Wordで文書を作成していると、用紙サイズを変更したい場面が出てきますよね。例えば、サイズからサイズに変更したい場合や、特定のサイズに合わせて印刷したい場合などです。そんなときに便利なのが、Word VBA(Visual Basic for Applications)を使った方法です。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、手順を一つずつ丁寧にご紹介します。
Word VBAとは?
まず初めに、Word VBAについて簡単に説明します。VBAとは、Microsoft Office製品を自動化するためのプログラミング言語です。Word VBAを使うことで、繰り返しの作業を自動化したり、複雑な操作を簡単に行ったりすることができます。例えば、用紙サイズの変更もVBAを使えば、数行のコードで実現できます。
用紙サイズを変更する基本のコード
それでは、実際に用紙サイズを変更するコードを見てみましょう。以下のコードは、Word VBAで用紙サイズをに設定するものです。
ActiveDocument.PageSetup.PaperSize = wdPaper
このコードを実行すると、現在開いている文書の用紙サイズがに変更されます。用紙サイズを変更するには、`ActiveDocument.PageSetup.PaperSize`に適切な値を設定します。例えば、に変更したい場合は、`wdPaper`を指定します。
用紙サイズの一覧
Word VBAで使用できる用紙サイズの一覧は以下の通りです。
| 用紙サイズ名 | 定数名 |
|---|---|
| wdPaper | |
| wdPaper | |
| wdPaper | |
| B4 | wdPaperB4 |
| B5 | wdPaperB5 |
| レター | wdPaperLetter |
| リーガル | wdPaperLegal |
| ユーザー設定 | wdPaperCustom |
これらの定数を使って、目的の用紙サイズに設定できます。
ユーザー設定の用紙サイズに変更する方法
もし、標準の用紙サイズにないサイズに変更したい場合は、ユーザー設定を使います。以下のコードは、用紙の幅を100mm、高さを148mmに設定する例です。
With ActiveDocument.PageSetup
.PaperSize = wdPaperCustom
.PageWidth = CentimetersToPoints(10)
.PageHeight = CentimetersToPoints(14.8)
End With
このコードでは、`CentimetersToPoints`関数を使って、センチメートルをポイントに変換しています。Wordでは、1ポイントが1/72インチに相当します。
余白の設定も忘れずに
用紙サイズを変更したら、余白の設定も重要です。余白が適切でないと、印刷時に内容が切れてしまうことがあります。以下のコードで、上下左右の余白を5mmに設定できます。
With ActiveDocument.PageSetup
.TopMargin = MillimetersToPoints(5)
.BottomMargin = MillimetersToPoints(5)
.LeftMargin = MillimetersToPoints(5)
.RightMargin = MillimetersToPoints(5)
End With
`MillimetersToPoints`関数を使って、ミリメートルをポイントに変換しています。
まとめ
Word VBAを使うことで、用紙サイズの変更や余白の設定を簡単に行うことができます。特に、同じ設定を複数の文書に適用したい場合や、定期的に行う作業を自動化したい場合に便利です。初心者の方でも、上記のコードをコピーして実行するだけで、すぐに効果を実感できるでしょう。
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