Word VBA イベントとは？初心者でもわかる！自動化の第一歩を学ぼう！

Wordでの作業をもっと効率的にしたいと思ったことはありませんか？例えば、文書を開いたときに自動で日付を挿入したり、保存前に確認メッセージを表示させたり。これらはすべて、Word VBAの「イベント」を使うことで実現できます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、Word VBAのイベントについて解説します。

Word VBAのイベントとは？
主なイベントの種類と使い方
イベントを設定する場所
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

Word VBAのイベントとは？

Wordのイメージ

Word VBAのイベントとは、Wordでの操作（例えば、文書を開く、保存する、閉じるなど）に応じて自動で実行されるプログラムのことです。これを使うことで、手動で行っていた作業を自動化し、効率化することができます。

主なイベントの種類と使い方

Word VBAには、さまざまなイベントがあります。代表的なものをいくつか紹介します。

文書が開かれたとき（Document_Open）

文書が開かれたときに自動で実行されるイベントです。例えば、文書を開いたときに挨拶のメッセージを表示させることができます。

vba

Private Sub Document_Open()

    MsgBox "ようこそ！この文書を開いていただきありがとうございます。"

End Sub

文書が保存される前（Document_BeforeSave）

文書が保存される前に確認メッセージを表示させることができます。例えば、保存前に「本当に保存しますか？」と確認することができます。

vba

Private Sub Document_BeforeSave(ByVal SaveAsUI As Boolean, Cancel As Boolean)

    If MsgBox("本当に保存しますか？", vbYesNo) = vbNo Then

        Cancel = True

    End If

End Sub

文書が閉じられるとき（Document_Close）

文書が閉じられるときに自動で実行されるイベントです。例えば、文書を閉じる前に保存の確認をすることができます。

vba

Private Sub Document_Close()

    If MsgBox("変更を保存しますか？", vbYesNoCancel) = vbYes Then

        ThisDocument.Save

    End If

End Sub

新しい文書が作成されたとき（Document_New）

新しい文書が作成されたときに自動で実行されるイベントです。例えば、新しい文書を作成したときにテンプレートを適用することができます。

vba

Private Sub Document_New()

    MsgBox "新しい文書が作成されました。"

End Sub

イベントを設定する場所

これらのイベントは、WordのVBAエディタで「ThisDocument」オブジェクトに記述します。手順は以下の通りです。

Wordを開き、「Alt + F11」を押してVBAエディタを開きます。
「ThisDocument」をダブルクリックして開きます。
上記のコードを貼り付けます。
「F5」を押して実行します。

よくある質問や疑問

Q1: VBAのイベントはどこに記述すればいいですか？

VBAのイベントは、対象となるオブジェクトのコードウィンドウに記述します。例えば、文書が開かれたときのイベントは「ThisDocument」に記述します。

Q2: イベントを使うとどんなメリットがありますか？

イベントを使うことで、手動で行っていた作業を自動化できます。例えば、文書を開いたときに自動で日付を挿入したり、保存前に確認メッセージを表示させたりすることができます。

Q3: イベントを使うにはVBAの知識が必要ですか？

基本的なVBAの知識があれば、イベントを使うことができます。今回紹介したコードはそのままコピーして使うことができるので、初心者の方でも安心して試すことができます。

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まとめ

Word VBAのイベントを使うことで、日々の作業を効率化することができます。今回紹介したコードはそのままコピーして使うことができるので、ぜひ試してみてください。もし、他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。