パソコンの動作が遅くなったり、突然「ディスク容量が不足しています」と表示されたりすると、焦ってしまいますよね。特にパソコンやスマホの操作に不安がある方にとっては、どう対処すればよいのか分からないことも多いと思います。そこで、今回はWindows 11のディスク容量不足を解消するための、初心者でもできる簡単な方法をご紹介します。
ディスク容量不足ってどういうこと？
Windowsのイメージ
まず、ディスク容量不足とは、パソコンの記憶領域（Cドライブなど）がいっぱいになってしまい、これ以上新しいデータを保存できない状態を指します。これが起こると、パソコンの動作が遅くなったり、アプリが正常に動作しなくなったりすることがあります。
初心者でもできる！ディスク容量不足の解消法
ストレージセンサーを使って自動でお掃除
Windows 11には「ストレージセンサー」という便利な機能があります。これを使うと、不要なファイルを自動で削除してくれます。
操作手順は以下の通りです
- スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
- 「システム」をクリックし、「ストレージ」を選択します。
- 「ストレージセンサー」をオンにします。
- 「ストレージセンサーの設定」をクリックし、削除する項目（例ごみ箱の中身、ダウンロードフォルダの古いファイルなど）を選択します。
- 設定が完了したら、「今すぐ実行」をクリックして、手動でお掃除を開始できます。
これで、不要なファイルが自動で削除され、ディスク容量が増えます。
一時ファイルを手動で削除
一時ファイルは、インターネットの閲覧履歴やアプリの動作に必要な一時的なデータですが、時間が経つと不要になります。これらを手動で削除することで、空き容量を増やすことができます。
操作手順は以下の通りです
- スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
- 「システム」をクリックし、「ストレージ」を選択します。
- 「一時ファイル」をクリックします。
- 削除したい項目（例インターネット一時ファイル、アプリのキャッシュなど）にチェックを入れ、「ファイルの削除」をクリックします。
これで、一時ファイルが削除され、ディスク容量が増えます。
不要なアプリをアンインストール
使っていないアプリがインストールされていると、それだけでディスク容量を消費してしまいます。不要なアプリをアンインストールすることで、空き容量を増やすことができます。
操作手順は以下の通りです
- スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
- 「アプリ」をクリックし、「インストール済みのアプリ」を選択します。
- 不要なアプリを見つけ、「アンインストール」をクリックします。
- 確認のメッセージが表示されたら、「アンインストール」を再度クリックします。
これで、不要なアプリが削除され、ディスク容量が増えます。
データを外部ストレージに移動
写真や動画、音楽などのデータは、外部のUSBメモリや外付けハードディスクに移動することで、パソコンのディスク容量を節約できます。
操作手順は以下の通りです
- 移動したいデータを選択し、右クリックして「コピー」を選択します。
- 外部ストレージをパソコンに接続し、開きます。
- 外部ストレージ内の適切な場所に右クリックして「貼り付け」を選択します。
これで、データが外部ストレージに移動され、パソコンのディスク容量が増えます。
クラウドサービスを活用
OneDriveなどのクラウドサービスを利用すると、インターネット上にデータを保存でき、パソコンのディスク容量を節約できます。
操作手順は以下の通りです
- OneDriveなどのクラウドサービスにサインインします。
- アップロードしたいデータを選択し、クラウドサービスにアップロードします。
これで、データがクラウドに保存され、パソコンのディスク容量が増えます。
よくある質問や疑問
Q1: ストレージセンサーをオンにしても、すぐにディスク容量が増えません。なぜですか？
ストレージセンサーは、設定した条件に基づいて不要なファイルを削除します。設定した条件が厳しすぎると、削除されるファイルが少なくなり、すぐには容量が増えないことがあります。設定を見直してみてください。
Q2: 一時ファイルを削除しても、ディスク容量が増えません。どうすればよいですか？
一時ファイル以外にも、不要なアプリやデータがディスク容量を消費している可能性があります。上記の方法で不要なアプリやデータを削除してみてください。
Q3: 外部ストレージを使いたくないのですが、どうすればよいですか？
外部ストレージを使わなくても、クラウドサービスを利用することで、データをインターネット上に保存できます。これにより、パソコンのディスク容量を節約できます。
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まとめ
Windows 11のディスク容量不足は、上記の方法で解消できます。特に、ストレージセンサーを活用することで、手間をかけずに自動で不要なファイルを削除できます。パソコンの動作が遅くなったり、容量不足の警告が表示されたりした場合は、ぜひ試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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