パソコンを使っていると、いろんな作業を同時に進めたくなりますよね。例えば、「調べ物をしながら資料を作成したい」「メールを確認しつつ、別のウィンドウで動画を見たい」といった場面です。そんなときに便利なのが、Windows 11の「仮想デスクトップ」機能です。
仮想デスクトップを使うと、1台のパソコンで複数の作業スペースを作ることができ、作業がぐっと効率よくなります。今回は、初心者の方にもわかりやすく、仮想デスクトップの追加方法や便利な使い方をご紹介します。
仮想デスクトップって何？
Windowsのイメージ
仮想デスクトップとは、1台のパソコンで複数のデスクトップ画面を作成できる機能です。これにより、作業内容ごとに画面を分けて表示できるため、作業が整理され、効率よく進められます。
例えば、以下のように使い分けることができます。
- デスクトップ1調べ物用（ブラウザを開く）
- デスクトップ2資料作成用（WordやExcelを開く）
- デスクトップ3メールやチャット用（OutlookやTeamsを開く）
これにより、画面がごちゃごちゃせず、必要なアプリやウィンドウをすぐに切り替えて使うことができます。
仮想デスクトップを追加する方法
それでは、実際に仮想デスクトップを追加する方法を見ていきましょう。初心者の方でも安心してできるように、手順をわかりやすく説明します。
方法1タスクビューから追加する
- 画面下のタスクバーにある「タスクビュー」ボタンをクリックします。
- 画面上部に現在のデスクトップが表示されます。右上にある「新しいデスクトップ」をクリックします。
- 新しいデスクトップが作成され、切り替えができるようになります。
方法2ショートカットキーを使う
キーボード操作が得意な方には、ショートカットキーを使う方法も便利です。
- キーボードの「Windowsキー + Ctrl + D」を同時に押します。
- 新しいデスクトップが作成され、すぐに切り替えができます。
この方法を覚えておくと、作業中に素早くデスクトップを切り替えることができ、効率がアップします。
仮想デスクトップを使いこなすためのポイント
仮想デスクトップをより効果的に使うためのポイントをいくつかご紹介します。
デスクトップの名前を変更する
複数のデスクトップを使うと、どのデスクトップが何の作業用か分からなくなることがあります。そんなときは、デスクトップに名前を付けておくと便利です。
- タスクビューで、名前を変更したいデスクトップを右クリックします。
- 「名前の変更」を選択し、わかりやすい名前を入力します。
例えば、「調べ物」「資料作成」「メール確認」など、用途に応じた名前を付けておくと、作業がスムーズになります。
デスクトップごとに壁紙を変える
デスクトップごとに異なる壁紙を設定すると、視覚的に区別しやすくなります。
- デスクトップ上で右クリックし、「個人用設定」を選択します。
- 「背景」をクリックし、好きな画像を選びます。
例えば、「仕事用のデスクトップは落ち着いた色の壁紙」「プライベート用のデスクトップはお気に入りの風景写真」など、気分に合わせて壁紙を変えてみましょう。
よくある質問や疑問
Q1: 仮想デスクトップを追加すると、どれくらいの数まで作成できますか？
Windows 11では、仮想デスクトップの作成に上限はありません。必要に応じて、いくつでも作成できます。ただし、あまり多く作りすぎると、管理が大変になることがありますので、用途に応じて適切な数を作成することをおすすめします。
Q2: 仮想デスクトップを閉じると、開いていたアプリはどうなりますか？
仮想デスクトップを閉じても、そこで開いていたアプリは終了せず、左隣のデスクトップに自動的に移動します。これにより、作業中のアプリを失うことなく、デスクトップを整理できます。
Q3: 仮想デスクトップを使うと、パソコンの動作が遅くなりますか？
通常、仮想デスクトップを使用することでパソコンの動作が大幅に遅くなることはありません。ただし、多くのアプリを同時に開いたり、重い作業を行ったりすると、パソコンの性能によっては動作が遅くなることがあります。必要に応じて、不要なアプリを閉じるなどして、パソコンの負荷を軽減しましょう。
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まとめ
仮想デスクトップを活用することで、1台のパソコンでも複数の作業スペースを作り、作業を効率よく進めることができます。特に、パソコンやスマホの操作に不安がある方でも、簡単に使いこなせる機能です。
ぜひ、今回ご紹介した方法を試してみて、快適なパソコンライフを送ってくださいね。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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