Excelでマクロを使おうとしたら、「セキュリティの警告」や「マクロが無効になっています」と表示されて困ったことはありませんか?特に、Windows 11にアップデートした後にこのような問題が増えているようです。今回は、そんなお悩みを解消するために、初心者の方でもわかりやすく、Excelのセキュリティセンターを使ってマクロを有効化する方法をお伝えします。
Excelのマクロが無効化される理由とは?
まず、なぜExcelのマクロが無効化されるのか、その理由を簡単にご説明します。
- セキュリティ強化マクロは便利な機能ですが、悪意のあるコードが含まれている場合もあります。これを防ぐため、Excelではマクロの実行を制限しています。
- ファイルの保存場所インターネットからダウンロードしたファイルや、ネットワーク上の共有フォルダに保存されたファイルは、セキュリティ上の理由からマクロが無効化されることがあります。
- ファイルのプロパティ設定ダウンロードしたファイルには「インターネットから取得した可能性があります」といった情報が含まれており、これが原因でマクロが無効化されることがあります。
マクロを有効化するための基本的な手順
それでは、Excelでマクロを有効にするための基本的な手順をご紹介します。
- Excelを開き、「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「トラストセンター」をクリックします。
- 「トラストセンターの設定」をクリックし、「マクロの設定」を選択します。
- 「マクロを有効にする(推奨)」を選択し、「OK」をクリックします。
これで、Excel内でマクロが有効になります。ただし、これだけではすべてのケースに対応できない場合があります。
共有フォルダやインターネットからのファイルでマクロが無効になる場合の対処法
特に、共有フォルダやインターネットからダウンロードしたExcelファイルでマクロが無効になることがあります。そんなときの対処法をご紹介します。
ファイルのプロパティを確認する
ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。表示されたウィンドウで、「セキュリティ」の項目に「このファイルは他のコンピューターから取得したものであるため、ブロックされています。」と表示されている場合があります。この場合、「ブロックの解除」ボタンをクリックし、「OK」を押してください。
信頼できる場所にフォルダを追加する
共有フォルダや特定のフォルダを信頼できる場所として設定することで、マクロの警告を回避できます。
- Excelを開き、「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「トラストセンター」をクリックします。
- 「トラストセンターの設定」をクリックし、「信頼できる場所」を選択します。
- 「新しい場所の追加」をクリックし、信頼するフォルダのパスを入力します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
保護ビューの設定を変更する(注意が必要)
保護ビューは、インターネットから取得したファイルを制限付きで開く機能です。これを無効にすることで、マクロの警告を回避できますが、セキュリティリスクが高まるため、慎重に行ってください。
- Excelを開き、「ファイル」タブをクリックします。
- 「オプション」を選択し、「トラストセンター」をクリックします。
- 「トラストセンターの設定」をクリックし、「保護ビュー」を選択します。
- 表示された3つのチェックボックスのうち、無効にしたい項目のチェックを外します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
よくある質問や疑問
Q1: 共有フォルダにあるExcelファイルでマクロが無効化されてしまいます。どうすればよいですか?
共有フォルダにあるファイルの場合、まずそのフォルダを信頼できる場所として設定してください。また、ファイルのプロパティで「ブロックの解除」を行うことも効果的です。
Q2: インターネットからダウンロードしたExcelファイルでマクロが無効化されます。どうすればよいですか?
ダウンロードしたファイルのプロパティで「ブロックの解除」を行うことで、マクロが有効になる場合があります。それでも解決しない場合は、信頼できる場所にフォルダを追加することを検討してください。
Q3: 保護ビューを無効にすることは推奨されますか?
保護ビューを無効にすると、セキュリティリスクが高まります。信頼できるファイルやフォルダに対してのみ設定を変更し、不明なファイルに対しては注意を払ってください。
まとめ
Excelのマクロを有効にするためには、セキュリティセンターでの設定変更が必要です。特に、共有フォルダやインターネットからダウンロードしたファイルでは、マクロが無効化されることがあります。そんなときは、ファイルのプロパティでの設定変更や、信頼できる場所へのフォルダ追加、保護ビューの設定変更などを試してみてください。ただし、セキュリティリスクを避けるため、設定変更は慎重に行い、不明なファイルには注意を払いましょう。
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