Wordの作業を終えた後、保存せずに完全に閉じたいとき、VBA(Visual Basic for Applications)を使って自動化する方法があります。特に、ExcelからWordを操作する場合など、効率的に処理を進めるために役立ちます。今回は、初心者の方でもわかりやすく、親しみやすい言葉で解説します。
Wordを保存せずに閉じる基本の方法
Wordを保存せずに閉じるには、VBAの「Close」メソッドを使用します。このメソッドは、開いているWord文書を閉じるためのものです。
基本的なコード例
vba
ActiveDocument.Close SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges
このコードは、現在アクティブなWord文書を保存せずに閉じます。`SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges`の部分が、保存しない設定を意味しています。
注意点
* `ActiveDocument`は、現在開いている文書を指します。
* `wdDoNotSaveChanges`は、変更を保存せずに閉じる設定です。
この方法で、作業中の文書を保存せずに閉じることができます。
Wordアプリケーション自体を終了させる方法
複数の文書を開いている場合や、Wordアプリケーション自体を終了させたい場合は、「Application.Quit」メソッドを使用します。
コード例
vba
Application.Quit SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges
このコードは、Wordアプリケーションを終了させ、開いているすべての文書を保存せずに閉じます。
注意点
* `Application.Quit`は、Wordアプリケーション全体を終了させるため、開いているすべての文書が対象となります。
* `SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges`を指定することで、保存せずに終了します。
ExcelからWordを操作して閉じる方法
ExcelからVBAを使ってWordを操作し、保存せずに閉じる場合のコード例です。
コード例
vba
Sub CloseWordFromExcel()
Dim objWord As Object
On Error Resume Next
Set objWord = GetObject(, "Word.Application")
On Error GoTo 0
If Not objWord Is Nothing Then
objWord.Quit SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges
Set objWord = Nothing
End If
End Sub
このコードは、Excelから実行すると、開いているWordアプリケーションを探し、見つかれば保存せずに終了します。
注意点
* `GetObject(, “Word.Application”)`で、既に開いているWordアプリケーションを取得します。
* `On Error Resume Next`と`On Error GoTo 0`は、エラーが発生しても処理を続行するためのエラーハンドリングです。
よくある質問や疑問
Q1: Wordを閉じる際に「変更を保存しますか?」と表示されるのはなぜですか?
これは、Wordが自動的に変更を保存するかどうかを確認するためのメッセージです。VBAで`SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges`を指定することで、この確認をスキップできます。
Q2: 複数のWord文書を一度に保存せずに閉じる方法はありますか?
はい、以下のようにループを使って複数の文書を閉じることができます。
vba
Sub CloseAllWordDocuments()
Dim objWord As Object
Dim objDoc As Object
On Error Resume Next
Set objWord = GetObject(, "Word.Application")
On Error GoTo 0
If Not objWord Is Nothing Then
For Each objDoc In objWord.Documents
objDoc.Close SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges
Next objDoc
objWord.Quit SaveChanges:=wdDoNotSaveChanges
Set objWord = Nothing
End If
End Sub
このコードは、開いているすべてのWord文書を保存せずに閉じ、最後にWordアプリケーション自体も終了させます。
Q3: Wordがバックグラウンドで動作している場合、完全に終了させる方法はありますか?
はい、タスクマネージャーを開き、「Microsoft Word」を選択して「タスクの終了」をクリックすることで、強制的に終了させることができます。ただし、未保存のデータが失われる可能性があるため、注意が必要です。
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まとめ
WordをVBAで保存せずに閉じる方法は、目的に応じて使い分けることが重要です。作業中の文書だけを閉じたい場合は`ActiveDocument.Close`、すべての文書を閉じてWordアプリケーション自体を終了させたい場合は`Application.Quit`を使用します。ExcelからWordを操作する場合は、`GetObject`を使って既存のWordアプリケーションを取得し、操作することができます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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