Windows 11でリソースモニターを使ってパソコンの状態を簡単に確認する方法

パソコンの動きが遅くなったり、アプリが重く感じたりしたことはありませんか？そんなときに便利なのが、Windows 11に標準で搭載されている「リソースモニター」というツールです。今回は、パソコンの状態を簡単に確認できるリソースモニターの使い方を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

リソースモニターって何？
リソースモニターの起動方法
リソースモニターの使い方
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

リソースモニターって何？

Windowsのイメージ

リソースモニターは、パソコンのCPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用状況をリアルタイムで確認できるツールです。例えば、「パソコンが遅いな」と感じたときに、どの部分が原因かを調べるのに役立ちます。

リソースモニターの起動方法

リソースモニターを開く方法はいくつかあります。自分に合った方法を試してみてください。

スタートメニューから開く

スタートボタンをクリックします。
「すべてのアプリ」を選択します。
「Windowsツール」をクリックします。
「リソースモニター」をダブルクリックして開きます。

タスクマネージャーから開く

タスクバーを右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。
「パフォーマンス」タブをクリックします。
右上の「…」ボタンをクリックし、「リソースモニター」を選択します。

ファイル名を指定して実行から開く

1. キーボードの「Windowsキー + R」を同時に押します。
2. 「ファイル名を指定して実行」が開いたら、「resmon」と入力し、「OK」をクリックします。

スタートメニューの検索から開く

1. スタートボタンをクリックします。
2. 検索バーに「リソースモニター」と入力し、表示された「リソースモニター」をクリックします。

リソースモニターの使い方

リソースモニターを開くと、以下のタブが表示されます。それぞれのタブで、パソコンの状態を詳しく確認できます。

概要タブ

ここでは、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用状況がグラフで表示されます。全体的なパソコンの状態をざっくりと把握するのに役立ちます。

CPUタブ

CPUタブでは、各プロセスがどれだけCPUを使用しているかを確認できます。例えば、「Wordを開いたらパソコンが遅くなった」というときに、WordがどれだけCPUを使っているかを確認できます。

メモリタブ

メモリタブでは、どのプロセスがどれだけメモリを使用しているかを確認できます。メモリの使用状況が高いと、パソコンの動作が遅くなることがあります。

ディスクタブ

ディスクタブでは、各プロセスがどれだけディスクを使用しているかを確認できます。ディスクの使用状況が高いと、パソコンの動作が遅くなることがあります。

ネットワークタブ

ネットワークタブでは、どのプロセスがどれだけネットワークを使用しているかを確認できます。ネットワークの使用状況が高いと、インターネットの速度が遅くなることがあります。

よくある質問や疑問

Q1: リソースモニターを使ってもパソコンの問題が解決しません。どうすればいいですか？

リソースモニターは、パソコンの状態を確認するためのツールです。問題の原因がわかったら、不要なアプリを終了したり、パソコンを再起動したりしてみてください。それでも解決しない場合は、専門のサポートに相談することをおすすめします。

Q2: リソースモニターを起動しても、表示される情報が難しく感じます。どうすればいいですか？

リソースモニターの情報は、慣れるまで難しく感じるかもしれません。まずは「概要」タブで全体の状態を確認し、気になる部分があれば「CPU」「メモリ」「ディスク」「ネットワーク」タブで詳しく確認してみてください。必要に応じて、インターネットで情報を検索したり、専門のサポートに相談することも検討してみてください。

Q3: リソースモニターを頻繁に使いたいのですが、毎回起動するのが面倒です。ショートカットを作成できますか？

はい、リソースモニターのショートカットを作成することができます。デスクトップ上で右クリックし、「新規作成」→「ショートカット」を選択します。場所に「resmon」と入力し、「次へ」をクリックします。名前を「リソースモニター」と入力し、「完了」をクリックすると、デスクトップにショートカットが作成されます。