Word文書を編集しているとき、誰がどの部分をいつ変更したのかを記録しておきたい場面がありますよね。特に、複数人で文書を共有する場合や、後で変更内容を確認したいときに便利なのが「変更履歴」です。今回は、Word VBAを使って変更履歴を記録する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
Word VBAとは?
Word VBAとは、Microsoft Wordに組み込まれているプログラミング言語「Visual Basic for Applications」の略で、Wordの操作を自動化したり、カスタマイズしたりするためのツールです。例えば、文書を開いたときに自動で特定の処理を行ったり、ボタンをクリックするだけで複雑な作業を実行したりできます。
変更履歴の記録が必要な理由
変更履歴を記録することで、以下のようなメリットがあります
- 編集履歴の確認誰がどの部分を変更したのかを後から確認できます。
- 誤って削除した内容の復元変更履歴を使って、元の状態に戻すことができます。
- 複数人での共同作業の管理複数人で文書を編集する際、変更内容を把握しやすくなります。
VBAで変更履歴を記録する方法
それでは、実際にVBAを使って変更履歴を記録する方法を見ていきましょう。
開発タブを表示する
まず、VBAを使用するために「開発」タブを表示します。
- Wordを開き、左上の「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「リボンのユーザー設定」をクリックします。
- 右側のリストから「開発」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これで、「開発」タブがリボンに表示されるようになります。
VBAエディタを開く
次に、VBAエディタを開きます。
- 「開発」タブをクリックし、「Visual Basic」を選択します。
- VBAエディタが開きます。
モジュールを挿入する
VBAコードを記述するために、モジュールを挿入します。
- VBAエディタで、「挿入」メニューから「モジュール」を選択します。
- 新しいモジュールが追加されます。
コードを記述する
以下のコードをモジュールに貼り付けます。
vba
Sub EnableTrackChanges()
' 変更履歴を有効にする
ActiveDocument.TrackRevisions = True
' 変更履歴の表示を設定する
ActiveWindow.View.RevisionsView = wdRevisionsViewFinal
End Sub
このコードは、文書の変更履歴を有効にし、最終的な表示形式で変更履歴を表示する設定を行います。
コードを実行する
コードを実行するには、以下の手順を行います。
- VBAエディタで、「実行」メニューから「Sub/UserFormの実行」を選択します。
- 「EnableTrackChanges」を選択し、「実行」をクリックします。
これで、文書の変更履歴が有効になり、変更内容が記録されるようになります。
まとめ
今回は、Word VBAを使って変更履歴を記録する方法を解説しました。VBAを使うことで、手動で設定する手間を省き、文書の編集履歴を自動で管理することができます。特に、複数人で文書を編集する場合や、後で変更内容を確認したいときに非常に便利です。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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