Wordで「エラー！参照元が見つかりません」と表示されたときの対処法

Wordで文書を作成していると、「エラー！参照元が見つかりません」と表示されることがあります。これは、相互参照機能を使用している際に、参照先の情報が正しく取得できない場合に発生します。特に、パソコンやスマートフォンの操作に不安がある方にとっては、何が起こったのか、どう対処すればよいのかがわからず、困ってしまうことも多いでしょう。

今回は、このエラーが発生する原因と、その解決方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

なぜ「エラー！参照元が見つかりません」と表示されるのか？

Wordのイメージ

このエラーは、主に以下のような原因で発生します

例えば、文書内で「図1を参照してください」と記載している箇所があり、その「図1」が削除されたり、位置が変更されたりすると、参照先が見つからなくなり、エラーが表示されます。

「エラー！参照元が見つかりません」を解決する方法

このエラーを解決するためには、以下の方法を試してみてください

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

相互参照を削除して再設定する

文書内で「エラー！参照元が見つかりません」と表示されている箇所を選択し、削除します。その後、再度「挿入」タブから「相互参照」を選択し、正しい参照先を設定します。これにより、参照先が正しく設定され、エラーが解消されることがあります。

参照先の項目を再挿入する

参照先となる項目（例えば、図や表）を再度挿入し、キャプションを付け直します。その後、相互参照を設定し直すことで、エラーが解消されることがあります。

フィールドの更新を手動で行う

文書全体を選択（Ctrl + A）し、右クリックから「フィールドの更新」を選択します。これにより、参照先の情報が最新の状態に更新され、エラーが解消されることがあります。

Wordの設定を確認する

Wordの設定で、「印刷時にフィールドを更新する」のオプションが有効になっていると、印刷時に参照先が正しく更新されないことがあります。この設定を無効にすることで、エラーが解消されることがあります。

よくある質問

Q1: 相互参照を使わずに文書を作成する方法はありますか？

はい、相互参照を使用せずに文書を作成することも可能です。例えば、図や表の番号を手動で入力し、参照する際も手動で番号を記載する方法があります。ただし、文書が長くなると、手動での管理が煩雑になるため、相互参照機能を活用することをおすすめします。

Q2: 相互参照の設定がうまくいかない場合、どのように対処すればよいですか？

相互参照の設定がうまくいかない場合は、以下の点を確認してください

• 参照先の項目にキャプションが正しく付けられているか
• 参照先の項目が削除されていないか
• Wordのバージョンが最新であるか

これらを確認し、必要に応じて設定を修正してください。

Q3: 相互参照を削除した場合、文書に影響はありますか？

相互参照を削除しても、文書の内容自体には影響はありません。ただし、参照していた情報が手動で記載されていない場合、参照先の情報が失われるため、文書の整合性が損なわれる可能性があります。削除する前に、必要な情報を手動で記載することをおすすめします。

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まとめ

「エラー！参照元が見つかりません」というエラーは、Wordの相互参照機能を使用している際に、参照先の情報が正しく取得できない場合に発生します。原因としては、参照先の項目が削除されたり移動されたりしたことが考えられます。このエラーを解決するためには、相互参照を削除して再設定する、参照先の項目を再挿入する、フィールドの更新を手動で行う、Wordの設定を確認するなどの方法があります。

文書作成に不安がある方でも、これらの方法を試すことで、エラーを解消し、スムーズに作業を進めることができます。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。