パソコンを操作していたら、急に「資格情報の入力」が求められて「正しいはずなのに認証されない」…。そんな経験、ありませんか？特にWindows11にしたあと、家庭内の共有フォルダやLAN上のNASにアクセスしようとして、いつも通りにいかないと「どうして？」と不安になりますよね。この記事では、そんな「資格情報エラー」の原因と、おばあちゃん世代でも安心してできるような対処法を、ゆったりした語り口でご紹介します。
よくある困りごとと、その背景を優しく解説
Windowsのイメージ
なぜ「資格情報の入力」がいきなり出てくるの？
Windows11では、特にバージョン24H2以降、セキュリティを高めるために「ゲストアクセス（パスワードなしで共有フォルダに入る）」を禁止するようになりました。そのため「共有だったはずなのに、急に資格情報を求められる」現象が起きやすくなっています。
パスワードは正しいのに認証されないのはなぜ？
これは、
- 記憶しているユーザー名やパスワードが間違っている可能性がある
- ネットワーク設定が「パブリック」になっていて、資格情報が毎回リセットされる設定になっている
というよくある原因が考えられます。
いちばん簡単！初心者さんにもできる解決のステップ
ステップ1ネットワークを「プライベート」に変えてみよう
「え？プライベートって何？」と思う方もいるかもしれませんが、これは『家の中だけでパソコン同士を安心して見せ合う状態』です。設定画面でプロパティが「パブリック」になっていたら、
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」に移動します
- 現在つながっているネットワークの「プロパティ」をクリックします
- 「パブリック」から「プライベート」に変更します
こうすることで、資格情報が毎回リセットされにくくなります。
ステップ2資格情報を正しく覚えさせよう（資格情報マネージャーの活用）
「あの時入力したこと、覚えてるかな…？」そんなときは、「資格情報マネージャー」を使いましょう。
- 「コントロールパネル」または「Windowsキー＋R」で“control”を開き、「ユーザーアカウント」→「資格情報マネージャー」へ進みます
- 「Windows資格情報」を選んで、「Windows資格情報の追加」をクリックします
- 必要な情報（例\\ サーバーの名前またはIP、ユーザー名、パスワード）を入力して「OK」
これで、次からは自動的に認証されやすくなります。
ステップ324H2アップデート後の仕様変更に対応しよう
最新のWindows11（バージョン24H2）では、セキュリティが強化されて共有アクセスがより厳しくなっています。もし「ゲストアクセスがブロックされました」と表示されたら、
- サーバー側にパスワード付きのユーザーを作って、その情報をマネージャーに登録する
- どうしても元のようにしたいなら、セキュリティ設定を以前の状態に戻す（ただしリスクもあるので慎重に）
という対応があります。
解決がうまくいかないときのチェック表
| チェック項目 | どう確認する？ |
|---|---|
| 資格情報を覚えたか | 資格情報マネージャーで登録済か確認 |
| 入力された情報は正しいか | ユーザー名・パスワード・IPアドレスが正確か再確認 |
| ネットワークはプライベートか | 設定画面で「接続プロパティ」がパブリックになっていないか |
| 最新版のWindows11か | バージョン確認して、24H2なら対応を考える |
よくある質問や疑問
資格情報を何度入れてもエラーになります。何が悪いのでしょう？
ユーザー名やパスワードだけでなく、サーバー名（もしくはIPアドレス）が正しく入力されているか確認してください。特にIPが変わっていると繋がりません。資格情報マネージャーで再登録するとスムーズです。
共有フォルダだったのに急に「資格情報」が必要になったのはなぜ？
最近のWindows11アップデート（特に24H2）で「ゲストアクセス」が厳しくなったため、以前は入れていた共有ができなくなった可能性があります。その場合、パスワード付きアカウントを作って登録すれば解決できます。
セキュリティの設定を緩めると危なくないですか？
確かに、設定を戻す（セキュリティを緩める）とリスクがあります。できるだけ「共有する側でパスワード付きアカウントを使う」方法を優先してください。それでも難しい場合は、十分注意して対応しましょう。
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まとめ（結論と呼びかけ）
Windows11で「資格情報エラー」が出て困っているときは、まず「ネットワークをプライベートに設定し」、「資格情報マネージャーに正しく覚えさせ」、それでもダメなら「アップデート後の仕様変更に対応する」——この3ステップがいちばん分かりやすくて効果的です。
ちょっと勇気を出して、ゆっくり進めてみてくださいね。他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。
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