「また大してかわらないアップデートでしょ?」って思っているあなた、ちょっと待ってください。2026年3月26日にMicrosoftがリリースしたWindows11の最新プレビューアップデートKB5079391、実はこれが今までと少し違うんです。正直なところ、私もWindowsのアップデートには半信半疑なところがありました。「改善する」と言ってはなかなか動かないMicrosoftに、少し疲れていたというか……。でも今回のアップデートを見て、久しぶりに「お、本気出してきたかも」と感じたんです。
この記事では、そんなKB5079391の内容を初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。難しい専門用語は全部かみ砕いてお伝えしますので、安心して読み進めてください!
- KB5079391はWindows11の使い勝手を大きく改善する2026年3月リリースの注目プレビューアップデート。
- File Explorerの長年の不満がついに修正され、セキュリティ機能の扱いやすさも劇的に向上。
- 2026年6月に迫るSecure Boot証明書の期限切れ問題にも対応しており、今すぐ確認すべき重要な内容を含む。
- KB5079391って何?まずここから押さえよう!
- これが今回の目玉!3つの「え、知らなかった!」な新機能
- 9割の人が見落としている!2026年6月のSecure Boot問題に今すぐ備えよう
- アップデートを入れるべき?待つべき?迷ったときの判断基準
- Microsoftは本当に変わりつつあるのか?正直な評価
- 知っている人だけ得をする!KB5079391で使えるPowerShell・コマンドの実践集
- 「あるある」すぎる!KB5079391関連のよく体験するトラブルと解決法
- 意外と知らない!KB5079391と合わせて見直したいWindows11の便利設定5選
- 「Gradual Rollout(段階的ロールアウト)」の仕組みを理解すると、Windowsがもっとラクになる
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- KB5079391に関するよくある疑問を解決!
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
KB5079391って何?まずここから押さえよう!
まず「KB5079391って何?」というところから整理しましょう。KBというのは「Knowledge Base(ナレッジベース)」の略で、Microsoftが各アップデートにつける管理番号のようなものです。パソコンの更新プログラムにはそれぞれこういう番号がついていて、どのアップデートか特定できるようになっています。
今回のKB5079391は、正式名称「2026-03 Preview Update(KB5079391)」といって、Windows11バージョン24H2および25H2(それぞれOSビルド番号26100.8116と26200.8116)向けに2026年3月26日にリリースされた非セキュリティプレビューアップデートです。
「プレビューアップデート」というのは、毎月の定例セキュリティ更新(パッチチューズデー)の少し前に出る、いわば「先行お試し版」のようなもの。今回の変更内容は、2026年4月14日予定の4月パッチチューズデーでも正式配信される予定です。つまり、急いで入れなくても4月まで待てば自動で届くので、安心してください。
気になるアップデートのサイズですが、Windows Updateから通常通りインストールする場合は4.8GBよりずっと小さくて済みます。4.8GBというのはMicrosoftのカタログサイトから手動ダウンロードした場合の話なので、普通に「設定>Windows Update」から入れる分には心配いりません。
これが今回の目玉!3つの「え、知らなかった!」な新機能
①Smart App ControlをOSの再インストールなしでON/OFFできるようになった!
これ、知っている人が少ないんですが、実はかなり大きな変更です。
Smart App Control(スマートアプリコントロール、略してSAC)とは、悪意のあるアプリがパソコン上で動くのを自動的にブロックしてくれるセキュリティ機能のことです。聞こえはいいのですが、この機能が誤作動して「怪しくないのに怪しいと判定されてしまった正規アプリ」が起動できなくなるというトラブルが頻発していました。
そして問題はその解決方法です。これまでSACをオフにしたり再設定しようとすると、なんとWindowsを再インストールするか初期化するしか方法がなかったのです。「え?それだけのために?」と思いますよね。私も最初に知ったとき、さすがに驚きました。
KB5079391でようやく、「設定>Windowsセキュリティ>アプリとブラウザーのコントロール>スマートアプリコントロールの設定」から、再インストールなしでSACのオン・オフが切り替えられるようになりました。実はこの機能、2026年1月のアップデート(KB5074105)でも「もうすぐ来るよ」と告知されていたのに、そのときは結局見送りに。今回ようやく本当に届いた、という経緯もあります。
ただし注意点として、この変更は段階的ロールアウト(Controlled Feature Rollout)で配信されているため、アップデートを入れてもすぐに全員に反映されるわけではありません。「インストールしたのに画面が変わっていない!」と焦らなくて大丈夫です。数週間以内に順番に届きます。
②File Explorerの「ダウンロードファイル警告」問題がついに改善!
「インターネットからダウンロードしたファイルをプレビューしようとすると、いちいち警告が出てブロックされる」という経験はありませんか?これ、多くの人が地味にストレスを感じていた問題です。
File Explorer(ファイルエクスプローラー)とはWindowsでファイルを管理する、あのフォルダを開くソフトのことです。Windowsを使っていれば毎日必ず触る機能ですね。
インターネットからダウンロードしたファイルには「NTLM(エヌティーエルエム)リスク」(ネットワーク経由の認証情報が盗まれる可能性があるセキュリティ上の懸念)を防ぐために、Windowsが自動的に制限をかけていました。これ自体は安全のためなのですが、自分でダウンロードした信頼できるファイルにまでブロックが働いてしまい、プレビューもできない状態が続いていたのです。
今回のKB5079391では、信頼済みファイルのブロック解除(ホワイトリスト登録)が格段に簡単になりました。ファイルを右クリックして「プロパティ」を開き、「ブロックの解除」にチェックを入れるだけの操作がより直感的になっています。パワーユーザー向けの機能かもしれませんが、知っておくと毎日の操作が本当にラクになります。
さらに嬉しいのが、ファイル名を変更するときに音声入力(Windowsキー+Hキー)が使えるようになったことです。「これ地味だけど便利!」と感じた方、同感です。たくさんのファイルをリネームする作業があるときに、ぜひ試してみてください。
③1000Hzリフレッシュレート対応モニターのサポート開始!
「リフレッシュレート( refresh rate)」とは、画面が1秒間に何回書き換わるかを表す数値のことです。一般的なモニターは60Hz(1秒60回)、ゲーミングモニターでも144Hzや240Hzが主流でした。
1000Hzというのは、その数値が文字通り桁違いの次元。2026年のCES(世界最大級の家電見本市)でAcerが世界初の1000Hzモニター「Acer Predator XB273U F6」を発表し、話題になりました。正直、今すぐ全員に必要な機能かというとそうではありませんが、Windows11がハードウェアの最先端に追いついてきたという点は素直に評価できます。
また関連して、ディスプレイ関連では次のような改善も含まれています。USB4接続のモニターを使っているとき、PCがスリープ中にUSBコントローラーが最低消費電力モードに入れるようになり、バッテリーの節約につながります。さらにHDR(ハイダイナミックレンジ)の安定性向上、スリープ復帰後の自動回転の精度改善なども含まれており、ディスプレイ全般の品質が着実に上がっています。
9割の人が見落としている!2026年6月のSecure Boot問題に今すぐ備えよう
今回のKB5079391で個人的に一番見落とされがちだと感じた内容がここです。アップデートの説明文の中に、こんな重要な警告が書かれています。
「ほとんどのWindowsデバイスで使用されているSecure Boot証明書が、2026年6月から順次期限切れになります。更新しなければ、デバイスが安全に起動できなくなる可能性があります。」
Secure Boot(セキュア ブート)とは、パソコンを起動するときに悪意のあるソフトウェアが読み込まれないよう守るセキュリティ機能のことです。現代のWindowsパソコンにはほぼ標準搭載されています。
この機能に使われている電子証明書(デジタル身分証明書のようなもの)が2026年6月から有効期限を迎え始めるのです。これを放置すると、最悪の場合、パソコンが起動できなくなるリスクがあります。
対策はシンプルです。Windows Updateを定期的に適用しておくこと、それだけです。KB5079391を含む最新の更新プログラムには、この新しい証明書への移行処理が含まれています。「更新を後でまたにしがち」という方は、この機会にアップデートを習慣化することを強くおすすめします。
アップデートを入れるべき?待つべき?迷ったときの判断基準
KB5079391は「任意インストール」のプレビュー版なので、強制適用ではありません。では入れるべきか、4月まで待つべきか。これは状況によって変わります。
今すぐインストールをおすすめする方はこんな方です。File Explorerのブロック解除問題に毎日イライラしている方、Smart App Controlが原因でアプリが起動できないトラブルを抱えている方、そして1000Hzモニターを購入済みか購入予定の方は、早めに入れておくメリットがあります。
一方、特に困っていることがなく安定稼働を優先したい方や、企業でシステム管理をしている担当者の方は、4月14日のパッチチューズデーで正式に配信されるのを待ってから適用するほうが無難です。大きな変更が入る前後には予期しない不具合が出ることもゼロではないので、急がないなら正式版を待つのは賢い選択です。
任意でKB5079391を今すぐインストールする手順
今すぐ試したい方のために、インストール手順もご案内します。
- キーボードの「Windowsキー」を押して「設定」を開く(または「Windowsキー+I」で一発表示)。
- 「Windows Update」をクリックする。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、しばらく待つ。
- 「2026-03 Cumulative Update Preview」という項目が表示されたら「ダウンロードしてインストール」をクリックする。
- インストール完了後、PCを再起動したら完了!
なお、「今すぐ入手する」という設定(最新の更新プログラムをすぐに入手するトグル)がオンになっている場合は、自動でダウンロードが始まることもあります。不意のアップデートが嫌な方は、「設定>Windows Update>詳細オプション」でこのトグルがオフになっているか確認しておきましょう。
Microsoftは本当に変わりつつあるのか?正直な評価
今回のKB5079391を見て、私は「慎重ながらも希望を感じた」というのが率直な感想です。
確かにFile Explorerの改善やSmart App Controlの柔軟化は、ユーザーの声を受けた改善です。でもここで冷静になる必要もあって、Windows11のFile Explorerは何年もの間ほとんど改善されてきませんでした。今回の修正はその「長年放置されてきた問題への初めての本格的なアプローチ」という意味で評価できますが、まだまだ道半ばというのも事実です。
Microsoftは2026年に入り「Windows11をもっと良くする」「Copilotの侵襲性を下げる」「カスタマイズ性を取り戻す」という方向性を打ち出しています。今回のアップデートはその約束の最初の実践例と見ることができます。約束を段階的に実行に移し始めているという意味では、確かな前進です。ただし、まだ一般ユーザーの大半が「おっ変わった!」と実感できるレベルには至っていません。
次のステップとして注目したいのは、4月のパッチチューズデー以降、さらに大きなFile Explorerの改善や、Copilotのカスタマイズ設定の充実がどこまで進むかです。Microsoftの本気度は、今後数ヶ月のアップデートの内容で判断できると思っています。
知っている人だけ得をする!KB5079391で使えるPowerShell・コマンドの実践集
今回のKB5079391に関連した操作を、マウスでポチポチやるよりPowerShell(パワーシェル)を使ったほうが圧倒的に速くて確実なケースがたくさんあります。PowerShellとはWindowsに標準搭載されているコマンド操作ツールのことで、難しそうに見えて実はコピペするだけで使えます。「コマンドは怖い」と思っていた方もこの機会にぜひ試してみてください。
Smart App Controlの現在の状態をPowerShellで1秒で確認する方法
「自分のパソコンのSmart App Controlって今どうなっているの?」という疑問はまずここで解消できます。
PowerShellを管理者として起動(スタートメニューで「PowerShell」と検索して右クリック→「管理者として実行」)してから、以下のコマンドを入力してEnterを押すだけです。
Get-MpComputerStatus | Select-Object SmartAppControlState
結果として「On」「Off」「Evaluation」のいずれかが表示されます。「Evaluation(評価モード)」というのはWindowsが自動判断でSACを使うかどうか学習している途中の状態で、新品PCに多いパターンです。この確認コマンドは設定画面をいくつも開くより圧倒的に速いので、ぜひ覚えておきましょう。
ダウンロードファイルのブロックを一括解除するPowerShellコマンド
これが今回の記事の中で個人的に一番「これ知らなかった!」と感じてもらえるテクニックです。
メールで受け取ったPDFや、信頼できるサイトからダウンロードしたZIPファイルが「プレビューできない」「開こうとすると警告が出る」という経験は多くの方がしているはずです。1ファイルずつ右クリック→プロパティ→ブロック解除、を繰り返すのは本当に面倒ですよね。私も以前、クライアントから送られてきた100枚以上の資料PDFが全部ブロックされていて、途方に暮れた経験があります。
そんなときに一発で解決するのがこのコマンドです。管理者権限のPowerShellで実行します。
1ファイルだけ解除したいとき
Unblock-File -Path "C:\Users\ユーザー名\Downloads\ファイル名.pdf"
ダウンロードフォルダ内のファイルを全部まとめて解除したいとき(これが超便利!)
Get-ChildItem "C:\Users\ユーザー名\Downloads" -Recurse | Unblock-File
「-Recurse」というのはフォルダの中のサブフォルダまで全部さかのぼって処理するという意味です。これを入れておくと、フォルダの中にさらにフォルダが入っているような構造でも一括で対応できます。
ただし注意点が1つあります。信頼できるファイルだとわかっているものにだけ使ってください。よくわからないサイトからダウンロードしたファイルを無差別に解除するのはセキュリティ上のリスクがあります。自分で意図してダウンロードした、もしくは信頼できる人から受け取ったファイルに限定して使うのが鉄則です。
ちなみに、なぜこんなことが起きるのかというと、WindowsはNTFSというファイルシステム上に「Zone.Identifier(ゾーン識別子)」という見えない付箋を貼り付けてダウンロードファイルを管理しているからです。「このファイルはインターネットから来たよ」という印をつけることで安全確認を促す仕組みです。今回のKB5079391はこの仕組みを活用しつつ、信頼済みファイルの解除をよりスムーズにしたという改善になっています。
Secure Boot証明書の更新状態を今すぐ確認する最速コマンド
2026年6月に迫るSecure Boot問題について「自分のPCは大丈夫なの?」を確かめる方法です。管理者権限のPowerShellで以下を実行してください。
ステップ1まずSecure Bootが有効かどうか確認する
Confirm-SecureBootUEFI
「True」と返ってきたらSecure Bootが有効です。「False」の場合はSecure Bootがオフになっているので、証明書の問題は現時点では直接関係しません(ただしSecure Boot自体をオンにすることは別途推奨されます)。
ステップ2新しい2023年版証明書に更新済みかどうか確認する
::ASCII.GetString((Get-SecureBootUEFI db).bytes) -match 'Windows UEFI CA 2023')
「True」と返ってくれば新しい証明書が既に入っており、6月の期限切れ問題への対応は完了しています。「False」の場合は、Windows Updateを実行してKB5079391を含む最新の更新を適用することで対処できます。
GUIで確認したい方は、キーボードの「Windowsキー+R」を押して「msinfo32」と入力してEnterを押し、「システム情報」ウィンドウを開いてください。「セキュアブートの状態」という項目が「有効」になっているかを確認するだけで基本的なチェックができます。
「あるある」すぎる!KB5079391関連のよく体験するトラブルと解決法
WindowsのアップデートやFile Explorer周りで「なんでこうなるの?」と思った経験、誰でも一度はありますよね。ここでは実際によく起きるシチュエーションを体験ベースで解説します。
「ダウンロードしたPDFがプレビューできない!」問題
これ、本当に多いトラブルです。「ファイルエクスプローラーの右側のプレビューペインに何も表示されない」「クリックすると”このファイルはコンピューターに害を与える可能性があります”という赤い警告が出る」という経験をした方は多いはずです。
2025年10月頃のWindowsアップデートを境に、この現象が急増しました。NTLM認証情報の漏洩リスクを防ぐためのセキュリティ強化が原因で、インターネットからダウンロードしたすべてのファイルのプレビューがブロックされるようになったのです。今回のKB5079391はこの問題の使い勝手を改善したアップデートです。
今すぐできる解決策は2つあります。1つ目はファイルを右クリック→「プロパティ」→「全般」タブの一番下に「ブロックの解除」チェックボックスがあれば✓を入れてOKをクリックする方法。2つ目は前述のPowerShell一括解除コマンドを使う方法です。
「毎回ダウンロードするたびにこれをやるのは面倒!」という場合は、よく使う信頼済みの送信元のサイトをInternet Explorer(または設定のネットワーク設定)の「信頼済みサイト」ゾーンに追加することで、そのサイトからのダウンロードに限りブロックを回避できます。設定方法は「Windowsキー+R」→「inetcpl.cpl」→「セキュリティ」タブ→「信頼済みサイト」→「サイト」ボタンから追加できます。
「アプリが突然起動しなくなった!」Smart App Controlの誤作動問題
「昨日まで使えていたアプリが今日いきなり起動しなくなった」、「インストールしようとするとエラーが出る」という経験はありませんか?これはSmart App Controlがそのアプリを「怪しい」と判定してブロックしているケースがかなりあります。
まず確認してほしいのは、エラーメッセージに「スマートアプリコントロール」や「Windows Defender Smart App Control」という文言が出ていないかどうかです。もし出ていたら、KB5079391適用後であれば「設定>Windowsセキュリティ>アプリとブラウザーのコントロール>スマートアプリコントロールの設定」からSACをオフにすることで解決するケースが多いです。
ただし、SAC自体をオフにすることはセキュリティレベルを下げる行為なので、「そのアプリが本当に信頼できると確信できる場合のみ」にしてください。もしオフにするのが不安な場合、アプリの開発元に「アプリをデジタル署名してほしい」と伝えることが根本的な解決策です。Microsoftが認定した署名付きアプリはSACにブロックされません。
「Windows Updateが途中で止まる・失敗する」問題
KB5079391を含むWindowsアップデートをインストールしようとしたら「エラーコード0x80070005」などが出て失敗した、という経験をしている方もいると思います。多くの場合、以下の対処で解決します。
まずWindowsUpdateのトラブルシューティングツールを試してください。「設定>システム>トラブルシューティング>その他のトラブルシューティング ツール>Windows Update」から実行できます。それでも解決しない場合はWindowsのコンポーネントをリセットするコマンドが有効です。管理者権限のコマンドプロンプト(cmdを管理者として実行)で以下を順番に実行します。
net stop wuauserv net stop cryptSvc net stop bits net stop msiserver ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old net start wuauserv net start cryptSvc net start bits net start msiserver
このコマンドはWindowsUpdateに関連するサービスを一旦止めて、キャッシュフォルダ名を変更(実質リセット)してから再起動する操作です。「怪しいコマンドでは?」と思うかもしれませんが、これはMicrosoft自身が公式サポートページでも案内している正規の手順です。実行後に「設定>Windows Update」から再度更新チェックをすると、大抵の場合うまくいきます。
意外と知らない!KB5079391と合わせて見直したいWindows11の便利設定5選
せっかくアップデートするなら、一緒に使い勝手をよくする設定も見直しましょう。普段気づかずに損をしている設定がいくつかあります。
①File Explorerのプレビューペインをデフォルトで常に表示する
今回のアップデートでFile Explorerのプレビュー問題が改善されたことで、この設定を有効にするメリットが増しました。File Explorerを開いた状態で「表示」メニュー→「プレビューウィンドウ」をクリックするだけで、ファイルを開かなくても中身が右側に表示されるようになります。ファイルを一枚一枚開いて確認する作業が激減するので、日常業務の効率が一気に上がります。
②Windows Updateの「最新の更新プログラムを受信する」設定の正しい使い方
「設定>Windows Update」の画面に「最新の更新プログラムをすぐ入手する」というトグルがあります。これをオンにすると、今回のようなプレビュー版の更新も自動でインストールされます。「新機能を早く使いたい!」という方はオン、「安定版だけ使いたい」という方はオフにしておくのが正解です。実は多くの方がこの設定を知らないままにしていて、気づかないうちに試験段階の更新が入っていた、あるいは逆に重要な改善がなかなか届かなかった、という経験をしています。
③音声入力(Windowsキー+Hキー)を積極活用する
KB5079391でFile Explorerのファイル名変更時に音声入力が使えるようになりましたが、実はWindowsの音声入力はそれ以外の場面でも驚くほど使えます。メモ帳、メール、チャットツール……テキストを入力できるほぼすべての場所で「Windowsキー+H」を押すと音声認識が起動します。日本語にも対応しており、認識精度も近年大幅に向上しています。キーボードを打つのが面倒な長文メールやメモを書くとき、ぜひ一度試してみてください。最初は少し恥ずかしくても、慣れると手放せなくなります。
④Windows Helloの指紋認証を今すぐ設定する
KB5079391には「Windows Hello(ウィンドウズ ハロー)の指紋認証の信頼性が特定のデバイスで向上した」という改善も含まれています。Windows Helloとは顔認証や指紋認証でWindowsにログインできる機能のことです。毎回パスワードを入力するのは地味に時間がかかるもので、指紋認証に変えるだけでログイン時間が数秒から1秒未満に短縮されます。設定は「設定>アカウント>サインインオプション」から「指紋認証(Windows Hello)」を選ぶだけ。指紋認証センサー付きのパソコンをお使いなら今すぐ設定することをおすすめします。
⑤「Secure Boot状態」をmsinfo32で月1回チェックする習慣を作る
2026年6月の証明書期限問題を踏まえて、月に1回だけ「Windowsキー+R」→「msinfo32」で「システム情報」を開いて「セキュアブートの状態有効」になっているか確認するだけで十分です。もし「無効」や「サポートされていません」と表示されている場合は、BIOSの設定変更が必要になるケースもあるので、パソコンのメーカーサポートに問い合わせることをおすすめします。難しく考えなくていいです。月イチ、30秒のチェックを習慣にするだけで安心感が全然違います。
「Gradual Rollout(段階的ロールアウト)」の仕組みを理解すると、Windowsがもっとラクになる
今回のKB5079391の解説を読んでいて「なんでアップデートしたのに機能が来ないの?」と感じた方は多いと思います。これを理解しておくと、今後のWindows11との付き合い方がぐっとラクになります。
Microsoftは現在「Controlled Feature Rollout(コントロールド・フィーチャー・ロールアウト、CFR)」という仕組みを使って、新機能を全員に一気に届けるのではなく、少数から始めて問題がなければ段階的に広げていく方法を採用しています。
これはGoogleやMetaなどの大手テックカンパニーが昔からやっている「A/Bテスト」に近い考え方で、不具合の影響範囲を最小限に抑えるための賢い戦略です。結果として「隣の人のパソコンには新機能があるのに、自分のには来ていない」という現象が起きます。これはあなたのパソコンが古いわけでも壊れているわけでもなく、単純に「まだあなたの番じゃない」というだけです。
「早く試したい!」という方への裏技として、PowerShellで以下のコマンドを実行するとWindowsUpdateサービスをリフレッシュして、次の配信タイミングを早められることがあります。
UsoClient StartInteractiveScan
これは管理者権限のPowerShellまたはコマンドプロンプトで実行します。「UsoClient」はWindowsのアップデートオーケストレーターを操作するコマンドで、「StartInteractiveScan」はユーザー操作によるスキャン開始を意味します。ただし、これを実行しても配信側がまだ対象にしていなければ届かないので、「確実に来る」という保証はありません。あくまでも「少しだけ早まることがある」程度の期待値で使ってください。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで読んでくださった方に、専門家としての本音を話します。
今回のKB5079391や2026年6月のSecure Boot問題、Smart App Controlの改善……これらの情報をまとめて見ていると、正直「Windowsの更新管理、もっとシンプルにできるのに」と思います。でも現実問題、毎月のアップデートをすべて追いかけるのはしんどい。だから、ぶっちゃけこうするのが一番楽で効率的です。
まず「設定>Windows Update」を月に2回だけ開く習慣を作ること。具体的には毎月第2火曜日(パッチチューズデーの翌日)と月末の2回です。これだけで重要な更新を確実に取り込めます。毎日確認する必要はまったくありませんし、逆に完全にアップデートを止めるのも今の時代はリスクが高すぎます。「月2回チェック」がベストバランスです。
次にSecure Bootの確認だけは今日やっておくこと。前述のPowerShellコマンド「Confirm-SecureBootUEFI」を一度実行して「True」が返ってくれば、あとは更新を止めなければ6月に向けて勝手に対応されます。これだけで6月問題の心配はほぼなくなります。
そしてSmart App ControlもFile Explorerのブロックも、結局は「知っているかどうか」だけの差です。解決策は全部ある、難しくもない。知らないままだと「パソコンが壊れた?」と焦って時間を無駄にします。今回の記事で紹介したPowerShellコマンドをメモ帳に貼り付けておくだけで、いざというときにすぐ使えます。
最後に個人的な意見として、KB5079391はMicrosoftが「ユーザーの声を聞き始めた」という証拠だと思っています。Smart App Controlの問題は何年も前からずっと言われていたのに、ようやく動いた。File Explorerの問題も同じです。遅いとは思いますが、方向は正しい。Windowsは完璧ではないけれど、私たちの日常を支える重要なツールであることに変わりはありません。だからこそ、正しく付き合うための知識を持っておくことが、一番のコスパの良い投資だと私は思っています。
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KB5079391に関するよくある疑問を解決!
KB5079391を入れたのにSmart App Controlの設定が変わっていない。故障?
故障ではありません。Smart App ControlのON/OFF変更機能は段階的ロールアウトという方式で配信されています。これはMicrosoftが全ユーザーに一度に届けるのではなく、少しずつ対象を広げながら配信する仕組みです。アップデートをインストールした直後に反映されていなくても、数週間以内に自分のPCにも届きます。焦らずに待ちましょう。どうしても今すぐ試したい場合は、Windows InsiderプログラムのRelease Previewチャネルに参加する方法もありますが、初心者の方には待つことをおすすめします。
2026年6月のSecure Boot問題、具体的に何をすればいい?
基本的にはWindows Updateを定期的に実行するだけで大丈夫です。KB5079391を含む最新の更新プログラムには新しいSecure Boot証明書への移行処理が含まれています。「設定>Windows Update>更新プログラムのチェック」を定期的に実行して、更新を止めずに続けることが最善の対策です。特別なソフトを買ったり、業者に頼んだりする必要はありません。
KB5079391のインストールに失敗したときはどうすればいい?
まず、PCを再起動してから再度「Windows Update」を試してみましょう。それでも失敗する場合、エラーコード「ERROR_BAD_PATHNAME」が表示されることがあります(これはネットワーク共有経由でインストールしようとした際に発生するバグで、KB5079391自身がこのバグの修正も含んでいます)。通常のWindows Update経由であれば発生しにくいため、「設定>Windows Update」から試してみてください。どうしても解決しない場合は、Windowsのトラブルシューティングツール(「設定>システム>トラブルシューティング>Windows Update」)を実行するか、4月14日の正式版配信まで待つのも一つの手です。
Windows11の24H2と25H2、どちらを使っているかわからない。確認方法は?
「Windowsキー+R」を押して「winver」と入力してEnterを押すと、今のWindowsのバージョンが表示されます。「24H2」なら26100台のビルド番号、「25H2」なら26200台のビルド番号が表示されます。どちらでもKB5079391の対象なので安心してください。
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まとめ
2026年3月26日リリースのWindows11最新プレビューアップデートKB5079391は、Microsoftが「Windows11を本当に良くする」という約束を実行に移し始めた最初の一歩です。
今回の一番の収穫は何かと聞かれれば、Smart App Controlが再インストールなしで切り替えられるようになったことと、File Explorerのダウンロードファイル問題が改善されたことの2点です。地味に見えるかもしれませんが、日々の作業効率に直結する変化です。
そしてもう一つ、2026年6月のSecure Boot証明書期限切れは見落とさないでほしいポイントです。対策はWindows Updateを続けるだけ。シンプルですが、放置すると起動できなくなるリスクがあります。この記事を読んだ今日、「設定>Windows Update」を開いてチェックしてみてください。それだけで十分です。
Microsoftへの期待は、まだ「慎重な楽観」というレベルです。でも少なくとも、言葉だけでなく行動で示し始めたことは確かです。今後のアップデートで「これ、前より明らかに良くなった!」と実感できる日を、一緒に待ちましょう。






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