTemplate.dot」テンプレートを基に新しい文書が作成されます。
新しい文書にテキストを追加する方法
新しく作成した文書にテキストを追加するには、以下のコードを使用します。
Sub CreateDocumentWithText()
Dim doc As Document
Set doc = Documents.Add
doc.Content.Text = "こんにちは、これは新しい文書です。"
doc.SaveAs2 "C:\Users\YourUsername\Documents\NewDocument.docx"
End Sub
このコードは、新しい文書を作成し、「こんにちは、これは新しい文書です。」というテキストを追加し、指定した場所に保存します。
よくある質問
Q1: VBAエディタを開く方法は？
Wordを開き、「Alt + F11」を押すと、VBAエディタが起動します。
Q2: テンプレートを指定する際の注意点は？
テンプレートのパスを正確に指定する必要があります。また、テンプレートが存在しない場合はエラーが発生します。
Q3: 作成した文書を自動で保存する方法は？
上記のコード例のように、「SaveAs2」メソッドを使用して、指定した場所に自動で保存できます。
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まとめ
Word VBAの「Documents.Add」メソッドを使うことで、新しい文書を簡単に作成できます。テンプレートを指定したり、テキストを追加したりすることで、より効率的に文書作成が可能です。ぜひ、これらの手順を試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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