Wordで文書を作成していると、画像や図形の周りに文字をきれいに配置したい場面がありますよね。そんなときに役立つのが「文字列の折り返し」機能です。今回は、この機能を初心者の方にもわかりやすく解説します。
文字列の折り返しとは？
Wordのイメージ
文字列の折り返しとは、画像や図形の周りに文字がどのように配置されるかを決める設定です。これを使うことで、文書内のレイアウトを自由自在に調整できます。
文字列の折り返しの種類と使い方
Wordには、文字列の折り返しにいくつかの種類があります。それぞれの特徴と使い方を見ていきましょう。
行内
画像や図形が文字と同じ行に配置されます。文字の一部として扱われるため、画像を自由に移動することはできません。
四角形
画像の周囲を四角形で囲むように文字が折り返されます。画像が正方形や長方形の場合に適しています。
狭く
画像の周囲に沿って文字が折り返されます。画像が不規則な形をしている場合に有効です。
内部
画像の内側にも文字が折り返されます。ドーナツ型の画像など、内部に空間がある場合に使うと効果的です。
上下
画像の上下に文字が配置されます。画像を独立した行として扱いたいときに便利です。
背面
画像が文字の背面に配置され、文字がその上に表示されます。背景画像などに適しています。
前面
画像が文字の前面に配置され、文字がその下に隠れてしまいます。注意して使用しましょう。
文字列の折り返しを設定する方法
文字列の折り返しを設定するには、以下の手順を試してみてください。
- 編集対象のWord文書を開き、文字列の折り返しを設定したい画像や図形をクリックします。
- 画面上部の「図の形式」タブを選択し、「配置」グループ内の「文字列の折り返し」をクリックします。
- 表示されるメニューから、希望する折り返しスタイルを選択します。
- 選択したスタイルにカーソルを合わせると、プレビューが表示されるので、確認してからクリックします。
これで、画像や図形の周りに文字が適切に配置されます。
文字列の折り返しを活用するポイント
文字列の折り返しをうまく活用することで、文書の見栄えが大きく向上します。以下のポイントに注意してみてください。
- レイアウトを事前に考える図や画像を挿入する前に、文書全体のレイアウトをイメージしておくと、配置がスムーズに進みます。
- プレビューを活用する折り返しスタイルを選択する際、カーソルを合わせるとプレビューが表示されるので、実際の配置を確認できます。
- 他の視覚要素を活用する図だけでなく、グラフやワードアートなどの視覚要素も組み合わせることで、より魅力的な文書が作成できます。
よくある質問や疑問
Q1: 文字列の折り返しが設定できない場合はどうすればいいですか？
画像や図形がテキストボックス内に挿入されていると、文字列の折り返しが設定できないことがあります。テキストボックスの外に配置してから再度試してみてください。
Q2: 文字列の折り返しを解除するにはどうすればいいですか？
画像や図形を選択し、「文字列の折り返し」メニューから「行内」を選択すると、折り返しが解除されます。
Q3: 文字列の折り返しを使って文書のデザインを良くするにはどうすればいいですか？
文字列の折り返しを適切に使用することで、文書のレイアウトが整い、見栄えが良くなります。プレビューを活用しながら、最適な配置を見つけてみてください。
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まとめ
Wordの文字列の折り返し機能を活用することで、画像や図形の周りに文字をきれいに配置し、文書の見栄えを向上させることができます。初心者の方でも簡単に設定できるので、ぜひ試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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