「また游明朝で始まった…」「毎回メイリオに変えるの面倒くさい…」Wordを開くたびにこんな不満を感じていませんか?実は、Wordのフォント初期設定を一度変更するだけで、この煩わしい作業から永久に解放されるのです。しかも2024年以降、Microsoftは新フォント「Aptos」を標準搭載するという大きな変更を行いました。この記事では、Windows版・Mac版両対応の設定方法から、多くの人が陥りやすい設定が保存されない問題の解決策まで、完全網羅してお伝えします。
- Wordのフォント初期設定を変更する3つの方法(基本・スタイル・テーマ)の完全解説
- 2024年の新標準フォント「Aptos」から以前のフォントに戻す具体的手順
- 設定が保存されない原因と解決策、そしてテキストボックスや図形にも適用する裏技
- Wordの既定フォントとは何か?最新バージョンの変化を理解しよう
- 基本編フォントダイアログから既定フォントを変更する手順
- 応用編テーマのフォントを使って見出しと本文を一括管理する方法
- 2024年の新標準フォント「Aptos」から以前のフォントに戻す方法
- 設定が保存されない問題の原因と解決策
- 意外と知られていない?テキストボックスや図形内の文字にも適用する方法
- スタイル機能を使った上級テクニック
- 現場で使えるVBAマクロ集フォント関連の自動化テクニック
- 現場で本当によくある困りごとと具体的な解決策
- 知っておくと差がつく応用テクニック
- フォント選びで失敗しないための実践的アドバイス
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Wordの文字フォント初期設定に関するよくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ今すぐフォント設定を見直して作業効率を上げよう
Wordの既定フォントとは何か?最新バージョンの変化を理解しよう
Wordで新規文書を作成したとき、最初から設定されている文字の書体のことを「既定フォント」または「デフォルトフォント」と呼びます。この設定は、Wordのバージョンや地域設定によって異なります。日本語版Wordでは長らく「MS明朝」や「游明朝」が標準でしたが、2024年にMicrosoft Officeの大規模アップデートにより、全世界で「Aptos」という新しいフォントが既定として採用されました。
この変更により、従来の「Calibri」(英数字)や「游明朝」(日本語)に慣れていたユーザーから戸惑いの声が多数上がっています。Aptosは現代的で読みやすいデザインを目指して開発されたフォントですが、印刷時に文字間隔が崩れるなどの報告もあり、以前のフォントに戻したいというニーズが高まっています。
既定フォントを変更する意義は単なる見た目の好みだけではありません。作業効率の大幅な向上が期待できます。新規文書を作成するたびにフォントを変更する手間がなくなり、社内文書の統一感も保てます。特にビジネスシーンでは、会社指定のフォントを既定に設定しておくことで、うっかり異なるフォントで作成してしまうミスを防げます。
基本編フォントダイアログから既定フォントを変更する手順
最もシンプルで確実な方法が、フォントダイアログボックスから設定を変更するやり方です。Windows版とMac版で若干操作が異なりますので、それぞれ解説します。
Windows版Wordでの設定手順
まず新規の白紙文書を開きます。次にホームタブを選択し、フォントグループの右下にある小さな矢印アイコン(ダイアログボックス起動ツール)をクリックしてください。キーボードショートカットCtrl+Dでも同じダイアログを開けます。
フォントダイアログボックスが表示されたら、「日本語用のフォント」と「英数字用のフォント」をそれぞれ設定します。ここで重要なのは、日本語と英数字で異なるフォントを設定できるという点です。例えば日本語は「メイリオ」、英数字は「Arial」といった組み合わせが可能です。フォントサイズも同時に設定できるので、普段使用するサイズ(10.5ptや11ptなど)に変更しておきましょう。
設定が完了したら、ダイアログ左下にある「既定に設定」ボタンをクリックします。すると「このドキュメントのみ」か「Normal.dotmテンプレートを使用したすべての文書」かを選択するダイアログが表示されます。今後作成するすべての文書に適用したい場合は、「Normal.dotmテンプレートを使用したすべての文書」を選択してOKを押してください。
Mac版Wordでの設定手順
Mac版では操作が少し異なります。メニューバーから「書式」→「フォント」を選択するか、ショートカットCommand+Dを押してフォントダイアログを開きます。希望するフォントとサイズを選択したら、左下の「既定値」ボタンをクリックし、確認ダイアログで「はい」を選択すれば完了です。
応用編テーマのフォントを使って見出しと本文を一括管理する方法
基本の設定方法に加えて、より高度な管理方法として「テーマのフォント」機能があります。この機能を使いこなすと、見出しと本文のフォントをワンクリックで切り替えられるようになり、文書全体の統一感を保ちながら作業効率を劇的に向上させることができます。
テーマのフォントとは何か
Wordのフォント設定をよく見ると、「+見出しのフォント」「+本文のフォント」という表記があることに気づくでしょう。これは特定のフォント名を直接指定しているのではなく、テーマに紐づいたフォント設定を参照しているという意味です。テーマのフォントは「英数字用の見出し」「英数字用の本文」「日本語用の見出し」「日本語用の本文」の4種類で構成されており、この組み合わせを変更するだけで文書全体のフォントが一括で切り替わります。
テーマのフォントを変更する具体的手順
デザインタブを開き、「ドキュメントの書式設定」グループにある「フォント」をクリックすると、あらかじめ用意されたフォントセットの一覧が表示されます。ここから好みの組み合わせを選択するだけで、見出しと本文のフォントが一括で変わります。
既存のセットで満足できない場合は、一覧の一番下にある「フォントのカスタマイズ」を選択しましょう。「新しいテーマのフォントパターンの作成」画面が開き、見出し用フォントと本文用フォントを自由に組み合わせて保存できます。このカスタムセットは次回以降も選択可能になるため、一度作成すれば繰り返し使えます。
カスタマイズしたフォントセットを今後の既定にしたい場合は、セットを選択した状態で「既定に設定」ボタンをクリックし、「現在のスタイルセットとテーマを既定値として設定しますか?」というメッセージに「はい」と答えれば完了です。
2024年の新標準フォント「Aptos」から以前のフォントに戻す方法
Microsoft 365の最新アップデートで導入されたAptosフォントは、15年間使われてきたCalibrリに代わる新しい標準フォントです。モダンで洗練されたデザインが特徴ですが、「読みにくい」「以前のフォントに慣れている」という理由から、CalibriやMS明朝に戻したいという声が非常に多く聞かれます。
手っ取り早く以前のテーマに戻す方法
最も簡単な方法は、テーマ自体を以前のバージョンに切り替えることです。デザインタブから「テーマ」をクリックし、表示されるリストから「Office 2013-2022」というテーマを選択してください。これだけでCalibrやCalibri Lightを使用する以前の設定に戻ります。この変更を今後のすべての文書に適用するには、「既定に設定」→「はい」の操作を忘れずに行いましょう。
日本語フォントを従来のMS書体に戻す方法
日本語環境で以前のMS明朝やMSゴシックを使いたい場合は、デザインタブの「フォント」から「Office 2007-2010」を選択するのが最も簡単です。このセットは見出しにMSゴシック、本文にMS明朝が設定されています。または前述の「フォントのカスタマイズ」機能を使って、見出し・本文ともにMS P明朝やメイリオなど好みのフォントを自由に組み合わせることもできます。
設定が保存されない問題の原因と解決策
「何度設定しても元に戻ってしまう」というトラブルは、Wordユーザーから最も多く寄せられる相談の一つです。この問題にはいくつかの原因が考えられますので、順番に確認していきましょう。
Normal.dotmファイルのアクセス権限を確認する
Wordの既定設定はNormal.dotmというテンプレートファイルに保存されます。このファイルが読み取り専用になっていたり、書き込み権限がなかったりすると、設定変更が保存されません。Windowsのエクスプローラーで「Normal.dotm」と検索し、ファイルを右クリックして「プロパティ」を開きます。「全般」タブで「読み取り専用」にチェックが入っていないことを確認し、「セキュリティ」タブで自分のユーザー名に書き込み権限があることを確認してください。
アドインが原因の場合の対処法
権限に問題がないのに設定が保存されない場合、Wordアドインが原因である可能性があります。「ファイル」→「オプション」→「アドイン」を開き、有効になっているアドインを一時的にすべて無効にしてから、既定フォントの設定を再度行ってみてください。設定が保存されるようになったら、アドインを一つずつ有効に戻して原因となっているものを特定します。
Microsoftアップデートによる設定リセットへの対策
2024年のAptosフォント導入時のように、Officeの大規模アップデートによってテーマ設定がリセットされることがあります。このような場合は、単にフォントを変更するだけでなく、テーマ全体を古いバージョンに切り替えて既定に設定することで、アップデート後も設定が維持されやすくなります。また、カスタマイズしたテーマのフォントセットに名前をつけて保存しておけば、万が一リセットされても素早く復元できます。
意外と知られていない?テキストボックスや図形内の文字にも適用する方法
ホームタブでフォントを変更しただけでは、実はテキストボックスや図形の中に入力する文字には反映されません。これらは標準の游明朝(または設定によってはAptos)のまま入力されてしまいます。この問題を解決するには、ページ設定からフォントを指定する必要があります。
レイアウトタブを開き、「ページ設定」グループの右下にあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。「ページ設定」ダイアログが開いたら、「文字数と行数」タブの右下にある「フォントの設定」ボタンをクリックしてください。ここで設定したフォントは、本文だけでなくテキストボックスや図形内の文字にも適用されます。設定後は「OK」→「OK」と順にクリックして閉じましょう。
ただし注意点として、あいさつ文の自動挿入機能を使った場合は、挿入された部分から標準フォントに戻ってしまうことがあります。この場合は該当部分を選択して、ホームタブの「すべての書式をクリア」ボタンをクリックすれば、設定したフォントに戻すことができます。
スタイル機能を使った上級テクニック
さらに高度な管理を行いたい場合は、「標準」スタイルのフォントを直接編集する方法があります。ホームタブのスタイルギャラリーにある「標準」を右クリックし、「変更」を選択します。「スタイルの変更」ダイアログで好みのフォントを設定し、左下の「書式」→「フォント」からさらに詳細な設定も可能です。
重要なポイントとして、日本語と英数字のフォントを別々に指定したい場合は、フォント選択欄で「(すべて)」を選ばないように注意してください。「(すべて)」を選ぶと日本語・英数字が同じフォントで統一されます。日本語と英数字で異なるフォントを使いたい場合は、「日本語」欄と「英数字」欄をそれぞれ個別に設定する必要があります。
設定変更を今後の文書にも適用するには、ダイアログ下部の「このテンプレートを使用した新規文書」にチェックを入れてからOKをクリックします。
現場で使えるVBAマクロ集フォント関連の自動化テクニック
ここからは、日々の業務で本当に役立つVBAマクロをご紹介します。「そこまでしなくても…」と思うかもしれませんが、一度設定してしまえば何百時間もの作業時間を節約できます。特に大量の文書を扱う方や、社内で統一フォーマットを管理している方には必見の内容です。
マクロ1文書内のすべてのフォントを一括変換する
他人から受け取った文書でフォントがバラバラ…という経験は誰しもあるでしょう。このマクロを使えば、文書全体のフォントをワンクリックで統一できます。
Sub 全フォント一括変換()
Dim targetFont As String
targetFont = "メイリオ"
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Replacement.ClearFormatting
.Replacement.Font.Name = targetFont
.Text = ""
.Replacement.Text = ""
.Forward = True
.Wrap = wdFindContinue
.Format = True
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
MsgBox "フォントを「" & targetFont & "」に変換しました。"
End Sub
このマクロのポイントは、検索文字列を空にして書式だけを置換している点です。targetFontの部分を好みのフォント名に変更すれば、そのフォントに統一されます。日本語フォントと英数字フォントを別々に設定したい場合は、Font.NameプロパティをFont.NameFarEast(日本語用)とFont.NameAscii(英数字用)に分けて記述してください。
マクロ2テキストボックス内のフォントも一括変更する
本文のフォントは変更できても、テキストボックスや図形内の文字が取り残されることがよくあります。以下のマクロは図形やテキストボックス内のフォントまですべて変換します。
Sub テキストボックス含む全フォント変換()
Dim shp As Shape
Dim newFont As String
newFont = "游ゴシック"
' 本文のフォントを変更
ActiveDocument.Content.Font.Name = newFont
' 図形・テキストボックス内のフォントを変更
For Each shp In ActiveDocument.Shapes
If shp.TextFrame.HasText Then
shp.TextFrame.TextRange.Font.Name = newFont
End If
Next shp
MsgBox "本文および全テキストボックスのフォントを変更しました。"
End Sub
マクロ3特定のフォントだけを別のフォントに置換する
「MSゴシックの部分だけをメイリオに変えたい」というピンポイントな要望に応えるマクロです。他のフォントには影響を与えません。
Sub 特定フォント置換()
Dim searchFont As String
Dim replaceFont As String
searchFont = "MS ゴシック"
replaceFont = "メイリオ"
With ActiveDocument.Content.Find
.ClearFormatting
.Font.Name = searchFont
.Replacement.ClearFormatting
.Replacement.Font.Name = replaceFont
.Text = ""
.Replacement.Text = ""
.Execute Replace:=wdReplaceAll
End With
MsgBox searchFont & " を " & replaceFont & " に置換しました。"
End Sub
マクロ4見出しスタイルのフォントを一括変更する
スタイル機能を使っている方向けのマクロです。見出し1から見出し3までのフォントを一括で変更できます。
Sub 見出しフォント一括変更()
Dim headingFont As String
headingFont = "游ゴシック Bold"
With ActiveDocument
.Styles(wdStyleHeading1).Font.Name = headingFont
.Styles(wdStyleHeading2).Font.Name = headingFont
.Styles(wdStyleHeading3).Font.Name = headingFont
End With
MsgBox "見出し1~3のフォントを変更しました。"
End Sub
マクロの登録方法
これらのマクロを使うには、まずWordでAlt+F11を押してVisual Basic Editorを開きます。「挿入」→「標準モジュール」を選択し、上記のコードを貼り付けてください。実行するときはAlt+F8でマクロ一覧を表示し、実行したいマクロを選んで「実行」をクリックします。よく使うマクロはクイックアクセスツールバーに登録しておくと、ワンクリックで呼び出せて便利です。
現場で本当によくある困りごとと具体的な解決策
ここからは、私が実際に体験した、あるいは多くのユーザーから相談を受けた「あるある」トラブルとその解決策を共有します。マニュアルには載っていない、現場ならではの知恵が詰まっています。
困りごと1コピペすると元のフォントが混入する問題
Webサイトや他の文書からテキストをコピーして貼り付けると、元の書式がそのまま持ち込まれてフォントがバラバラになることがあります。これを防ぐには「貼り付けのオプション」を使い分けるのがコツです。
貼り付け後に表示される小さなアイコンをクリックするか、Ctrl+Alt+Vで「形式を選択して貼り付け」を開き、「テキストのみ保持」を選択してください。これで書式情報を排除した純粋なテキストだけが貼り付けられ、現在の文書のフォント設定が適用されます。毎回この操作をするのが面倒なら、「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」から貼り付け時の既定動作を「テキストのみ保持」に変更することもできます。
困りごと2日本語と英数字でフォントが勝手に切り替わる
日本語を入力しているときは游明朝なのに、半角英数を打った瞬間Centuryに変わる…という現象です。これはWordの仕様で、日本語用フォントと英数字用フォントが別々に設定されていることが原因です。
解決策は、スタイルの「標準」を右クリック→「変更」→書式のプルダウンで「(すべて)」を選択し、同じフォントを指定することです。こうすれば日本語も英数字も同じフォントで統一されます。逆に、意図的に英数字だけ別フォント(例日本語はメイリオ、英数字はSegoe UI)にしたい場合は、それぞれ個別に設定すれば実現できます。
困りごと3あいさつ文を挿入するとフォントがリセットされる
「挿入」タブの「あいさつ文」機能を使うと、せっかく設定したフォントが標準フォントに戻ってしまいます。これはあいさつ文のテンプレートが独自の書式を持っているためです。
対処法は意外とシンプルで、挿入された部分を選択して「すべての書式をクリア」ボタン(ホームタブのフォントグループにある消しゴムアイコン)をクリックするだけです。これで文書の既定フォントに戻ります。ただし、この方法を使うには事前にフォントの既定設定を済ませておく必要があります。
困りごと4他のPCで開いたらフォントが変わっていた
自分のPCでは完璧に見えていた文書が、取引先や同僚のPCで開くと全然違うフォントで表示される…これはフォントがインストールされていない環境で開いた場合に起こります。
解決策は2つあります。まず一つ目は、Windows標準フォント(游明朝、游ゴシック、メイリオ、MS明朝、MSゴシックなど)を使うこと。これらはほぼすべてのWindows PCに入っているため、環境による表示差異を最小限に抑えられます。二つ目は、フォントを文書に埋め込む方法です。「ファイル」→「オプション」→「保存」から「ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れてください。ただし、ファイルサイズが大きくなる点と、ライセンスによっては埋め込みが許可されていないフォントがある点に注意が必要です。
困りごと5ストアアプリ版Officeでフォント設定が効かない
Windows 10以降でプリインストールされているOfficeには「ストアアプリ版」と「デスクトップ版」があり、ストアアプリ版ではフォント関連の一部機能が正常に動作しないことがあります。フォントを変更しても保存されない、変更後に勝手に元に戻るといった症状が典型的です。
根本的な解決策は、ストアアプリ版をアンインストールしてデスクトップ版を再インストールすることです。Microsoftアカウントにログインして、office.comから「Officeをインストール」を選ぶとデスクトップ版がダウンロードされます。切り替え後はフォント設定が正常に機能するようになるケースがほとんどです。
知っておくと差がつく応用テクニック
Normal.dotmを直接編集して完全カスタマイズする方法
フォントの既定設定はNormal.dotmというテンプレートファイルに保存されています。このファイルを直接編集すれば、フォントだけでなく余白、行間、スタイルなどすべての既定値を思い通りにカスタマイズできます。
ファイルの場所は%APPDATA%\Microsoft\Templatesです。エクスプローラーのアドレスバーにこのパスを貼り付けてEnterを押せば、すぐにフォルダが開きます。Normal.dotmをダブルクリックすると新規文書が作成されてしまうので、Wordを起動してから「ファイル」→「開く」でこのファイルを開く必要があります。編集後は上書き保存すれば、次回以降すべての新規文書に設定が反映されます。
複数のテンプレートを使い分ける運用術
社内文書用、顧客向け提案書用、個人用など、用途によって異なるフォント設定を使い分けたい場合は、用途別のテンプレートを作成するのが効率的です。
まず理想のフォント・レイアウト・スタイルを設定した文書を作成します。次に「ファイル」→「名前を付けて保存」でファイルの種類を「Wordテンプレート(*.dotx)」に変更して保存します。このテンプレートから新規文書を作成すれば、毎回同じ設定でスタートできます。テンプレートは「C:\Users\ユーザー名\Documents\Officeのカスタムテンプレート」に保存すると、「新規作成」画面の「個人用」タブからすぐにアクセスできて便利です。
置換機能でフォントを変更する裏技
VBAマクロを使わなくても、標準の「検索と置換」機能でフォントを一括変更できます。Ctrl+Hで置換ダイアログを開き、「オプション」→「ワイルドカードを使用する」にチェックを入れます。「検索する文字列」に半角アスタリスク「*」を入力し、「置換後の文字列」は空のまま、下部の「書式」→「フォント」で変換先のフォントを指定します。「すべて置換」をクリックすれば完了です。
この方法の利点は、置換前に「次を検索」で確認しながら進められる点と、元に戻す(Ctrl+Z)が効く点です。マクロに比べて安全性が高いので、初めての方はこちらから試してみることをおすすめします。
フォント選びで失敗しないための実践的アドバイス
ビジネス文書に適したフォントの選び方
どのフォントを選べばいいか迷ったときは、「読みやすさ」と「汎用性」を基準に考えましょう。ビジネス文書では奇抜なフォントは避け、誰もが読みやすいスタンダードなフォントを選ぶのが無難です。
日本語の本文には游明朝またはメイリオがおすすめです。游明朝は長文でも疲れにくい伝統的な明朝体で、報告書や契約書に適しています。メイリオは画面表示での可読性が高く、プレゼン資料やWeb向け文書に向いています。見出しには游ゴシックやメイリオなど、本文より太めで視認性の高いフォントを組み合わせると、メリハリのある文書になります。
絶対に避けるべきフォントの組み合わせ
デザインの基本として、1つの文書で使うフォントは2〜3種類までに抑えるのが鉄則です。それ以上増やすと雑然とした印象になり、読み手の集中力を削いでしまいます。また、明朝体同士を複数使う(例MS明朝と游明朝を混在させる)のも避けてください。微妙な違いがかえって不統一感を生みます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と説明してきましたが、正直なところを言わせてもらうと、フォント設定で消耗するのは時間の無駄です。私もかつては完璧な設定を追い求めて何時間も費やしていましたが、今はもっとシンプルな考え方に落ち着きました。
結論から言うと、テーマのフォントを「Office 2013-2022」に変更して、デザインタブから「既定に設定」をクリック、これだけやっておけば99%の問題は解決します。細かくカスタマイズしたい気持ちはわかりますが、Microsoftのアップデートで設定が吹き飛ぶリスクを考えると、あまり複雑な設定を仕込まない方が精神衛生上も良いです。
もう一つ本音を言うと、フォントダイアログからの設定より、テーマのフォント機能を使う方が圧倒的に楽です。なぜなら、テーマのフォントを変更すれば見出しも本文も一括で切り替わるから。フォントダイアログで「既定に設定」しても、それは標準スタイルにしか効かないので、見出しスタイルは別途設定が必要になります。最初からテーマのフォントで管理しておけば、その手間がまるっと省けます。
VBAマクロについても、「便利そうだけど敷居が高い…」と感じる方が多いと思います。でも実際のところ、一度作ってしまえば何年も使える資産になります。特に「テキストボックス含む全フォント変換」のマクロは、他人から受け取った書式バラバラの文書を一瞬で整えられるので、上司から「これ直しといて」と言われたときに本当に重宝します。騙されたと思って一度試してみてください。
最後に一番大事なことを言います。設定に凝るより、まず会社や部署でフォントのルールを決めること。これが最強の解決策です。「本文は游明朝10.5pt、見出しは游ゴシックBold」みたいにシンプルなルールを全員で共有すれば、誰が作っても統一感のある文書ができます。設定方法を一人で抱え込まず、チーム全体の課題として取り組むのが、結局は一番効率的なんですよね。
Wordの文字フォント初期設定に関するよくある質問
Word Onlineでも既定フォントを変更できますか?
残念ながら、Word Online(ブラウザ版)では既定フォントの永続的な変更はできません。作業中の文書でフォントを変更することは可能ですが、新規文書を作成するたびにCalibrや游明朝といった標準フォントにリセットされます。既定フォントを変更したい場合は、デスクトップ版のWordを使用する必要があります。
ExcelやPowerPointでも同じ方法でフォントを変更できますか?
Office製品ごとに設定方法が異なります。Excelでは「ファイル」→「オプション」→「基本設定」から「新しいブックの作成時」セクションで既定フォントを変更します。PowerPointではスライドマスターを編集してテンプレートとして保存する方法が一般的です。同じOffice製品でも統一されていない点は、多くのユーザーが混乱する原因となっています。
おすすめのフォントの組み合わせはありますか?
ビジネス文書では見出しに太めのフォント、本文に細めのフォントを組み合わせるのが基本です。日本語フォントのおすすめとしては、見出しに「メイリオ」または「游ゴシック Medium」、本文に「游明朝」の組み合わせが読みやすく無難です。英数字を混在させる文書では、「Segoe UI」と「游ゴシック」の組み合わせも視認性が高くおすすめです。派手なフォントは避け、可読性とアクセシビリティを意識した選択を心がけましょう。
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まとめ今すぐフォント設定を見直して作業効率を上げよう
Wordのフォント初期設定を変更することは、毎日の作業効率を大きく向上させる簡単で効果的な方法です。基本的なフォントダイアログからの設定、テーマのフォント機能を使った一括管理、そしてスタイルを活用した高度な管理まで、自分の用途に合った方法を選んで実践してみてください。
2024年に導入されたAptosフォントに馴染めない方は、今回紹介した方法でCalibriや游明朝に戻すことができます。また、設定が保存されないトラブルに遭遇した場合は、Normal.dotmファイルの権限確認やアドインの無効化を試してみましょう。
一度設定してしまえば、今後作成するすべての文書に自動で適用されるため、文書を開くたびにフォントを変更するストレスから解放されます。ぜひこの機会に、あなたのWordを最適な状態にカスタマイズしてください。





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