パソコンのデータを守るために、BitLocker(ビットロッカー)という機能を使いたいけれど、どう始めればいいのか分からない方へ。今回は、Windows 11でBitLockerを設定する方法を、初心者の方にも分かりやすく、ステップバイステップでご紹介します。
BitLockerとは?
BitLockerは、パソコンのデータを暗号化して、他の人に見られないように守るための機能です。例えば、パソコンを紛失した場合でも、データが暗号化されていれば、他の人が簡単にアクセスすることはできません。
BitLockerを設定する前に確認すべきこと
BitLockerを設定する前に、以下の点を確認してください。
- Windows 11のバージョンBitLockerは、Windows 11 Pro、Enterprise、Educationエディションで利用できます。Homeエディションでは利用できません。
- TPM(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)BitLockerを有効にするには、TPM 2.0チップが必要です。これは、パソコンのセキュリティを強化するためのハードウェアです。
- MicrosoftアカウントでのサインインBitLockerの設定には、Microsoftアカウントでサインインしている必要があります。
BitLockerの設定手順
それでは、実際にBitLockerを設定する手順を見ていきましょう。
- スタートメニューを開く画面左下のスタートボタンをクリックします。
- 検索バーに「BitLocker」と入力検索結果から「BitLockerの管理」を選択します。
- 「BitLockerを有効にする」をクリック表示された画面で、暗号化したいドライブ(通常はCドライブ)を選びます。
- 回復キーの保存方法を選択回復キーは、万が一パスワードを忘れた場合に必要です。Microsoftアカウントに保存するか、USBドライブに保存するか、印刷するかを選びます。
- 暗号化の範囲を選択新しいPCの場合は「使用済みの領域のみ暗号化」を選ぶと早く終わります。既に使用しているPCの場合は「ドライブ全体を暗号化」を選ぶと安全です。
- 暗号化モードを選択新しいPCの場合は「新しい暗号化モード」を選ぶと高速です。古いPCの場合は「互換性のあるモード」を選ぶと良いでしょう。
- システムチェックを実行設定内容を確認し、「BitLockerシステムチェックを実行する」にチェックを入れて、「続行」をクリックします。
- パソコンを再起動再起動後、暗号化が自動で開始されます。完了までしばらく時間がかかることがあります。
BitLockerを無効にする方法
もし、BitLockerを無効にしたい場合は、以下の手順で解除できます。
- スタートメニューを開く画面左下のスタートボタンをクリックします。
- 検索バーに「BitLocker」と入力検索結果から「BitLockerの管理」を選択します。
- 「BitLockerを無効にする」をクリック表示された画面で、暗号化を解除したいドライブを選びます。
- 解除を確認確認のメッセージが表示されるので、「はい」をクリックします。
解除には時間がかかることがありますが、途中でパソコンの電源を切らないように注意してください。
よくある質問や疑問
Q1: BitLockerを設定するのに必要な時間はどれくらいですか?
暗号化の速度は、パソコンの性能やデータ量によりますが、通常は数十分から数時間程度です。設定中はパソコンを使用しないようにしましょう。
Q2: 回復キーを紛失した場合、どうすれば良いですか?
回復キーは、設定時に保存した場所(MicrosoftアカウントやUSBドライブなど)から再度取得できます。保存場所を確認してください。
Q3: BitLockerを無効にすると、データはどうなりますか?
BitLockerを無効にしても、データ自体は削除されません。ただし、暗号化が解除されるため、セキュリティが低下します。必要に応じて再度有効にすることをおすすめします。
まとめ
BitLockerは、パソコンのデータを守るための強力なツールです。設定は少し手間がかかりますが、手順に沿って進めれば、誰でも安全に設定できます。データの安全を守るために、ぜひBitLockerの設定を検討してみてください。
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