Wordで文書を作成していると、図形を使って内容をわかりやすく伝えたくなることがありますよね。例えば、長方形や円、矢印などの図形を挿入して、ポイントを強調したり、説明を加えたりすることができます。しかし、これらの図形を操作する際、手動で一つ一つ選択するのは手間がかかります。そこで、VBA(Visual Basic for Applications)を使って、図形を効率よく選択する方法をご紹介します。
図形を一括で選択する方法
Word VBAには、文書内のすべての図形を一度に選択する便利なメソッドがあります。それが、`Shapes.SelectAll`メソッドです。このメソッドを使うと、文書内のすべての図形を一括で選択することができます。
例えば、以下のようなコードをVBAエディタに入力して実行することで、文書内のすべての図形を選択することができます。
Sub SelectAllShapes()
ActiveDocument.Shapes.SelectAll
End Sub
このコードを実行すると、文書内のすべての図形が選択されます。選択された図形に対して、色を変えたり、影をつけたり、サイズを変更したりすることができます。
特定の図形を選択する方法
文書内には、さまざまな種類の図形が含まれていることがあります。すべての図形を一括で選択するのではなく、特定の図形だけを選択したい場合もありますよね。そんなときには、`Shapes`コレクションを使って、特定の図形を選択することができます。
例えば、文書内の1番目の図形を選択するには、以下のようなコードを使います。
Sub SelectFirstShape()
ActiveDocument.Shapes(1).Select
End Sub
また、特定の名前を持つ図形を選択することも可能です。例えば、名前が「Rectangle 1」の図形を選択するには、以下のようなコードを使います。
Sub SelectNamedShape()
ActiveDocument.Shapes("Rectangle 1").Select
End Sub
これらの方法を使うことで、必要な図形だけを効率よく選択することができます。
選択した図形のテキストを取得する方法
図形の中にテキストが含まれている場合、そのテキストを取得したいことがあります。Word VBAでは、`TextFrame.TextRange.Text`プロパティを使って、図形内のテキストを取得することができます。
例えば、文書内の1番目の図形のテキストを取得して、メッセージボックスに表示するには、以下のようなコードを使います。
Sub GetShapeText()
Dim shp As Shape
Set shp = ActiveDocument.Shapes(1)
If shp.HasTextFrame Then
If shp.TextFrame.HasText Then
MsgBox shp.TextFrame.TextRange.Text
End If
End If
End Sub
このコードを実行すると、文書内の1番目の図形に含まれるテキストがメッセージボックスに表示されます。図形内にテキストがない場合は、何も表示されません。
よくある質問や疑問
Q1: 行内に配置された図形はどう扱うのですか?
行内に配置された図形(InlineShape)は、`Shapes`コレクションには含まれません。行内図形を操作するには、`InlineShapes`コレクションを使用する必要があります。例えば、文書内の1番目の行内図形を選択するには、以下のようなコードを使います。
Sub SelectInlineShape()
ActiveDocument.InlineShapes(1).Select
End Sub
Q2: VBAを使うにはどうすればいいですか?
VBAを使用するには、まずWordで「開発」タブを表示する必要があります。表示方法は、Wordの設定メニューから「リボンのユーザー設定」を選択し、「開発」にチェックを入れることで表示できます。開発タブが表示されたら、「Visual Basic」をクリックしてVBAエディタを開き、コードを入力して実行することができます。
Q3: VBAのコードをどこで試すことができますか?
VBAのコードは、WordのVBAエディタで試すことができます。VBAエディタを開いたら、新しいモジュールを挿入し、そこにコードを入力して実行することができます。また、VBAのコードを実行する前に、文書を保存しておくことをおすすめします。万が一、コードの実行で問題が発生した場合でも、保存しておけば元の状態に戻すことができます。
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まとめ
Word VBAを使うことで、文書内の図形を効率よく選択・操作することができます。特定の図形を選択したり、図形内のテキストを取得したりすることで、作業の効率化や自動化が可能になります。VBAは最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ学んでいくことで、さまざまな操作を自動化することができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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