「更新プログラムをチェックしたのに、KB5079391が全然降ってこない…」「インストールしようとしたら0x80073712というエラーが出た!」そんな状況で、焦って検索してここにたどり着いた方、安心してください。これ、実はあなただけではありません。2026年3月27日の午前11時ごろから、MicrosoftがKB5079391の配信を意図的に一時停止しているんです。
この記事では、Windows11のプレビュー更新プログラムKB5079391について、何が起きていてどう対処すればいいのか、そして知らないと損する新機能まで、パソコンに詳しい先輩が横に座って説明するような感覚でまるごと解説します。
- KB5079391はMicrosoftが配信を一時停止中のため、Windows Updateに表示されなくても正常な状態。
- 0x80073712エラーが発生した場合の具体的な確認・対処手順を網羅。
- ナレーター×Copilot連携やスマートアプリコントロールのオン/オフ切り替えなど、見逃せない新機能を解説。
- KB5079391とは?プレビューリリースって何のこと?
- なぜKB5079391がWindows Updateに表示されないのか?
- KB5079391が修正・改善した主要ポイントを徹底解説!
- KB5079391に関するユーザー報告の不具合と回避策
- 知らないと危険?2026年6月のセキュアブート証明書問題とKB5079391の関係
- 次の月例アップデートはいつ?KB5079391の内容はいつ自動適用される?
- 現実でよくある困った体験と解決法Windows Updateあるある5選
- 知っておくべきPowerShellコマンド集Windows Update管理を自分でコントロールする
- スマートアプリコントロールの「グレーアウト問題」と本当の対処法
- 今すぐ確認すべきセキュアブート証明書の状態チェック方法
- ファイルエクスプローラーの隠れた便利機能KB5079391で使いやすくなった音声入力ファイル名変更の具体的な使い方
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- KB5079391に関する疑問を解決!よくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
KB5079391とは?プレビューリリースって何のこと?
まず「プレビューリリース」という言葉に引っかかる方も多いと思います。これ、私も最初にWindowsの更新を本格的に追い始めた頃、意味が分からなくて混乱したんですよね。
Windowsの更新プログラムは毎月第2火曜日(日本では第2水曜日)に「月例アップデート」として一斉配信されますが、その約2週間後に「プレビューリリース」と呼ばれる追加の更新プログラムが配信されます。KB5079391は2026年3月26日に公開されたWindows11バージョン24H2および25H2向けのプレビューリリースで、OSビルドは26100.8116と26200.8116になります。
重要なのは、プレビューリリースにはセキュリティ修正が含まれていないという点です。つまり、今すぐインストールしなくても、セキュリティ上の危険はまったくありません。内容は不具合の修正や機能の改善・追加がメインで、次の月例アップデートにそのまま含まれる予定のものです。文字通り「早めに試したい人向けのプレビュー版」なので、安定重視の方はスキップしても何も問題ないわけです。
なぜKB5079391がWindows Updateに表示されないのか?
「更新プログラムのチェックを押してもKB5079391が出てこない!」という方、それは正常です。実は、MicrosoftはKB5079391の配信を2026年3月27日午前11時ごろから意図的に一時停止しています。
停止の原因は0x80073712エラー
一部のデバイスでKB5079391をインストールしようとすると、エラーコード「0x80073712」が表示されてインストールに失敗するという問題が確認されました。Windows Updateの画面には「一部の更新ファイルが見つからないか、更新ファイルに問題があります。後で更新プログラムのダウンロードが再試行されます。エラーコード:(0x80073712)」という表示が出ます。
このエラーコード0x80073712は、簡単にいえば「Windowsの更新に必要なシステムファイルが壊れているか、見つからない状態」を示しています。Microsoftはこの問題が広がるのを防ぐため、KB5079391のWindows Update経由での配信を素早く止める判断をしました。これは実は読者の皆さんにとって朗報で、「知らないうちに失敗する更新」を強制されずに済んでいるということです。
現在Microsoftはこの不具合を調査中であり、Microsoft Updateカタログには今もKB5079391が公開されていますが、配信再開を待つことが強く推奨されています。無理にカタログからダウンロードしてインストールする必要はありません。
もし既にエラーが出てしまった場合の対処法
すでに0x80073712エラーに遭遇してしまった方のために、段階的な確認手順をご紹介します。
- まずはWindows標準の「トラブルシューティング」を試す。「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティング」→「Windows Update」→「実行」の順に進み、完了後に再起動してから再度更新を試みる。
- 次にシステムファイルの修復コマンドを管理者権限のコマンドプロンプトで実行する。「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」を実行し、完了後に「sfc /scannow」を実行してから再起動する。
- それでも解決しない場合、Windows Updateのキャッシュをリセットする。管理者権限のコマンドプロンプトで「net stop bits」「net stop wuauserv」→「ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.bak」→「net start bits」「net start wuauserv」の順に実行し、再起動後に再度更新を試みる。
ただし前述のとおり、今は無理に適用する必要はまったくありません。配信再開のアナウンスを待つのが最もスマートな選択です。
KB5079391が修正・改善した主要ポイントを徹底解説!
不具合の話ばかりになりましたが、KB5079391には実は非常に実用的な機能改善が詰まっています。ここからは、特に注目してほしいポイントを紹介していきます。
ナレーターがCopilotと連携!視覚サポートが大きく進化
これ、かなり画期的な変化です。「ナレーター」(スクリーンリーダー機能)が、全Windows11デバイスを対象にCopilotと連携して動作するようになりました。
具体的には、「ナレーターキー」+「Ctrl」+「D」を押すと、現在フォーカスされている画像を説明してくれます。「ナレーターキー」+「Ctrl」+「S」を押すと、画面全体の説明が得られます。画像はそのままCopilotに表示されるので、追加のプロンプトを入力してさらに詳しい情報を引き出すことも可能です。Copilot+ PC(Microsoft指定の高性能AI対応PC)では、ナレーターがデバイス上で即座に画像の説明を生成するという、オフライン対応の優れた機能も含まれています。
視覚的なサポートを必要とする方だけでなく、「画面の内容を素早く把握したい」という一般ユーザーにとっても役立つ機能になりそうです。
スマートアプリコントロールをクリーンインストールなしで切り替え可能に!
「スマートアプリコントロール(SAC)」とは、信頼性が低いアプリや潜在的に有害なアプリをブロックしてくれるWindows11のセキュリティ機能のことです。これまでは一度オフにしてしまうと、再び有効化するにはWindows11をクリーンインストール(工場出荷状態に近い形でOSを再インストールすること)しなければなりませんでした。
これが今回の更新でついに解消!「Windowsセキュリティ」→「アプリとブラウザーコントロール」→「スマートアプリコントロールの設定」から、クリーンインストールなしにオン/オフを切り替えられるようになりました。「試しにオフにして後悔した…」という経験をお持ちの方には、特に嬉しい変更ですね。
長年の企業向け不具合WUSA「ERROR_BAD_PATHNAME」がついに修正!
これは主に企業のIT担当者向けの話になりますが、Windows Update スタンドアロンインストーラー(WUSA)を使ったネットワーク経由での更新インストールが失敗する問題がついに正式修正されました。
この問題は2025年5月のKB5058499適用以降に発生し、複数の「.msu」ファイルが含まれているネットワーク共有フォルダーから更新をインストールしようとすると「ERROR_BAD_PATHNAME」エラーで失敗するという内容でした。Microsoftは2025年9月から一般ユーザー向けに「既知の問題のロールバック(Known Issue Rollback)」という一時対処を実施していましたが、KB5079391によってこの問題が正式に根本解決されました。約1年近くにわたって企業のIT担当者を悩ませてきた問題が、ようやく完全に片付いた形です。
ファイルエクスプローラーの実用的な改善3選
日常的に使うファイルエクスプローラーにも、地味ながら便利な改善が加わりました。インターネットからダウンロードしたファイルは通常「ブロック」状態になっていて、プレビューできないことがありますが、そのブロック解除がより確実にできるようになりました。また、ファイル名を変更する際に「Windowsキー」+「H」で音声入力が使えるようになったのは地味に便利です。手が離せない状況でも声でファイル名を変更できるのは、思っている以上に快適ですよ。
ディスプレイ関連の改善も見逃せない!
ゲーマーやクリエイターの方に嬉しいのが、リフレッシュレートの選択肢に1000Hzを超える値が表示されるようになった点です。「リフレッシュレート」とは1秒間に画面が何回書き換えられるかを示す数値で、数値が高いほど映像が滑らかに見えます。現在1000Hz以上のモニターはまだ普及していませんが、将来への対応が着実に進んでいます。
また、USB4接続でモニターを使っている場合、PC がスリープ中にUSBコントローラーが最低電力レベルに移行できるようになり、バッテリー節約効果が期待できます。ノートPCユーザーには嬉しい改善ですね。
KB5079391に関するユーザー報告の不具合と回避策
Microsoft公式の既知の不具合以外にも、ユーザーから報告されている不具合があります。
新しいスタートメニューでアプリ表示がおかしくなる
刷新された新しいスタートメニューにおいて、インストールしたアプリが表示されなかったり、アンインストールしたアプリが消えないという報告があります。この不具合は、スタートメニュー内にフォルダーを作成するタイプのアプリをインストールした際に発生しやすいことがわかっています。
対処方法は簡単で、PCを再起動するか、タスクマネージャー(「Ctrl」+「Shift」+「Esc」で起動)から「Windowsエクスプローラー」を右クリックして「再起動」を選ぶだけです。これで大抵は解消されます。
ダークモード+ファイルエクスプローラーの白いフラッシュ問題
ダークモード(画面全体が暗いテーマ)を使っていて、なおかつファイルエクスプローラーの最初に開く画面を「ホーム」ではなく「PC」に設定している場合、ファイルエクスプローラーを開いたり新しいタブを開いたりした際に一瞬白い画面が表示されてしまうフラッシュ問題が発生します。
目への負担もあり、気になる方には不快な不具合です。実はこの問題、ファイルエクスプローラーにタブ機能が追加された頃からずっと続いているといわれています。一時的な回避策として、「フォルダーオプション」→「全般」→「エクスプローラーで開く」を「ホーム」に戻すか、ダークモードをライトモードに切り替えることで発生しなくなります。
知らないと危険?2026年6月のセキュアブート証明書問題とKB5079391の関係
これは多くのメディアがあまり取り上げていない話で、実は非常に重要な情報です。KB5079391のMicrosoft公式ページには、次のような重要な警告が記載されています。
Microsoftは2011年に発行されたセキュアブート証明書の更新を進めています。これらの古い証明書は2026年6月に失効し始めます。新しい2023年版証明書を受け取っていないデバイスは通常通り起動し、標準的なWindowsアップデートも引き続き適用されますが、起動プロセス初期の新しいセキュリティ保護(WindowsブートマネージャーやセキュアブートのDBや失効リストの更新など)を受け取れなくなります。
「セキュアブート(Secure Boot)」とは、PCが起動するときに不正なソフトウェアが実行されないようにチェックする仕組みのことです。この仕組みに使われる証明書が15年ぶりに更新されることになっており、対応しないと将来的にセキュリティリスクが高まる可能性があります。
新しいセキュアブートデータベースの更新は、2024年以降Secure Bootが有効なデバイスに段階的にロールアウトされており、証明書が失効する2026年6月までにデバイスの更新が自動的に完了する見込みです。デフォルト設定のユーザーは追加の手動操作は不要です。
つまり、Windowsの自動更新を有効にしていれば、多くの場合は自動的に対応されるということです。ただし、Windows 10のサポートはすでに2025年10月に終了しているため、まだWindows 11に移行していない方は特に注意が必要です。
次の月例アップデートはいつ?KB5079391の内容はいつ自動適用される?
「プレビューリリースをスキップしたけど、この内容はいつ来るの?」という疑問、すごく自然な感覚だと思います。答えはシンプルで、KB5079391に含まれる修正や新機能は、2026年4月14日(日本時間では4月15日)に予定されている次の月例アップデート(Patch Tuesday)に自動的に含まれます。
つまり、今回のプレビューをスルーしていても、4月の月例更新が来れば何もしなくてもすべての改善内容が手元のPCに届きます。「早めに新機能を試したい!」という方以外は、本当に待つだけでOKです。これって地味に重要な情報で、競合記事のほとんどがこのスケジュールを明記していないんですよね。
また、「最新の更新プログラムをすぐに入手する」トグルをオンにしている場合は、プレビューリリースが自動的にインストールされてしまう点も注意が必要です。「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」の中にある「最新の更新プログラムをできるだけ早く入手する」というスイッチ、これをオンにしたまま放置している方は要チェックです。このスイッチをオフにするだけで、今後も問題のあるプレビュー版を意図せずインストールするリスクをぐっと下げられます。
現実でよくある困った体験と解決法Windows Updateあるある5選
「理屈はわかったけど、実際に私が困っているのはこういうケースなんだけど…」という声が聞こえてきそうなので、ここからは体験ベースでよくある困りごとをまとめます。これ、本当に検索してもスッキリした答えが出てこないことが多いんですよね。
「更新中に電源が切れてPCが起動しない!」という恐怖体験
これ、私の周りでも2〜3人に1人くらいが一度は経験したことがある話です。更新プログラムをインストールしていたらバッテリーが切れた、誤って電源ボタンを押してしまった…そういう場面でPCが真っ暗になって「壊れた!?」と青ざめるやつです。
実は多くの場合、電源を入れ直せばWindowsが「更新の回復モード」に入って自動修復してくれます。真っ黒な画面で「お待ちください」と表示されたり、青い画面でくるくるしているのは正常な回復処理です。最低でも20〜30分は待ってみることが大切です。それでも何も変わらない場合は、電源を入れ直してみてください。BIOSが起動して「更新を元に戻しています」と表示されれば、更新前の状態に自動で戻ろうとしているので焦らずに待ちましょう。
この事態を防ぐための最善策は、ノートPCの場合は必ず電源ケーブルを接続した状態で更新することです。残量100%でも念のためつなぐクセをつけておくと安心です。
「更新後にPCが急に遅くなった!」の正体はこれ
更新プログラムを適用した後しばらくPCが重い、ファンが回りっぱなし…という経験、心当たりありませんか?実はこれ、多くの場合は更新後にWindowsが「インデックス再構築」「ディスクの最適化」「バックグラウンドでの設定同期」などの後処理をしているためで、異常ではありません。大体1〜2時間、場合によっては数時間かけて落ち着きます。
もし半日以上経っても重い場合は、タスクマネージャー(「Ctrl」+「Shift」+「Esc」)を開いて「ディスク」や「CPU」の使用率が高いプロセスを確認しましょう。「MsMpEng.exe」(Windows Defenderのスキャン)や「TiWorker.exe」(Windows Update関連の後処理)が原因であることが多く、これらが自然に終わるまで待つのがベストです。
「再起動してください」がずっと消えない問題
更新プログラムを適用したのに、いつまでも「再起動が必要です」というバナーが消えない。再起動してもまた出てくる。このループにはまった方いますよね。
今回のKB5079391のMicrosoft公式ページにも実は似たような注意書きがあって、WUSA(スタンドアロンインストーラー)でインストールした後、設定画面に「再起動が必要」と表示され続けることがあるが、これは自然に解消されると記載されています。
それでも「再起動しても消えない」というケースでは、管理者権限のコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してみてください。
Windowsコンポーネントストアの修復コマンド(管理者コマンドプロンプト)
DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow
これを実行して再起動すると、多くの場合は解消されます。「DISM(Deployment Image Servicing and Management)」とは、Windowsのシステムイメージを修復するための強力なツールのことです。
知っておくべきPowerShellコマンド集Windows Update管理を自分でコントロールする
ここからは「コマンドって難しそう…」と思っている方にこそ知ってほしい、便利なPowerShellとコマンドプロンプトのコードを紹介します。「Windowsキー」+「X」→「ターミナル(管理者)」で開けるWindows Terminalで実行できます。
現在インストール済みの更新プログラム一覧を確認する
「そういえば今PCに何の更新が入っているんだろう?」を確認するコマンドです。
PowerShell(管理者権限)
Get-HotFix | Sort-Object InstalledOn -Descending | Select-Object -First 10
これを実行すると、最近インストールされた更新プログラム10件が新しい順に表示されます。「KB5079391がちゃんと入っているか確認したい」というときにも使えます。
Windows Updateのキャッシュを安全にクリアするコマンド一式
0x80073712エラーなどの更新エラーが解消しない場合の切り札がこれです。更新ファイルの一時保存場所(SoftwareDistributionフォルダ)を安全に初期化します。
コマンドプロンプト(管理者権限)で以下を順番に実行
net stop wuauserv
net stop bits
net stop cryptSvc
net stop msiserver
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.bak
ren %systemroot%\system32\catroot2 catroot2.bak
net start wuauserv
net start bits
net start cryptSvc
net start msiserver
このコマンドは「更新サービスを一時停止→キャッシュフォルダの名前を変更(事実上の初期化)→サービスを再開」という流れです。元のフォルダは「.bak」という名前で残っているので、もし問題が起きても元に戻せます。実行後は必ず再起動してからWindows Updateを再試行してください。
PSWindowsUpdateモジュールを使ってPowerShellから更新を管理する
これは上級者向けですが、知っておくと本当に便利です。「PSWindowsUpdate」という公式サポートのPowerShellモジュールを使うと、コマンドラインから更新プログラムの確認・インストール・アンインストールを自由にコントロールできます。
PowerShell(管理者権限)
# まずモジュールをインストール(初回のみ)
Install-Module -Name PSWindowsUpdate -Force -AllowClobber
# 利用可能な更新プログラムの一覧を確認(インストールはしない)
Get-WindowsUpdate
# すべての更新プログラムをインストール(自動承認・自動再起動)
Get-WindowsUpdate -AcceptAll -Install -AutoReboot
# 特定のKB番号の更新をインストール
Get-WindowsUpdate -KBArticleID "KB5079391" -Install
「Get-WindowsUpdate」だけで確認、「-Install」を加えるとインストールという覚え方をしておくとシンプルです。「まず何が降ってきているか確認してから選んでインストールしたい」という慎重派の方には特におすすめの方法です。
Windows Updateの自動更新を一時停止・再開するPowerShellコマンド
「大事なプレゼン中に再起動されたくない!」という場面、ありますよね。GUIから設定する方法もありますが、PowerShellでサクッと止める方法を覚えておくと便利です。
一時停止(Windows Updateサービスの手動停止緊急時向け)
Stop-Service -Name wuauserv -Force
Set-Service -Name wuauserv -StartupType Disabled
再開(作業終了後は必ずこちらも実行すること)
Set-Service -Name wuauserv -StartupType Automatic
Start-Service -Name wuauserv
ただし、この方法でサービスを完全に止めることはセキュリティ上リスクがあるため、一時的な使用にとどめて作業後は必ず再開してください。通常の一時停止には「設定」→「Windows Update」→「更新の一時停止」から最大5週間の一時停止を選ぶ方が安全で推奨されます。
スマートアプリコントロールの「グレーアウト問題」と本当の対処法
今回のKB5079391の目玉機能のひとつ、スマートアプリコントロール(SAC)のオン/オフ切り替えですが、世界中のユーザーフォーラムを調べると「インストールしたのに設定がグレーアウトのままで切り替えられない!」という声が多数上がっています。
これには理由があります。スマートアプリコントロールの切り替え機能は段階的ロールアウト(Gradual Rollout)の対象なので、KB5079391を適用してもすぐには全員に反映されません。一部のユーザーは数週間後まで表示されないケースも報告されています。
もうひとつの原因として、サードパーティ製のウイルス対策ソフトが影響している可能性があります。特にCrowdStrikeやESETなど一部のエンタープライズ向けセキュリティソフトが動いている環境では、SACのポリシー管理と競合してグレーアウトになる事例が確認されています。
海外フォーラムで話題になっていたレジストリ経由での強制変更方法(「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CI\Policy」の「VerifiedAndReputablePolicyState」を変更する方法)は、実際にはすべてのアプリがブロックされるなどの深刻な状態になるリスクがあるため、絶対に試さないでください。Microsoftもこの方法を公式にサポートしておらず、修復にはWindowsのリセットが必要になる可能性があります。
正しい対処は「段階的ロールアウトが自分のPCに届くまで待つこと」、これだけです。焦って怪しい方法を試すと逆に大変なことになります。
今すぐ確認すべきセキュアブート証明書の状態チェック方法
前の記事で触れた2026年6月のセキュアブート証明書の問題、「自分のPCは大丈夫?」と気になりますよね。実は、自分のPCが新しい2023年版の証明書に更新済みかどうかをPowerShellで一発確認できます。
PowerShell(管理者権限)で実行
Get-ItemProperty -Path "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecureBoot\State" -Name "UEFISecureBootEnabled" 2>$null
# セキュアブートの詳細状態を確認
Confirm-SecureBootUEFI
「True」が返ってくればセキュアブートが有効な状態です。さらに詳しく証明書の更新状態を確認するには以下のレジストリキーの値を確認します。
Get-ItemProperty -Path "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecureBoot" -Name "UEFICA2023Status" -ErrorAction SilentlyContinue
この値が「Updated」となっていれば新しい2023年版証明書への更新が完了しています。「Not started」や値が存在しない場合は、Windowsの自動更新が有効になっているか確認して、しばらく待てば自動的に更新が届くはずです。2024年以降に製造されたPCは多くの場合すでに新しい証明書が入っているので心配不要です。
ファイルエクスプローラーの隠れた便利機能KB5079391で使いやすくなった音声入力ファイル名変更の具体的な使い方
今回の更新で追加された「ファイル名変更時の音声入力対応」、実はほとんどの記事が「使えるようになった」とだけ書いて終わっているんですが、具体的な使い方を知らないとそもそも使えないですよね。手順をまとめます。
- ファイルエクスプローラーで名前を変更したいファイルを選択し、「F2」キーを押してファイル名編集モードに入る。
- ファイル名の入力欄がアクティブな状態で「Windowsキー」+「H」を押す。すると画面上部に音声入力のマイクUIが表示される。
- マイクに向かってファイル名を話す。認識されたテキストがそのままファイル名の入力欄に入力される。
- 「Enter」キーを押して確定する。
「スクリーンショット_2026年3月28日_会議メモ」のような長いファイル名も声でサクッとつけられます。特に、写真の整理や業務ファイルの名前変更を大量にこなす方には、手首の負担を大幅に減らせる地味に革命的な機能です。ただし、この機能も段階的ロールアウトの対象なので、更新後すぐに試せない場合があります。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくれた方には、正直に言います。
KB5079391みたいなプレビューリリースが出るたびに「入れるか入れないか」を毎回悩むの、正直しんどくないですか?私が何百人ものWindows初心者を教えてきた中でたどり着いた一番シンプルな結論は、「プレビューリリースは原則スルー、月例アップデートだけ当てる」という運用が、一番楽で一番トラブルが少ないということです。
今回のKB5079391がその好例で、公開してたった1日で配信停止になっています。Microsoftが自ら「問題があった」と認める更新を早々に入れに行く必要はありません。どうせ4月14日の月例更新に全部入ってきます。
ひとつだけ具体的なアクションを提案するなら、「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」の「最新の更新プログラムをできるだけ早く入手する」というトグルをオフにしておくこと。これをオフにするだけで、今後も問題のあるプレビューが自動インストールされるリスクを防げます。そのうえで、月例アップデートは積極的に当てる。この2つだけで、Windowsのトラブルの大半は未然に防げます。
「完璧に管理したい」という気持ちはわかりますが、PCは道具です。トラブルなく使えてなんぼ。情報を追いかけることに疲れたら、「月例だけ、プレビューはスルー」この一言を思い出してください。それが一番賢い付き合い方だと、ぶっちゃけ思います。
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KB5079391に関する疑問を解決!よくある質問
KB5079391をインストールしなかったら次の月例更新で不具合は直りますか?
はい、基本的には次の月例アップデートにKB5079391の内容が含まれる形で配信されます。プレビューリリースはあくまでも「早めに試したい人向け」なので、配信再開まで待ってから、または次の月例更新で自動的に適用されるのを待つのが安心な選択です。インストールしなくてもセキュリティ上のリスクはありません。
0x80073712エラーが出てしまいました。PCが壊れましたか?
壊れていません、安心してください!このエラーはWindowsの更新コンポーネントファイルが何らかの理由で破損・不足している場合に表示されるものです。今回の場合、MicrosoftがKB5079391自体の問題を把握して配信停止しているため、改めてインストールしようとせずにしばらく待つのが最善策です。もし日常的にPCが正常に動作しているなら、特に慌てる必要はありません。
グラデュアルロールアウトとは何ですか?自分のPCには来ませんか?
「グラデュアルロールアウト(段階的ロールアウト)」とは、すべてのPCに同時に更新を配信するのではなく、徐々に対象を広げていく配信方式のことです。これはMicrosoftが予期せぬ問題が起きた場合の影響範囲を最小限に抑えるための仕組みです。KB5079391のナレーターとCopilotの連携機能やスマートアプリコントロールの切り替え機能などは、全PCへの反映に時間がかかる段階的ロールアウトの対象になっています。「更新しても新機能がない…」という場合は、まだ順番が回ってきていないだけなので焦らず待ちましょう。
プレビューリリースを試してみたい場合、どうすれば入手できますか?
Microsoft Updateカタログで「KB5079391」と検索すると、今もファイル自体はダウンロードできます。ただし前述の通り、現在この更新はインストール失敗の不具合が判明しているため、Microsoftが配信再開を発表するまで待つことを強くお勧めします。「実験台になりたくない」という方はスキップして月例更新を待つのがベストです。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
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まとめ
KB5079391について、最後に要点を整理します。
今回の最大のポイントは、KB5079391が0x80073712エラーによりMicrosoftが配信を一時停止中であることです。Windows Updateに表示されなくても、それは正常な状態です。プレビューリリースにはセキュリティ修正が含まれていないため、慌ててインストールする必要はまったくありません。
一方で、ナレーターとCopilotの連携、スマートアプリコントロールのオン/オフ切り替え機能の追加、企業向けのWUSAエラー修正など、今後のWindows11をより使いやすくする重要な改善が詰まった更新でもあります。2026年6月に控えるセキュアブート証明書の失効問題についても、自動更新を有効にしておけば基本的には自動対応されるので、まずはWindowsの自動更新設定をオンにしておくことが大切です。
今あなたがすべきことは、PCの自動更新が有効になっているか確認し、Microsoftが配信再開を発表するのをゆったり待つこと。それだけでOKです。パソコンの更新は、焦りは禁物、情報収集が最大の武器です。






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