突然、作成中のWordファイルが開けなくなったり、保存せずに閉じてしまったりした経験はありませんか?そんなとき、慌てずに試してほしい方法を、初心者の方でもわかりやすくご紹介します。パソコンやスマホに詳しくない方でも安心して取り組める内容ですので、ぜひご覧ください。
Wordファイルが開けない原因とその対処法
あれ?いつも開けてたWordのデータが開けなくなったけどなんで?って思ったら大体「ファイルが破損している」「ほかの人がデータを開いているか」の2つです。
じゃあ、1つ1つわかりやすく説明していきますね。
ファイルが破損している場合
ファイルが破損していると、「Wordファイルが破損しているため開くことができません」といったエラーメッセージが表示されることがあります。これは、保存時のエラーやシステムのクラッシュ、ウイルス感染などが原因で発生します。
この場合の対処法は以下の通りです
- 「開いて修復」機能を使用するWordを開き、「ファイル」メニューから「開く」を選択し、破損したファイルを選択します。その後、「開く」ボタンの隣の矢印をクリックし、「開いて修復」を選択します。
- Draftモードで開くWordを開き、「ファイル」メニューから「開く」を選択し、表示メニューから「下書きモード」を選択して破損ファイルを開きます。
- 異なるファイル形式で保存破損したファイルを開いたら、「名前を付けて保存」を選択し、「Rich Text Format(.rtf)」や「Webページ(.html)」として保存します。その後、保存したファイルを再度Wordで開き、Word形式で保存し直します。
保存せずに閉じてしまった場合
作業中のファイルを保存せずに閉じてしまった場合でも、以下の方法で復元できる可能性があります
- 自動回復機能を利用Wordを再起動し、「ファイル」メニューから「情報」を選択し、「文書の管理」から「保存されていない文書の回復」をクリックします。表示されたファイルを選択し、保存します。
- バックアップファイルを探すバックアップファイル(拡張子.wbk)や一時ファイル(拡張子.tmp)がある場合、それらを開いて保存します。
- ごみ箱を確認ごみ箱に削除したファイルが残っている場合、復元できます。
他のユーザーが開いている場合
ネットワーク上で他のユーザーが同じファイルを開いていると、編集や保存ができないことがあります。この場合、以下の対処法があります
- 他のユーザーに確認ネットワーク上で他のユーザーがファイルを開いていないか確認し、閉じてもらいます。
- 読み取り専用で開く他のユーザーが開いていない場合でも、読み取り専用でファイルを開くことができます。
Wordファイルが開けないときの予防策
今後、同じようなトラブルを防ぐために、以下の予防策を試してみてください
- 自動保存機能を有効にする「ファイル」メニューから「オプション」を選択し、「保存」タブで「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックを入れ、保存間隔を設定します。
- バックアップコピーを作成する「ファイル」メニューから「オプション」を選択し、「詳細設定」タブで「常にバックアップ コピーを作成する」にチェックを入れます。
- 作業中のファイルを頻繁に保存作業中はこまめに保存する習慣をつけると、万が一のトラブル時にも安心です。
よくある質問や疑問
質問1自動保存機能はどのように設定しますか?
「ファイル」メニューから「オプション」を選択し、「保存」タブで「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックを入れ、保存間隔を設定します。
質問2バックアップコピーはどこに保存されますか?
バックアップコピーは、通常、元のファイルと同じフォルダに保存されます。拡張子は「.wbk」です。
質問3破損したファイルを修復するための専用ソフトはありますか?
はい、専用の修復ソフト(例4DDiG File RepairやWondershare Repairit)を使用することで、破損したWordファイルを修復できる可能性があります。
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まとめ
Wordファイルが開けない場合でも、慌てずに上記の対処法を試してみてください。多くのケースでは、適切な方法で復元や修復が可能です。また、予防策を講じることで、今後のトラブルを防ぐことができます。
もし、これらの方法を試しても解決しない場合や、操作に不安がある場合は、専門のサポートを受けることをおすすめします。パソコンやスマホに詳しくない方でも、安心して対応できるサポートがありますので、お気軽にご相談ください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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