Word VBAで新規文書を作成する方法|初心者向けガイド

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Word VBA(Visual Basic for Applications)を使って、新しい文書を自動で作成する方法をご紹介します。パソコン操作に不安がある方でも、わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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Word VBAとは?

Wordのイメージ

Wordのイメージ

Word VBAとは、Microsoft Wordに組み込まれているプログラミング言語で、繰り返しの作業を自動化したり、複雑な編集を効率化したりするためのツールです。例えば、毎回同じ形式の文書を作成する際に、VBAを使うことで手間を大幅に減らすことができます。

新規文書を作成する基本のコード

まずは、最も基本的な方法から始めましょう。以下のコードを使うと、新しい空白の文書を作成できます。

Sub 新規文書作成()
Documents.Add
End Sub

このコードを実行すると、Wordが起動し、白紙の文書が開かれます。特別な設定は不要で、すぐに試すことができます。

既存の文書を元に新規文書を作成する方法

次に、既にある文書を元に新しい文書を作成する方法をご紹介します。例えば、契約書や報告書など、定型の文書を毎回作成する場合に便利です。

Sub 既存文書から新規作成()
Dim myFD As FileDialog
Set myFD = Application.FileDialog(msoFileDialogFilePicker)
With myFD
.AllowMultiSelect = False
.Filters.Clear
.Filters.Add "Word文書", "*.docx"
If .Show = -1 Then
Documents.Add Template:=.SelectedItems(1)
End If
End With
Set myFD = Nothing
End Sub

このコードを実行すると、ファイルを選択するダイアログが表示されます。そこから元となる文書を選ぶと、その内容と設定を引き継いだ新しい文書が作成されます。

現在開いている文書を元に新規文書を作成する方法

さらに進んで、現在開いている文書を元に新しい文書を作成する方法をご紹介します。例えば、報告書のひな形を使って、毎回内容だけを変更する場合に便利です。

Sub 現在文書から新規作成()
If Documents.Count = 0 Then Exit Sub
If ActiveDocument.Path <> "" Then
Documents.Add Template:=ActiveDocument.FullName
Else
MsgBox "現在開かれているファイルを保存してから実行してください。"
End If
End Sub

このコードを実行すると、現在開いている文書と同じ内容・設定の新しい文書が作成されます。ただし、元の文書が保存されていない場合は、エラーメッセージが表示されますのでご注意ください。

よくある質問や疑問

Q1: VBAのコードをどこに入力すればいいですか?

Wordを開き、「Alt」+「F11」を押すと、VBAの編集画面(Visual Basic Editor)が開きます。左側の「VBAProject(文書名)」を右クリックし、「挿入」→「標準モジュール」を選択すると、新しいモジュールが追加されます。そこにコードを貼り付けて実行できます。

Q2: 作成したマクロを毎回使いたい場合はどうすればいいですか?

作成したマクロを「クイックアクセスツールバー」に追加すると、Wordを開くたびにすぐに使えるようになります。VBAの編集画面で作成したマクロを、Wordの「開発」タブから「マクロの表示」を選び、一覧から選択して「追加」をクリックしてください。

Q3: VBAを使うとどんなメリットがありますか?

VBAを使うことで、手作業で行っていた繰り返しの作業を自動化できます。例えば、毎回同じ形式の文書を作成する際に、VBAを使うことで時間を大幅に短縮できます。また、ミスを減らすこともでき、作業効率が向上します。

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まとめ

Word VBAを使うことで、新規文書の作成が簡単に自動化できます。最初は難しそうに感じるかもしれませんが、少しずつ試していくことで、作業効率が格段にアップします。ぜひ、今回ご紹介したコードを試してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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