Wordで文章を作成していると、「この段落だけ中央にしたい」「表の中の文字を中央にしたい」といった場面が出てきますよね。そんなとき、Word VBA(マクロ)を使うと、手軽に中央揃えが実現できます。
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、段落や表の中央揃えを行うマクロの書き方を、実際の例を交えてご紹介します。
段落を中央揃えにするマクロ
まずは、文書の中の段落を中央揃えにする方法から見ていきましょう。
1つの段落を中央揃えにする
例えば、文書の1つ目の段落を中央揃えにしたい場合、以下のようなマクロを使います。
Sub 段落を中央揃えに()
ActiveDocument.Paragraphs(1).Alignment = wdAlignParagraphCenter
End Sub
このマクロを実行すると、文書の1つ目の段落が中央揃えになります。
複数の段落を中央揃えにする
もし、文書の全ての段落を中央揃えにしたい場合は、次のように書きます。
Sub 全段落を中央揃えに()
ActiveDocument.Paragraphs.Alignment = wdAlignParagraphCenter
End Sub
これで、文書内のすべての段落が中央揃えになります。
表の配置を中央揃えにするマクロ
次に、文書内の表をページの中央に配置する方法をご紹介します。
表の配置を中央揃えにする
文書内の表をページの中央に配置するには、以下のマクロを使用します。
Sub 表を中央揃えに()
Dim tbl As Table
For Each tbl In ActiveDocument.Tables
tbl.Rows.Alignment = wdAlignRowCenter
Next tbl
End Sub
このマクロを実行すると、文書内のすべての表がページの中央に配置されます。
マクロの実行方法
マクロを実行するには、以下の手順で操作します。
- Wordを開き、「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押して、VBAエディタを開きます。
- VBAエディタで、「挿入」メニューから「標準モジュール」を選択します。
- 表示されたモジュールに、上記のマクロコードをコピー&ペーストします。
- 「F5」キーを押すか、ツールバーの「実行」ボタンをクリックして、マクロを実行します。
よくある質問や疑問
Q1: 複数の段落を中央揃えにしたい場合はどうすればいいですか?
複数の段落を中央揃えにするには、以下のようなマクロを使用します。
Sub 複数段落を中央揃えに()
Dim i As Integer
For i = 1 To 3 ' 1から3までの段落を中央揃えにする例
ActiveDocument.Paragraphs(i).Alignment = wdAlignParagraphCenter
Next i
End Sub
このマクロを実行すると、文書の1から3までの段落が中央揃えになります。
Q2: 表のセル内の文字を中央揃えにするにはどうすればいいですか?
表のセル内の文字を中央揃えにするには、以下のようなマクロを使用します。
Sub セル内文字を中央揃えに()
Dim tbl As Table
Dim cel As Cell
For Each tbl In ActiveDocument.Tables
For Each cel In tbl.Range.Cells
cel.Range.ParagraphFormat.Alignment = wdAlignParagraphCenter
Next cel
Next tbl
End Sub
このマクロを実行すると、文書内のすべての表のセル内の文字が中央揃えになります。
まとめ
Word VBAを使うと、段落や表の中央揃えを簡単に行うことができます。特に、同じ操作を何度も繰り返す場合や、複数の文書に対して一括で処理を行いたい場合に、マクロは非常に便利です。
初心者の方でも、上記の手順を参考にして、ぜひ自分の作業に役立ててみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



コメント