Word365を使っていると、文書の一部だけレイアウトや書式を変えたい場面が出てきますよね。例えば、表紙はページ番号をつけたくない、途中のページだけ横向きにしたい、など。そんなときに便利なのが「セクション区切り」です。今回は、初心者の方でもわかりやすく、セクションの作成方法と設定方法をご紹介します。
セクションって何?
まず、セクションとは文書内の「区切り」のことです。これを使うことで、同じ文書内でもページごとに異なる設定を適用できます。例えば、表紙ページはページ番号なし、本文からはページ番号あり、という設定が可能になります。
セクション区切りの挿入方法
セクション区切りを挿入するには、以下の手順を行います。
- カーソルを新しいセクションを開始したい位置に置きます。
- 「レイアウト」タブをクリックし、「区切り」を選択します。
- 表示されるメニューから、目的に応じたセクション区切りの種類を選びます。
主なセクション区切りの種類は以下の通りです。
- 次のページから開始新しいページからセクションを開始します。
- 現在の位置から開始同じページ内でセクションを開始します。
- 偶数ページから開始次の偶数ページからセクションを開始します。
- 奇数ページから開始次の奇数ページからセクションを開始します。
セクションごとの設定変更方法
セクションを挿入した後、そのセクションごとに設定を変更することができます。例えば、ページの向きを変更する方法は以下の通りです。
- 変更したいセクションにカーソルを置きます。
- 「レイアウト」タブをクリックし、「ページ設定」グループの「ダイアログボックス起動ツール」をクリックします。
- 表示されるダイアログボックスで、設定を変更します。
この方法で、セクションごとにページの向きや余白などを変更することができます。
セクション区切りの削除方法
不要になったセクション区切りを削除するには、以下の手順を行います。
- 「ホーム」タブをクリックし、「編集記号の表示/非表示」を選択して編集記号を表示します。
- 削除したいセクション区切りをクリックし、「Delete」キーを押します。
これで、セクション区切りが削除されます。
よくある質問
セクション区切りを挿入すると、どのような効果がありますか?
セクション区切りを挿入すると、その位置から後ろのページに対して、ページの向きや余白、段組み、ヘッダー・フッター、ページ番号などの設定を個別に変更することができます。
セクション区切りを削除すると、どのような影響がありますか?
セクション区切りを削除すると、削除した位置から後ろのページの設定が前のセクションの設定に戻ります。例えば、ページの向きや余白などが変更される可能性がありますので、注意が必要です。
セクション区切りを使う際の注意点はありますか?
セクション区切りを使う際は、編集記号を表示して、セクション区切りの位置を確認しながら作業することをおすすめします。また、セクション区切りを削除する際は、後ろのページの設定が変更されることを考慮して作業してください。
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まとめ
セクション区切りを活用することで、Word文書のレイアウトや書式設定を柔軟に変更することができます。特に、長い文書や複雑な構成の文書を作成する際には、セクション区切りを上手に使うことで、作業効率が向上します。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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