Wordで文書を作成していると、目次や表紙、前書きなどのページにページ番号を付けたくない場合がありますよね。そんなとき、ページ番号を途中から開始する方法を知っておくと便利です。今回は、初心者の方にもわかりやすく、実際の操作手順を交えてご紹介します。
目次
Wordのイメージ
ページ番号を途中から開始する理由とは？
文書を作成する際、最初のページに目次や表紙を配置することが多いです。しかし、これらのページにページ番号を付けたくない場合があります。例えば、目次の前に「はじめに」や「序章」などのページを挿入し、そのページからページ番号を「1」から開始したいときです。
Wordでページ番号を途中から開始する手順
では、実際にWordでページ番号を途中から開始する方法を見ていきましょう。
セクション区切りを挿入する
まず、ページ番号を開始したいページの先頭にカーソルを合わせます。次に、上部のメニューから「レイアウト」タブをクリックし、「区切り」を選択します。その中から「次のページから開始」を選びます。これで、文書が2つのセクションに分かれます。
ヘッダーとフッターのリンクを解除する
次に、ページ番号を設定するために、ヘッダーまたはフッターを編集します。編集モードに入ると、「前と同じヘッダーとフッター」という表示が出てきます。これをクリックして選択を解除します。これにより、前のセクションと後のセクションで異なる設定ができるようになります。
ページ番号を挿入する
ヘッダーまたはフッターの編集モードで、「挿入」タブをクリックし、「ページ番号」を選択します。表示されるメニューから、ページ番号の位置やスタイルを選びます。これで、ページ番号が挿入されます。
ページ番号の書式を設定する
挿入したページ番号を右クリックし、「ページ番号の書式設定」を選択します。表示されるダイアログボックスで、「開始番号」を「1」に設定します。これで、指定したページからページ番号が「1」から始まります。
不要なページ番号を削除する
最後に、前のセクション（目次や表紙など）に表示されているページ番号を削除します。これで、指定したページからのみページ番号が表示されるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: セクション区切りを挿入すると、文書のレイアウトが崩れませんか？
セクション区切りを挿入することで、文書のレイアウトが変わることがありますが、適切に設定すれば問題ありません。セクションごとに異なる設定ができるため、レイアウトを調整する際に便利です。
Q2: ページ番号のスタイルを変更するにはどうすればよいですか？
ページ番号を挿入した後、ヘッダーまたはフッターの編集モードで、ページ番号を選択し、フォントやサイズ、色などを変更できます。また、「ページ番号の書式設定」から番号のスタイルを変更することも可能です。
Q3: セクション区切りを削除すると、設定は元に戻りますか？
セクション区切りを削除すると、そのセクションで行った設定も元に戻ります。削除する際は、必要な設定が失われないよう注意してください。
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まとめ
Wordでページ番号を途中から開始する方法は、セクション区切りを挿入し、ヘッダーとフッターのリンクを解除することで実現できます。これにより、目次や表紙などのページにページ番号を表示せず、指定したページからページ番号を「1」から始めることができます。操作は簡単で、文書の体裁を整える際に非常に便利な機能です。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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