Wordで文書を作成していると、見出しや本文、脚注など、さまざまな書式を統一して整える必要がありますよね。そんなときに活躍するのが「スタイル」です。スタイルをうまく活用すれば、文書の見た目を一貫性のあるものに保つことができます。
今回は、Word VBAを使ってスタイルを取得する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。さらに、実際に使えるマクロもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
スタイルとは?
まず、スタイルとは何かを簡単に説明します。
スタイルとは、文字や段落の書式設定をまとめて名前を付けたものです。たとえば、「見出し1」や「本文」などがスタイルにあたります。スタイルを使うことで、文書全体の書式を統一することができます。
Word VBAでスタイルを取得する方法
Word VBAを使ってスタイルを取得する方法は、主に以下の2つです。
Stylesコレクションを使う方法
Stylesコレクションを使うと、文書内のすべてのスタイルを取得することができます。以下のコードは、文書内のすべてのスタイル名をメッセージボックスに表示する例です。
vba
Sub スタイル一覧を表示する()
Dim sty As Style
For Each sty In ActiveDocument.Styles
MsgBox sty.NameLocal
Next sty
End Sub
このコードを実行すると、文書内のすべてのスタイル名が順番に表示されます。
Styleプロパティを使う方法
Styleプロパティを使うと、特定の段落や文字列に適用されているスタイルを取得することができます。以下のコードは、カーソルがある位置の段落に適用されているスタイル名をメッセージボックスに表示する例です。
vba
Sub カーソル位置のスタイルを表示する()
MsgBox Selection.Paragraphs(1).Style
End Sub
このコードを実行すると、カーソルがある位置の段落に適用されているスタイル名が表示されます。
実践!スタイルを取得するマクロ
ここでは、実際に使えるスタイル取得マクロをいくつかご紹介します。
文書内のすべてのスタイルを一覧表示するマクロ
vba
Sub スタイル一覧を表示する()
Dim sty As Style
For Each sty In ActiveDocument.Styles
MsgBox sty.NameLocal
Next sty
End Sub
このマクロを実行すると、文書内のすべてのスタイル名が順番に表示されます。
カーソル位置の段落に適用されているスタイルを表示するマクロ
vba
Sub カーソル位置のスタイルを表示する()
MsgBox Selection.Paragraphs(1).Style
End Sub
このマクロを実行すると、カーソルがある位置の段落に適用されているスタイル名が表示されます。
特定のスタイルが適用されている段落を検索するマクロ
vba
Sub 特定のスタイルを検索する()
Dim par As Paragraph
For Each par In ActiveDocument.Paragraphs
If par.Style = "見出し 1" Then
MsgBox "見出し 1が適用されている段落: " & par.Range.Text
End If
Next par
End Sub
このマクロを実行すると、「見出し 1」スタイルが適用されている段落の内容が表示されます。
よくある質問
Q1: スタイル名が正確にわからない場合、どうすればよいですか?
スタイル名が正確にわからない場合、以下の方法で確認できます。
* Wordの「ホーム」タブで、スタイルギャラリーを表示し、該当するスタイルを確認する。
* VBAで、`ActiveDocument.Styles`を使って、すべてのスタイル名を一覧表示する。
Q2: スタイルを変更したい場合、どうすればよいですか?
スタイルを変更するには、以下のようにします。
vba
Sub スタイルを変更する()
ActiveDocument.Styles("見出し 1").Font.Size = 14
ActiveDocument.Styles("見出し 1").Font.Bold = True
End Sub
このマクロを実行すると、「見出し 1」スタイルのフォントサイズが14ポイントに、太字が適用されます。
Q3: スタイルを新たに追加したい場合、どうすればよいですか?
スタイルを新たに追加するには、以下のようにします。
vba
Sub 新しいスタイルを追加する()
Dim newStyle As Style
Set newStyle = ActiveDocument.Styles.Add(Name:="新しいスタイル", Type:=wdStyleTypeParagraph)
newStyle.Font.Name = "Arial"
newStyle.Font.Size = 12
End Sub
このマクロを実行すると、「新しいスタイル」という名前の段落スタイルが追加され、フォントがArial、サイズが12ポイントに設定されます。
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まとめ
Word VBAを使ってスタイルを取得する方法について解説しました。スタイルをうまく活用することで、文書の書式を統一し、作業効率を向上させることができます。初心者の方でも、今回ご紹介したマクロを参考にして、ぜひ実践してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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