「えっ、Windowsって自分でフォルダー名を決められなかったの?」と思った方、実はこれ、長年にわたる多くのユーザーの悩みだったんです。Microsoftアカウントでパソコンをセットアップすると、メールアドレスの最初の5文字が勝手にユーザーフォルダー名になってしまう仕様、ご存知でしたか?たとえばメールが「tanaka.hiroshi@xxx.com」なら「C:\Users\tanak」という、なんとも味気ない名前がついてしまうわけです。これが今、大きく変わろうとしています。
- Windows11の最新プレビュービルドで、セットアップ時にユーザーフォルダー名をGUI(画面操作)で自由に指定できる新機能が登場。
- プリインストールアプリの一括削除ポリシーが強化され、企業・教育機関のIT管理者がより柔軟にアプリ管理を行えるように進化。
- ポイントインタイムリストア(システムの時間的な復元機能)やドライバーポリシーの改善など、安全性と利便性が同時に向上。
- 20年来の悩みをついに解決!ユーザーフォルダー名のGUI指定機能とは?
- IT管理者も歓喜!プリインストールアプリ削除機能が大幅強化
- ドライバーポリシーの重要変更!古いドライバーが突然使えなくなるかも?
- バックアップ機能「ポイントインタイムリストア」が使いやすく進化!
- その他の注目変更「ドロップトレイ」への改称とペン設定の進化
- 「今のパソコンのフォルダー名、もう変えられないの?」という現実問題を正直に解説
- 知っておくと一生役立つ!Windows11関連のPowerShellコマンド実践集
- 「あるある!」体験談から学ぶWindowsトラブルの現実的な解決法
- 新しいWindows11のセットアップ時に絶対やっておきたい初期設定チェックリスト
- インサイダープレビューに参加せずに新機能の情報をキャッチアップする方法
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- よくある質問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
20年来の悩みをついに解決!ユーザーフォルダー名のGUI指定機能とは?
これ、実は私も最初に引っかかった問題なんですよね。新しいパソコンを買ってウキウキしながらセットアップしたら、いつの間にか「C:\Users\yamam」みたいな謎の名前がついていた、という経験はありませんか?Windowsはマイクロソフトアカウントのメールアドレス先頭5文字をユーザーフォルダー名に使う仕様を長らく採用してきました。これは見た目だけの問題ではなく、コマンドプロンプト(Windowsの黒い画面で文字を打って操作するツール)やスクリプト(自動処理のプログラム)を使う人にとっては、ファイルパスが覚えにくく作業効率が落ちる、深刻な問題でもあったのです。
今回リリースされたWindows11インサイダープレビュービルド26300.8068(KB5079464)では、Devチャネル向けに、OSのセットアップ画面(OOBE=初回起動時の設定ウィザード)の「デバイス名」ページに、新たにユーザーフォルダー名を指定する入力欄が追加されました。これにより、難しいコマンド操作なしに、普通の画面操作だけで好きなフォルダー名をつけられるようになります。
この入力欄では最大16文字のUnicode文字(日本語を含む各国語の文字)を使用でき、「ユーザーフォルダー名を非表示にする」オプションも用意されています。フォルダー名の入力をスキップした場合は、従来通りMicrosoftアカウントのメールアドレス先頭5文字が使用されます。
大丈夫、ここさえ押さえれば安心です。この機能を使う手順はとてもシンプルです。
- Windowsのセットアップを開始し、「デバイス名を入力してください」という画面まで進む。
- デバイス名の入力欄の下に表示される「ユーザーフォルダー名」欄に、好みの名前を入力する(半角英数字推奨。ハイフン、ダッシュ、アンダーバーは現時点では使用不可)。
- そのまま通常のセットアップ手順を進めるだけで、自動的にカスタムフォルダー名が適用される。
注意点この機能が使えるのはセットアップ時だけ!
ここで多くの人が「じゃあ今使っているパソコンのフォルダー名も変えられる?」と疑問に思うはずです。残念ながら、この機能は新しいユーザープロファイルをOOBEで作成するときにのみ適用されます。すでに存在するユーザーフォルダーの名前をこの画面から変更することはできません。既存フォルダーの名称変更は、レジストリ(Windowsの設定データベース)の編集やファイルシステムの操作が必要な、難易度の高い作業になります。ですから、この機能の恩恵を受けるのは「新しくパソコンをセットアップするとき」が主な場面になります。新しいパソコンを購入する予定がある方は、この機能が正式リリースされてから購入・セットアップするのが賢い選択です。
また、このユーザーフォルダー名の変更機能は以前、「SetSAMFolderName」というレジストリ文字列を手動で設定することで利用できた方法が、ようやくGUI(グラフィカルな画面操作)として提供されるようになったものです。技術的な知識のある人が裏技的に使っていた機能が、一般ユーザーにも開放されたというわけで、これはとても意義深い進化です。
IT管理者も歓喜!プリインストールアプリ削除機能が大幅強化
個人ユーザーだけでなく、会社や学校のパソコンを管理している方にも今回の更新は朗報です。
Windowsには最初から「スタートメニュー」「Microsoftテレビ」「Microsoftニュース」などのアプリが入っていますよね。企業や学校の環境ではこれらが「不要なアプリ」として邪魔になることがあります。これまでもグループポリシー(企業ネットワークで一括設定を行う仕組み)でプリインストールアプリを削除する機能はありましたが、今回さらに進化しました。
今回のビルドでは、IT管理者が任意のMSIX・APPXアプリ(Microsoftストアのアプリはこのフォーマットになっています)を削除対象リストに追加できる「動的アプリ削除リスト」が新設されました。グループポリシーエディターで設定でき、アプリのパッケージファミリー名(PFN)と呼ばれる識別子を登録するだけでよくなりました。
PFN(パッケージファミリー名)とは、各アプリに割り振られた固有の識別名のことです。PowerShellというツールで以下のコマンドを実行すれば誰でも確認できます。
たとえばメモ帳アプリのPFNを調べたい場合は、「Get-AppxPackage *Notepad* | Select-Object PackageFamilyName」と入力するだけです。これで得られた文字列を削除リストに登録すれば、グループポリシーが適用された環境でそのアプリを自動的に削除できます。
「明日から使える」実践テクニック自分のパソコンで不要アプリを確認する方法
企業のIT管理者でなくても、自分のパソコンに入っているアプリのPFNを調べておくと便利です。PowerShell(Windowsに標準搭載の高機能ターミナル)を管理者権限で起動して「Get-AppxPackage | Select-Object Name,PackageFamilyName」と入力すれば、インストール済み全アプリのリストを確認できます。これ、知っておくと後々絶対役立ちます。
ドライバーポリシーの重要変更!古いドライバーが突然使えなくなるかも?
今回のビルドで、少し難しいけれどとても重要な変更があります。「クロスサインドドライバー」という仕組みに関する変更です。
ドライバー(デバイスドライバー)とは、プリンターやマウス、グラフィックカードなどのハードウェアをWindowsが認識して動かすためのソフトウェアのことです。このドライバーには「信頼できる発行元かどうか」を示す電子証明書が付いています。
今回のビルドから、Windowsカーネル(OSの核となる部分)が、廃止予定のクロスサイン方式で署名されたサードパーティ製ドライバーへの「デフォルトの信頼」を撤廃します。「WHCP(Windows Hardware Compatibility Program)」というMicrosoftの公式認定プログラムを経たドライバーは引き続き信頼されますが、古い方式で署名されたドライバーは既定でブロックされる可能性が生まれました。この変更は互換性の問題を減らすため、まず「監査モード」で始まり、少なくとも100時間・3回の再起動後に本格適用されます。
影響を受けるのは主に「古いプリンターや業務用機器など、メーカーのサポートが終わったハードウェアを使い続けている」ケースです。該当するかどうかは、デバイスマネージャー(コントロールパネルから確認できる、接続機器一覧ツール)でドライバーの状態を確認することで把握できます。
バックアップ機能「ポイントインタイムリストア」が使いやすく進化!
Windowsには最近、「ポイントインタイムリストア」という新しい復元機能が導入されています。これは「過去のある時点の状態にパソコンを戻す」ことができる機能で、「誤ってファイルを消してしまった」「アップデート後に不具合が出た」といったときに役立ちます。
今回のビルドでは、この機能の設定画面がダイアログスタイルに刷新され、UAC(ユーザーアカウント制御=管理者権限の確認ダイアログ)の認証後に表示されます。新しい設定画面では、現在デバイスに保存されている復元ポイントの一覧が確認できるようになり、「どの時点に戻れるか」が一目瞭然になりました。また、Windows回復環境(パソコンが起動しないときの復旧モード)でも、復元中に電源へ接続するよう促すメッセージが追加され、バッテリー切れによる復元失敗を防ぐ配慮がされています。
復元ポイントはWindowsが自動的に作成することもありますが、大事なデータの前には手動で作成する習慣をつけておくとさらに安心です。設定方法は「スタート」→「設定」→「システム」→「回復」から確認できます。
その他の注目変更「ドロップトレイ」への改称とペン設定の進化
今回のビルドには、細かいながらも毎日の使い勝手に影響する変更も含まれています。
まず、これまで「ドラッグトレイ」と呼ばれていた機能が、「ドロップトレイ(Drop Tray)」に名称変更されました。これはファイルやアプリをドラッグ&ドロップで共有・整理するための機能で、設定場所も「近距離共有」から「マルチタスク」の設定ページへ移動しました。名称変更の理由は「ドロップ(放す)操作に重点を置いた機能であることをより直感的に表現するため」とされています。
また、スタイラスペン(タッチ対応パソコンで使う電子ペン)のテールボタン(ペン後端のボタン)を「Copilotキーと同じ動作」に設定できるオプションが追加されました。これにより、ペンを使って作業しながらAIアシスタントのCopilotをサッと呼び出せるようになり、ノートPCやタブレットユーザーにとって作業効率が上がる嬉しい変更です。
さらに、Microsoft 365 Familyの加入者に対して、「設定」アプリのアカウントページから別のMicrosoft 365プランへのアップグレード提案が表示されるようになります。不要であれば、設定でこの推奨表示をオフにすることもできます。
「今のパソコンのフォルダー名、もう変えられないの?」という現実問題を正直に解説
記事の前半でもお伝えしましたが、「今使っているパソコンのフォルダー名を変えたい」というのは、多くのWindowsユーザーが抱えるリアルな悩みです。ここではその現実と、実際に試みたときに起きる問題を体験ベースで正直にお伝えします。
たとえば「atsuk」というフォルダー名がずっと気になっていて、「atsuko」に変えようとコントロールパネルでアカウント名を変更した経験はありませんか?実はあれ、表示名だけが変わってフォルダー名は一切変わらないんです。これを知らずに「変えた!」と思っていたケースはかなり多い。私の周りでも何人も引っかかっていました。
ではなぜ変更が難しいのか。理由はWindowsの仕組みにあります。ユーザーフォルダーのパス(C:\Users\フォルダー名)は、レジストリ(Windowsの設定データベース)に何十か所も記録されており、OneDrive・Outlook・Chrome・Zoomなどのアプリがそのパスを直接参照しているためです。フォルダー名だけ変えてレジストリを更新し忘れると、アプリが「設定ファイルが見つからない」と起動できなくなったり、デスクトップが消えたりする恐れがあります。これはMicrosoft自身も「変更は非推奨」と公言しているほどリスクの高い操作です。
もし今すぐどうしても変えたい場合の最も現実的な手順はこうです。
- 一時的な管理者アカウントを新規作成し、そのアカウントでログインする。
- レジストリエディター(regedit)で「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ProfileList」を開き、対象ユーザーのSIDキー(例S-1-5-21-…)を探して「ProfileImagePath」の値を新しいフォルダー名に書き換える。
- エクスプローラーでC:\Usersフォルダーを開き、旧フォルダー名を新フォルダー名に変更する。
- 変更後に再起動し、元のアカウントでログイン。OneDriveやブラウザなどの設定パスを手動で更新する。
ただし、この方法は「デスクトップが見つからない」「Explorerがクラッシュループする」「OneDriveが再同期を求める」といったトラブルが報告されています。変更前には必ずシステムの復元ポイントを作成し、重要なファイルは外付けドライブへバックアップしてから作業してください。繰り返しになりますが、新しいパソコンのセットアップ時に今回の新機能でフォルダー名を指定するのが、圧倒的に安全でストレスのない方法です。
知っておくと一生役立つ!Windows11関連のPowerShellコマンド実践集
「PowerShellって難しそう」と感じている方、安心してください。実際に使ってみると、GUIで何分もかかる操作が数秒で終わる魔法のようなツールです。ここでは今回の記事の内容に直結した、初心者でもコピーペーストですぐ使えるコマンドを厳選してご紹介します。
まずPowerShellの起動方法ですが、Windowsキー+Xを押すと出てくるメニューから「ターミナル(管理者)」を選ぶのが一番手軽です。または検索バーに「powershell」と入力して「管理者として実行」を選んでも大丈夫です。
①今すぐ使える!インストール済みアプリのPFNを一覧で取得する
今回の記事で登場したPFN(パッケージファミリー名)を調べるコマンドです。
Get-AppxPackage | Select-Object Name, PackageFamilyName | Sort-Object Name | Out-GridView
このコマンドを実行すると、インストール済みMicrosoftストアアプリの一覧が見やすいウィンドウで表示されます。「Out-GridView」を使うと表形式で確認でき、検索やフィルターもその場でかけられるので非常に便利です。特定のアプリだけ調べたいなら、たとえばメモ帳ならGet-AppxPackage *Notepad* | Select-Object PackageFamilyNameのように絞り込めます。
②不要なプリインストールアプリをまとめて削除する
Windowsに最初から入っている使わないアプリを削除したい場合、下記のコマンドが役立ちます。
Get-AppxPackage -AllUsers | Where-Object {$_.Name -like “*BingWeather*”} | Remove-AppxPackage
「BingWeather」の部分を削除したいアプリ名に変えるだけで使い回せます。ただし、削除してから「やっぱり必要だった」となった場合はMicrosoftストアから再インストールできるので安心してください。一括で複数アプリをきれいに削除したい場合は、削除したいアプリ名をカンマ区切りで並べたスクリプトにすると効率的です。
③現在のユーザーフォルダー名とパスをすぐ確認する
「自分のユーザーフォルダーって今何という名前なんだろう?」と思ったとき、以下のコマンドで一発確認できます。
$env:USERPROFILE
これを実行すると「C:\Users\tanak」のように現在のユーザープロファイルのフルパスが表示されます。さらに詳しく確認したいなら以下のコマンドで現在のユーザー名も取得できます。
::GetCurrent().Name
④パソコンの起動が遅いと感じたら!起動時間を計測するコマンド
これ、知らない人がほとんどなんですが、PowerShellで最後の起動にかかった時間を調べられます。
Get-WinEvent -ProviderName Microsoft-Windows-Kernel-Boot | Where-Object {$_.Id -eq 27} | Select-Object -First 5 | Format-List TimeCreated, Message
起動が遅いと感じたとき、これで実際の起動時間を数値で把握できます。原因の特定に役立ちますし、設定変更後の改善効果も比較できて便利です。
⑤ディスクの使用状況をフォルダーごとに確認する
「Cドライブがいっぱいになってきたけど、何がそんなに容量を使っているのかわからない」という場面で使える便利なコマンドです。
Get-ChildItem C:\ -Directory | ForEach-Object { $size = (Get-ChildItem $_.FullName -Recurse -ErrorAction SilentlyContinue | Measure-Object -Property Length -Sum).Sum; @{Folder=$_.Name; SizeMB=::Round($size/1MB,2)} } | Sort-Object SizeMB -Descending | Select-Object -First 10
Cドライブ直下のフォルダーをサイズの大きい順に10件表示します。「どのフォルダーが容量を食っているか」が一目でわかるので、不要ファイルの整理に非常に役立ちます。
「あるある!」体験談から学ぶWindowsトラブルの現実的な解決法
ここからは、読者の皆さんが実際によく体験するけど「どうしたらいいかわからない」問題を、体験ベースで具体的に解決していきます。
問題①Windowsアップデート後に「この操作を完了するためにPCを再起動してください」が何度やっても消えない
これ、本当によくある話で、アップデートを適用→再起動→また同じメッセージ、という無限ループにはまった経験がある方は多いはずです。
原因のほとんどはWindowsUpdateのキャッシュが壊れていることです。解決するには管理者権限のPowerShellを開いて、以下のコマンドを上から順番に実行してください。
- 「net stop wuauserv」でWindowsUpdateサービスを停止する。
- 「net stop cryptSvc」で暗号化サービスを停止する。
- 「Rename-Item C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old」でキャッシュフォルダーの名前を変更する(削除ではなく念のため名前変更)。
- 「net start wuauserv」でサービスを再起動する。
- その後、もう一度Windows Updateを実行する。
これで9割のケースは解決します。新しいキャッシュフォルダーが自動的に作られ、アップデートが正常に完了するようになります。
問題②OneDriveとユーザーフォルダーの関係で起きる「デスクトップのファイルが見つからない」問題
「デスクトップに保存したファイルが突然消えた!」という体験をしたことはありますか?実はOneDriveのデスクトップ同期設定と、ユーザーフォルダーの関係が原因であることが多いです。
OneDriveは「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」フォルダーを自動でクラウドに同期する設定がデフォルトで有効になっているケースがあります。別のパソコンにサインインしたり、ユーザーフォルダーのパスが変わったりすると、OneDriveが「同期先フォルダーが変わった」と判断してファイルを移動させてしまうことがあります。
確認方法はシンプルです。タスクバーのOneDriveアイコンを右クリック→「設定」→「同期とバックアップ」→「バックアップを管理」から、デスクトップ・ドキュメント・ピクチャの同期状態を確認してください。意図せず同期が有効になっている場合は、一度無効化してOneDriveフォルダーからローカルの場所にファイルを移動させると解決します。
問題③「ディスクのクリーンアップ」をしたのに全然容量が増えない
「クリーンアップ実行したのに2GBしか解放されなかった」という経験、あるあるです。実はWindowsには、通常のクリーンアップでは消されない大きなファイルが隠れています。それが「WinSxSフォルダー」(Windows Side-by-Sideの略。アプリのバックアップを保管するフォルダー)と「古いWindowsアップデートのキャッシュ」です。
これを一気に解放するコマンドがあります。管理者権限のコマンドプロンプト(PowerShellでも可)で以下を実行してください。
Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
このコマンドは古いWindowsコンポーネントを安全に削除し、数GBから場合によっては十数GB以上の容量を解放します。実行後に再起動が必要な場合があります。実行には数分かかることがありますが、焦らず待ちましょう。
問題④右クリックメニューが遅い!コンテキストメニューの表示が重い問題
ファイルやフォルダーを右クリックしたとき、メニューが表示されるまでに数秒かかることがあります。これはインストールしたアプリが右クリックメニューに機能を追加している(シェル拡張)ことが原因のケースが多いです。
PowerShellで以下のコマンドを使えば、右クリックメニューに登録されているシェル拡張の一覧を確認できます。
Get-Item “HKLM:\SOFTWARE\Classes\*\shellex\ContextMenuHandlers” | Get-ChildItem | Select-Object Name, PSPath
不審な項目や使っていないアプリの項目が多数登録されている場合は、そのアプリをアンインストールすることでメニューの表示速度が改善されます。また、今回のビルドノートにも「右クリックメニューの改善を展開停止・改善後再展開予定」という記述があったように、Microsoftもこの問題を把握して対応中です。
新しいWindows11のセットアップ時に絶対やっておきたい初期設定チェックリスト
今回のようにユーザーフォルダー名を自由に設定できる新機能が導入されると、「新しいパソコンを買ったとき」「Windowsを再インストールするとき」のセットアップが今後ますます重要になります。そのタイミングで必ずやっておきたい設定を整理しておきます。
セットアップ時の「デバイス名」設定は超重要です。デバイス名とはネットワーク上でパソコンを識別する名前で、後から変更するとOneDriveの設定など様々な場所への影響があります。「PC-20260318」のように日付を含めた名前にすると、後で「いつ買ったマシンか」がわかって便利です。
Microsoftアカウントで設定を進める前に、今回追加されたユーザーフォルダー名入力欄に、半角英数字で自分の名前やわかりやすい名前を入力することを忘れないようにしましょう。ハイフン・ダッシュ・アンダーバーは現時点では使用不可です。また、日本語(全角文字)は技術的には入力できますが、コマンドプロンプトやスクリプトでパスを扱う際にトラブルが起きやすいため、半角英数字にとどめておくことを強くお勧めします。
セットアップ完了後にすぐやる設定として特に重要なのが、復元ポイントの有効化です。「コントロールパネル」→「システム」→「システムの保護」から「保護設定」でCドライブの保護をオンにしてください。ここをオンにしておかないと、今回紹介した「ポイントインタイムリストア」機能も活用できません。
インサイダープレビューに参加せずに新機能の情報をキャッチアップする方法
「インサイダープレビューを試したいけど、メインPCで冒険はしたくない」という方がほとんどだと思います。でも、新機能の情報を誰よりも早く把握しておきたい!という気持ちもある。そのバランスの取り方を紹介します。
Microsoftの公式Windows Insider Blogを定期チェックするのが最も確実な情報源です。英語ですが、実際の変更内容はスクリーンショット付きで非常にわかりやすく解説されており、今回のビルド26300.8068の発表もここで初めて公開されました。翻訳ツールを使えばほぼ問題なく読めます。
また、PowerShellで現在のWindowsのビルドバージョンを確認するコマンドも覚えておくと便利です。
Get-ComputerInfo | Select-Object WindowsVersion, OsBuildNumber, WindowsProductName
これで現在のバージョン番号が確認でき、「自分のパソコンに新機能がいつ降ってくるか」の目安がわかります。Devチャネルのビルド番号と比較することで、正式リリースまでの距離感もつかめます。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまでいろいろ書いてきましたが、正直に言います。
今回のユーザーフォルダー名GUI設定機能は「待望の改善」ではあるものの、「新しいパソコンを買うタイミングまでは、今の環境に手を入れない」のが個人的に一番賢い判断だと思っています。
なぜかというと、既存のフォルダー名を変えようとする試みは、どれだけ丁寧に手順を踏んでも「想定外のトラブル」がついてまわります。OneDriveが突然全ファイルを再同期しはじめる、Chromeの拡張機能が壊れる、Outlookが起動しなくなる…こうした問題の修復に費やす時間と精神的なコストは、「英数字5文字のフォルダー名が気になる」という不快感の何十倍も大きいです。
それよりも、今すぐできることとして「復元ポイントの有効化」「不要プリインストールアプリのPFN把握と削除」「ディスクキャッシュのクリーンアップコマンドを覚えておく」を先にやっておく方が、日々の快適さに直結します。これらは数分でできて、失敗のリスクもほぼゼロです。
そして次にパソコンを新調するときは、今回の新機能が正式リリースされた後のビルドが入った状態で購入し、セットアップ初日に好きな名前のフォルダーを作るというのが、もっとも効率的でストレスのないアプローチです。Microsoftが20年越しにようやく用意した機能を、正しいタイミングで使う。それがプロっぽい判断だと思います。
焦らず、新しい機能が「正式に」手元に来るのを待ちながら、今できるメンテナンスをコツコツやっておく。それが、Windowsと長く賢くつきあう一番の方法です。
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よくある質問
今使っているWindowsパソコンのユーザーフォルダー名を変えることはできますか?
現時点では、今回追加されたGUI機能で変更できるのは新しくセットアップするときのみです。すでに存在するユーザーフォルダーの名前を変えるには、レジストリ編集やファイルの移動などの高度な操作が必要で、設定を誤るとシステムが不安定になるリスクがあります。現環境での変更は、十分な知識があるか、専門家のサポートを受けて行うことをお勧めします。
この新機能はいつ一般ユーザーに届きますか?
現時点ではDevチャネルのインサイダー(先行テストプログラム参加者)向けのテスト段階であり、すぐに一般リリースされるわけではありません。ただし、Windows 11の次期大型アップデートに向けてMicrosoftが継続的にテストを重ねているため、2026年後半の正式リリースが期待されています。一般ユーザーへの展開は「Windows Update」経由で自動的に行われる予定です。
Windowsインサイダープレビューを試してみたいのですが、リスクはありますか?
インサイダープレビューはあくまでテスト版です。予期せぬバグや動作不安定が起きる可能性があります。大切なデータのあるメインパソコンへの導入はお勧めしません。試すなら、仮想マシン(パソコンの中に仮想的に別のパソコンを作る技術)や、サブ機として用意したパソコンで行うのがベストです。重要なファイルは必ず外付けHDDやクラウドストレージへバックアップしてから試しましょう。
クロスサインドドライバーが使えなくなるかもしれないと聞きましたが、確認方法は?
デバイスマネージャーを開き(「スタート」右クリック→「デバイスマネージャー」)、デバイス一覧を確認してください。感嘆符(!)が付いているデバイスがある場合は注意が必要です。また、ドライバーのプロパティから「ドライバーの詳細」でデジタル署名の情報を確認することもできます。古いプリンターや業務機器を使っている場合は、メーカーの公式サイトから最新ドライバーが提供されていないか確認しておくと安心です。
今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
いま、あなたを悩ませているITの問題を解決します!
「エラーメッセージ、フリーズ、接続不良…もうイライラしない!」
あなたはこんな経験はありませんか?
✅ ExcelやWordの使い方がわからない💦
✅ 仕事の締め切り直前にパソコンがフリーズ💦
✅ 家族との大切な写真が突然見られなくなった💦
✅ オンライン会議に参加できずに焦った💦
✅ スマホの重くて重要な連絡ができなかった💦
平均的な人は、こうしたパソコンやスマホ関連の問題で年間73時間(約9日分の働く時間!)を無駄にしています。あなたの大切な時間が今この悩んでいる瞬間も失われています。
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まとめ
今回のWindows11インサイダープレビュービルド26300.8068は、ユーザーが長年求めていた改善を着実に実装した注目のアップデートです。
特にユーザーフォルダー名をセットアップ画面でGUI操作によって指定できるようになった点は、20年以上続いた不満をついに解消する大きな一歩です。コマンド操作が苦手な初心者から、スクリプトやファイルパスを扱うパワーユーザーまで、幅広い層に恩恵をもたらします。プリインストールアプリの動的削除ポリシー強化は企業・教育機関のIT管理者を助け、ポイントインタイムリストアの改善は万が一のトラブル時の安心感を高めます。ドライバーポリシーの変更は古いハードウェアを使っている方には注意が必要ですが、Windowsのセキュリティを高める観点では重要な進化です。
Microsoftは2026年、Windowsの品質向上を最優先課題として掲げており、今回のような「ユーザーの声に応えた地道な改善」を積み重ねています。次の大型アップデートでこれらの機能が正式に降ってくる日を、楽しみに待ちましょう!新しいパソコンへの買い替えを検討している方は、この機能が正式リリースされてからセットアップするのが、最もスマートな選択です。






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