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9割が見落としてる!2026年3月Windows11最新アップデートと緊急対策まとめ

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「パソコンの調子が悪いけど、なにが原因かわからない……」「Windows Updateって毎回よくわからないまま放置してる」「OneDriveのバックアップを切ったらファイルが消えた!」――こんな経験、ありませんか?実はこれ、2026年3月のいま、Windowsユーザーが知っておかないと本当にヤバいことが次々と起きているんです。私自身、IT業界で15年以上Windowsを触ってきましたが、今月ほど「これ、知らない人は絶対困るぞ」と感じた月はありません。この記事では、2026年3月のWindows最新事情を、パソコン初心者の方にもわかるように丁寧に解説していきます。

ここがポイント!

  • 2026年3月のWindows11大型アップデートで追加された9つの新機能と、今すぐやるべき設定の総まとめ
  • 6月に迫るSecureBoot証明書の期限切れ問題と、パソコンが起動しなくなる前にやっておく対策
  • OneDriveバックアップの落とし穴でファイルが消える原因と、安全にデータを守る実践テクニック
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  1. 2026年3月のWindows11アップデートはなにが変わった?
    1. ファイルエクスプローラーの改善もじわじわ嬉しい
  2. 6月に迫るSecureBoot証明書の期限切れ!今すぐ確認すべき理由
    1. 自分のパソコンの状態を確認する方法
  3. OneDriveのバックアップを切ったらファイルが消えた問題の正体
    1. ファイルが消えたときの復旧手順
  4. CopilotとRecallはどうなった?Microsoftの方針転換を読み解く
  5. ノートPC選びで迷っている方へ!2026年3月の売れ筋傾向
  6. Chrome・Copilot Keyboard・CLIP STUDIOの注目アップデート
  7. PowerShellでSecureBoot証明書を一発チェックする方法
    1. SecureBootが有効かどうかをPowerShellだけで確認するワンライナー
  8. パソコンの調子が悪いときに試すべき「三種の神器」コマンド
  9. QuickMachineRecoveryを今すぐ有効にしておくべき理由
  10. SSD/HDDの寿命をPowerShellで確認するプロ直伝の方法
  11. WindowsUpdateが失敗するときの「最終兵器」KIRとは?
  12. 保存したWi-Fiパスワードを忘れたときの即効コマンド
  13. OneDriveの「ファイルオンデマンド」が引き起こす隠れたトラブル
  14. WindowsUpdateの古い残骸を掃除してストレージを取り戻す方法
  15. BitLockerの回復キーを確認しておかないと詰む話
  16. ぶっちゃけこうした方がいい!
  17. よくある質問
    1. WindowsUpdateを放置しているけど本当に危険なの?
    2. Windows10を使い続けても大丈夫?
    3. Copilot+PCじゃないとWindowsのAI機能は使えないの?
  18. 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
  19. まとめ

2026年3月のWindows11アップデートはなにが変わった?

Windowsのイメージ

Windowsのイメージ

2026年3月10日、Microsoftは月例の「PatchTuesday(パッチチューズデー)」と呼ばれるセキュリティ更新プログラムKB5079473をリリースしました。これ、実は私も最初に中身を見て驚いたんですけど、通常のセキュリティ修正だけでなく、最大9つもの新機能が同時に搭載されたんです。ここ数ヵ月のアップデートの中でも、かなり充実した内容になっています。

まず一番話題になっているのが、タスクバーから直接インターネット速度を測定できる機能です。Wi-Fiアイコンやネットワークアイコンを右クリックすると「速度テストを実行」という項目が出てきます。わざわざブラウザで速度測定サイトを開く手間がなくなるので、「なんかネットが遅いな?」と思ったときにサッと確認できるのがありがたいですね。

次に注目したいのがEmoji16.0(絵文字の最新バージョン)への対応です。Windowsの絵文字パネル(Windowsキー+ピリオドキーで開けます)に、各カテゴリから厳選された新しい絵文字が追加されました。地味に見えるかもしれませんが、SNSやチャットで使う方にとっては嬉しいアップデートです。

そしてセキュリティ面では、これまでMicrosoftのSysinternals(システム管理ツール群)として別途ダウンロードが必要だったSysmon(システムモニター)が、Windowsの標準オプション機能として組み込まれました。Sysmonというのは、パソコン上でどのプログラムがなにをしているかを詳細に記録してくれるツールで、セキュリティの専門家が脅威の検出に使う「金のスタンダード」と呼ばれるほどの定番ツールです。初心者の方がすぐに使う場面は少ないかもしれませんが、「自分のパソコンで怪しい動きがないか調べたい」というときの心強い味方になります。設定から「オプション機能」を開いて「Windowsの機能の有効化または無効化」から有効にできますよ。

ファイルエクスプローラーの改善もじわじわ嬉しい

今回のアップデートでは、ファイルエクスプローラーの検索精度が向上しています。特に「このPC」全体を検索するときや、複数のドライブにまたがって検索するときの安定性がよくなりました。これ、地味ですけど毎日使う機能なので本当にありがたい改善です。「あのファイルどこに保存したっけ?」と探し回る時間が少し減るはずです。さらに、圧縮ファイルの「すべて展開」オプションもエクスプローラーに追加され、操作がスムーズになりました。

バッテリーアイコンの表示も改善されて、充電中は緑色に稲妻マーク、バッテリー残量が少ないときは赤色に変わるようになりました。ノートパソコンを使っている方は、画面右下をチラッと見るだけで状態がわかるようになるので、地味ですが嬉しい変更ですね。

6月に迫るSecureBoot証明書の期限切れ!今すぐ確認すべき理由

ここからが今回の記事で一番お伝えしたい内容です。正直、この話を知らないまま放置すると、数ヵ月後にパソコンのセキュリティが大幅に低下する可能性があります。「なんか難しそう……」と思うかもしれませんが、大丈夫です。やるべきことはシンプルなので、ここさえ押さえれば安心ですよ。

SecureBoot(セキュアブート)というのは、パソコンの電源を入れてからWindowsが起動するまでの間に、悪意のあるプログラム(ウイルスの一種で「ブートキット」と呼ばれるもの)が勝手に動かないようにする仕組みです。この仕組みを支えている暗号化の証明書が、2026年6月27日に期限切れを迎えます。15年以上前の2011年に発行された証明書がいよいよ寿命を迎えるわけです。

「え、証明書が切れたらパソコンが動かなくなるの?」と心配になるかもしれませんが、安心してください。証明書が切れてもパソコンは普通に起動しますし、Windowsも動きます。ただし、起動時のセキュリティ保護が弱くなってしまい、新しい脅威への対策が受けられなくなります。Microsoftはこの状態を「セキュリティが劣化した状態」と表現していて、実際に過去にはBlackLotus(ブラックロータス)という悪質なブートキットが世界中で問題になりました。つまり、放置すると将来的にこうした攻撃に対して無防備になってしまうということです。

自分のパソコンの状態を確認する方法

まずは自分のパソコンがSecureBootに対応しているか確認しましょう。手順はとても簡単です。

  1. キーボードの「Windowsキー+R」を同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. 「msinfo32」と入力してEnterキーを押します。
  3. 「システム情報」が開くので、「セキュアブートの状態」という項目を探してください。
  4. 「有効」と表示されていればOKです。「無効」や「サポートされていません」と表示された場合は、証明書の自動更新が受けられない可能性があります。

2024年以降に製造されたパソコンの多くは、すでに新しい2023年版の証明書がインストールされています。それ以前のパソコンでも、WindowsUpdateを通常通り受け取っている方は、Microsoftが段階的に新しい証明書を配布しているので自動で更新されるケースがほとんどです。ただし、WindowsUpdateを長期間止めている方や、Windows10のサポート終了後に延長セキュリティ更新(ESU)を購入していない方は要注意です。WindowsUpdateを一時停止している方は、今すぐ解除して最新の状態にしてください。

OneDriveのバックアップを切ったらファイルが消えた問題の正体

添付データにもあった「OneDriveのバックアップ機能を切ったらファイルがなくなった」という話、実はこれ、2026年に入ってからも世界中で被害報告が後を絶たない深刻な問題なんです。私のもとにも「デスクトップにあったファイルが全部消えました!」という相談が何件も来ています。

この問題の原因は、OneDriveの「既知のフォルダーの移動(KFMKnown Folder Move)」という機能にあります。Windowsの初期設定時やOneDriveの設定時に「バックアップ」ボタンを押すと、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなどのフォルダの保存場所が、パソコン本体からOneDriveのクラウド上に切り替わります。ここまでは問題ありません。

問題が起きるのは、このバックアップを「オフ」にしたときです。バックアップを止めると、フォルダの保存先がローカル(パソコン本体)に戻るのですが、すでにクラウドに移動していたファイルはクラウド側に残ったままになります。つまり、パソコン側からは「フォルダの中身が空っぽ」に見えてしまうのです。ファイル自体はOneDriveのクラウド上に残っているケースがほとんどですが、知らないと「全部消えた!」とパニックになりますよね。

ファイルが消えたときの復旧手順

もしOneDriveのバックアップを切った後にファイルが見当たらなくなったら、まずは落ち着いて以下の手順を試してください。ブラウザでOneDriveのWebサイトにサインインすると、クラウド上に残っているファイルを確認できます。見つかったファイルは選択してダウンロードし、パソコン本体の元のフォルダに戻しましょう。もしクラウド上にも見当たらない場合は、OneDriveのWebサイト上のごみ箱を確認してください。ごみ箱には削除後30日間はファイルが保持されています。

そして何より大事なのが予防策です。OneDriveのバックアップを解除する前に、必ず「同期とバックアップ」の設定から「詳細設定」を開き、「ファイルオンデマンド」の項目で「すべてのファイルをダウンロード」をクリックしてください。これでクラウド上のファイルがすべてパソコン本体にダウンロードされます。すべてのファイルアイコンが緑色のチェックマークに変わったことを確認してから、バックアップを解除するようにしましょう。この一手間で、ファイル消失のリスクを大幅に減らせます。

CopilotとRecallはどうなった?Microsoftの方針転換を読み解く

添付データにも「Copilot Keyboard」や「Copilot Tasks」などAI関連の話題がたくさん出ていましたが、実は2026年に入ってから、MicrosoftのAI戦略に大きな方針転換がありました。

2026年1月、MicrosoftのWindows部門トップであるPavan Davuluri氏が、Windows11について「ユーザーからのフィードバックは明確だ。パフォーマンス、信頼性、全体的な体験の改善に注力する必要がある」と公式にコメントしました。つまり、AI機能をどんどん追加する路線から、まずは基本的な品質を立て直す方向に舵を切ったのです。

具体的には、メモ帳やペイントなどの標準アプリに次々と追加されていたCopilot(コパイロット)ボタンの搭載が一時停止されました。また、数秒おきに画面をスクリーンショットして記録する「Recall(リコール)」機能については、社内でも「現状のままでは成果が出ていない」と認め、機能の抜本的な見直しが進められています。将来的には「Recall」という名前自体がなくなる可能性もあるそうです。

一方で、Microsoftは「2026年はAI PCに投資すべき年だ」というマーケティングキャンペーンも展開しており、Copilot+PCの推進自体はやめていません。ただ、ユーザーの日常作業に割り込むような形でのAI押し付けは控えて、バックグラウンドで賢く動くAI(セマンティック検索やWindowsML、エージェント型ワークスペースなど)に重心を移しつつあります。私たちユーザーとしては、無理にAI機能を使わなくても大丈夫ですし、必要な機能は自分のペースで試していけばいいと思います。

ノートPC選びで迷っている方へ!2026年3月の売れ筋傾向

添付データのAmazon売れ筋ランキングを分析すると、2026年3月時点でのノートPC市場のトレンドがはっきり見えてきます。

まず目立つのがApple MacBookシリーズの躍進です。M5チップ搭載のMacBook Airや、新しいA18 Proチップ搭載のMacBook Neoなど、複数のモデルがランキング上位に食い込んでいます。「WindowsじゃなくてMacが売れてるの?」と思うかもしれませんが、これはAmazonのPC全体のランキングなので、Macユーザーも含まれています。逆に言えば、Windowsユーザーが「次はMacにしようかな」と考え始めている兆候とも読み取れます。

Windows陣営では、Lenovo IdeaPad SlimシリーズやASUS Vivobookシリーズが根強い人気を維持しています。特にメモリ16GB、SSD512GB搭載で5万円台から手が届くモデルが多く、コスパを重視する層に支持されています。注目すべきは、IntelのCore Ultra搭載モデルやAMD Ryzen搭載モデルなど、AI処理に対応したCPUを積んだパソコンがじわじわ増えていること。2026年以降、WindowsのAI機能をフル活用するにはこうしたNPU(ニューラルプロセッシングユニット=AI専用の処理チップ)搭載モデルが必要になってくるので、これから買い替える方は選択肢に入れておくとよいでしょう。

一方で、1万円台の激安ノートPCもランキングに入っていますが、正直なところ、これらのモデルはCPU性能が低く、Windowsの最新機能を快適に動かすには力不足です。「安いからとりあえず」と飛びつく前に、最低でもメモリ8GB以上、SSD256GB以上のスペックは確保することをおすすめします。

Chrome・Copilot Keyboard・CLIP STUDIOの注目アップデート

Windows周辺のソフトウェアにも、見逃せない動きがいくつかあります。

まずGoogle Chromeにゼロデイ脆弱性(ぜろでいぜいじゃくせい)が2件発見され、緊急のセキュリティアップデートが公開されました。ゼロデイ脆弱性というのは、開発者が問題を把握する前に攻撃者に悪用される危険のある欠陥のことで、非常に危険度が高いものです。Windows版ではv146.0.7680.75/76が配信されていますので、Chromeをお使いの方は今すぐアップデートしてください。Chromeの右上にある三点メニューから「ヘルプ」→「Google Chromeについて」を開けば、自動で最新版に更新されます。

日本語入力関連では、Copilot Keyboard(コパイロットキーボード)の変換ウィンドウがコンパクトになりました。MicrosoftのAI搭載日本語IMEで、変換候補の表示がすっきりして画面を邪魔しにくくなっています。

クリエイター向けでは、セルシスがCLIP STUDIO PAINT 5.0をリリースしました。年次メジャーアップデートとして、描画性能の向上、3D機能の強化、UIの改善など大幅なアップグレードが施されています。イラストや漫画を描く方にとっては待望のバージョンアップですね。

さらに、GoogleChromeがARM64版Linuxに対応予定というニュースも入ってきています。2026年第2四半期を目標としており、ARMプロセッサ搭載のLinuxデバイスでもChromeが使えるようになります。直接Windowsの話ではありませんが、ARM版Windowsの普及と合わせて、ARMアーキテクチャがPC市場全体で存在感を増していることの表れです。

PowerShellでSecureBoot証明書を一発チェックする方法

Windowsのイメージ

Windowsのイメージ

先ほどの記事ではmsinfo32を使ったSecureBootの確認方法をお伝えしましたが、ここではもう一歩踏み込んで、「新しい2023年版の証明書がちゃんと入っているか」をPowerShellで確認するコマンドをご紹介します。これ、IT業界の現場でも「このコマンド知ってるかどうかで対応速度が全然違う」と言われている実践テクニックです。

まず、タスクバーの検索欄に「PowerShell」と入力し、「管理者として実行」を選んでください。ここ重要です。管理者権限がないと証明書情報にアクセスできません。PowerShellが開いたら、以下のコマンドをそのままコピーして貼り付け、Enterキーを押してください。

::ASCII.GetString((Get-SecureBootUEFI db).bytes) -match 'Windows UEFI CA 2023'

実行結果が「True」と表示されたら、新しい証明書がすでにインストール済みです。おめでとうございます、特になにもする必要はありません。一方、「False」と表示された場合は、まだ新しい証明書が適用されていない状態です。

「False」だった方も慌てなくて大丈夫です。Microsoftは段階的に配布しているので、WindowsUpdateが正常に動いていれば順番が回ってきたタイミングで自動適用されます。ただ、「自分から証明書の更新を受け取りにいく」ことも可能です。レジストリキーを使って手動でオプトイン(受け入れ)する方法があります。こちらもPowerShellで以下のコマンドを実行します。

reg add "HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SecureBoot" /v MicrosoftUpdateManagedOptIn /t REG_DWORD /d 1 /f

このコマンドを実行した後、WindowsUpdateを手動で確認すると、証明書更新が含まれたアップデートが配信される可能性が高まります。ちなみに、このコマンド実行後にイベントビューアー(eventvwr.mscで起動)のシステムログにイベントID1801が記録されることがありますが、「Under Observation – More Data Needed(経過観察中)」と表示されていても異常ではありません。Windowsがデバイスの互換性を確認している最中という意味なので、そのまま待っていれば問題ありません。

SecureBootが有効かどうかをPowerShellだけで確認するワンライナー

「msinfo32を開くのも面倒だ」という方には、PowerShellのワンライナー(一行コマンド)もあります。管理者権限のPowerShellで以下を実行してください。

Confirm-SecureBootUEFI

「True」ならSecureBoot有効、「False」なら無効です。たったこれだけ。覚えておくと、人に聞かれたときにサッと答えられるのでちょっとカッコいいですよ。

パソコンの調子が悪いときに試すべき「三種の神器」コマンド

ここからは、私がこれまで1000人以上の方のPCトラブルを対応してきた中で「とりあえずこの3つを順番にやれば8割のトラブルは解決する」と確信しているコマンドをお伝えします。Windowsの動作がおかしい、ブルースクリーンが出る、アプリが突然落ちる――そんなときに真っ先に試してほしい手順です。

まず、コマンドプロンプトを管理者として実行します。タスクバーの検索欄に「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選んでください。そして、以下の3つのコマンドを必ずこの順番で実行します。順番が大事なので、飛ばさないでくださいね。

  1. DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth ――Windowsのシステムイメージ(OSの設計図のようなもの)に破損がないか確認し、問題があればWindowsUpdateから正しいファイルをダウンロードして自動修復します。これには15分から20分かかることがあるので、コーヒーでも淹れながら待ちましょう。「進行状況が20.0%で止まった!」と焦る方が多いですが、内部で処理が進んでいるだけなので中断しないでください。
  2. sfc /scannow ――System File Checker(システムファイルチェッカー)の略で、Windowsの重要なシステムファイルが壊れていないか一つずつ検査します。壊れたファイルが見つかったら、手順1で修復したイメージから正しいファイルに差し替えてくれます。だからこそDISMを先に実行する必要があるんです。
  3. chkdsk C: /f /r ――ストレージ(HDD/SSD)の物理的なエラーや論理的な問題をチェックして修復します。Cドライブは使用中なので「次回再起動時にスキャンしますか?」と聞かれます。「Y」と入力してEnterを押し、パソコンを再起動してください。再起動時に自動でチェックが走ります。

この3つのコマンド、私は「Windowsの三種の神器」と呼んでいます。実際、先日も「Windows Updateが何度やってもエラーになる」という相談を受けたのですが、DISMとsfcを実行しただけであっさり解決しました。原因はシステムファイルの一部が破損していて、更新プログラムの適用が途中で失敗していたんですね。コマンドが黒い画面に白い文字で表示されると身構える方が多いですが、やっていることはWindowsの「健康診断と治療」なので怖がらなくて大丈夫です。

QuickMachineRecoveryを今すぐ有効にしておくべき理由

2026年3月のアップデートで地味に重要な変更がありました。それはQuick Machine Recovery(QMR=クイックマシンリカバリー)がWindows11 Proの一般ユーザー向けにも自動有効化される範囲が拡大されたことです。

QMRをご存じない方のために説明すると、これはパソコンが起動しなくなったときに、Windowsが自分でインターネットに接続して修復プログラムを探し、自動的に直してくれるという機能です。2024年7月に世界中で大問題になったCrowdStrike(クラウドストライク)事件を覚えていますか?あのとき、800万台以上のWindowsパソコンがブルースクリーンで起動不能になり、復旧に何日もかかったケースが続出しました。QMRはまさにあの教訓から生まれた機能で、同じような事態が起きたときに「数分で自動復旧」を目指しています。

Windows11 Homeをお使いの方は、すでにデフォルトで有効になっています。Windows11 Proの方は手動で有効にする必要がある場合があるので、確認しておきましょう。設定アプリを開いて「システム」→「回復」と進むと、一番下あたりに「クイックマシンリカバリー」の項目があります。ここのトグルがオンになっていることを確認してください。さらに「解決策が見つからない場合に検索を続行する」もオンにしておくと、自動復旧の成功率が高まります。

正直、この機能を知っているかどうかで、万が一のときの精神的な余裕が全然違います。USBの回復ドライブを持ち歩く必要がなくなる……とまでは言いませんが、「最悪の事態でもWindowsが自分でなんとかしようとしてくれる」という安心感は大きいですね。

SSD/HDDの寿命をPowerShellで確認するプロ直伝の方法

パソコンの突然死で一番怖いのがストレージの故障です。保存していたファイルが一瞬で吹き飛ぶ可能性があるので、定期的に健康状態をチェックしておくのが鉄則です。実はWindows11には、コマンド一発でSSDやHDDの状態を確認できる便利なPowerShellコマンドがあります。

管理者権限のPowerShellで以下のコマンドを実行してください。

Get-PhysicalDisk | Select FriendlyName, HealthStatus, OperationalStatus

すると、パソコンに接続されているすべてのディスクの名前、健康状態、動作状態が一覧で表示されます。HealthStatusが「Healthy」、OperationalStatusが「OK」であれば問題ありません。もし「Warning」や「Unhealthy」と表示されたら、データのバックアップを最優先で行い、早めにストレージの交換を検討してください。

さらに詳しい情報が欲しい場合は、次のコマンドでSSDの書き込み回数や温度などの詳細情報を確認できます。

Get-StorageReliabilityCounter -PhysicalDisk (Get-PhysicalDisk) | Select DeviceId, Temperature, Wear, ReadErrorsTotal, WriteErrorsTotal

Temperatureの値が高すぎる場合(SSDなら70度以上が続いているなど)は、パソコン内部の放熱に問題がある可能性があります。Wearの値はSSDの摩耗度を示していて、100に近づくほど寿命が近いことを意味します。ただし、この値はすべてのSSDで表示されるわけではないので、メーカー純正のツール(SamsungならSamsung Magician、CrucialならStorage Executiveなど)も併用するのがベストです。

WindowsUpdateが失敗するときの「最終兵器」KIRとは?

添付データにも登場していたKIR(Known Issue Rollback=ノウンイシューロールバック)、これは知っている人が本当に少ないのですが、覚えておくと救われる場面が必ず来ます。

KIRというのは、MicrosoftがWindowsUpdateで配信したパッチに問題が見つかった場合に、問題のある部分だけをリモートで無効化する仕組みです。通常、問題のあるアップデートを取り消すにはパッチをアンインストールする必要がありますが、KIRなら修正パッチが配信されるまでの間、問題の機能だけを一時的に巻き戻してくれます。

一般ユーザーの場合、KIRはバックグラウンドで自動適用されることが多いので、基本的には何もしなくてOKです。ただし、KIRが反映されるにはパソコンの再起動が必要な場合があります。「アップデートしてから調子がおかしいのに、Microsoftは問題を認識済みって言ってるのに直らない!」という方は、まず一度パソコンを再起動してみてください。KIRが適用されて問題が解消されることがあります。実際、2026年1月のアップデートでOneDriveやDropboxが応答しなくなる問題が発生したとき、緊急のKIRが配信されて再起動だけで復旧したケースがありました。

企業のIT管理者向けには、グループポリシーを使ってKIRを手動で適用する方法もあります。これは一般ユーザーには関係ないので省略しますが、「KIR」という単語を覚えておくだけでも、トラブル時にMicrosoftのサポート情報を検索するときに役立ちますよ。

保存したWi-Fiパスワードを忘れたときの即効コマンド

これは本題とは少しズレますが、現実でめちゃくちゃよく遭遇するトラブルなのでぜひ紹介させてください。「友達が家に来てWi-Fiのパスワードを聞かれたけど、もう覚えてない」「新しいスマホに買い替えたのにWi-Fiパスワードがわからない」――こういうシチュエーション、ありますよね?

ルーターの裏面を確認するのが一番早いですが、パスワードを変更済みの場合はそれも使えません。そんなとき、パソコンに保存済みのWi-Fiパスワードをコマンドプロンプト一発で表示できます。

コマンドプロンプトを管理者として開いて、まず以下のコマンドで接続したことのあるWi-Fiネットワークの一覧を表示します。

netsh wlan show profiles

次に、パスワードを知りたいネットワーク名を指定して、以下のように入力します(ネットワーク名の部分は自分のものに置き換えてください)。

netsh wlan show profile name="ネットワーク名" key=clear

表示された結果の中にある「主要なコンテンツ」または「Key Content」の欄が、そのWi-Fiネットワークのパスワードです。これ、初めて知ったときは感動しました。何年も前に接続して忘れていたパスワードでも、パソコンがちゃんと覚えてくれているんですよね。

OneDriveの「ファイルオンデマンド」が引き起こす隠れたトラブル

先ほどの記事ではOneDriveのバックアップ解除によるファイル消失を解説しましたが、実はもう一つ、多くの人がハマっている「ファイルオンデマンド」絡みの落とし穴があります。

ファイルオンデマンドとは、OneDriveのファイルをクラウド上だけに置いておいて、必要なときだけダウンロードする仕組みです。パソコンのストレージ容量を節約できる便利な機能なのですが、問題は「File History(ファイル履歴)」というWindowsの標準バックアップ機能と相性が悪いことです。

ファイルオンデマンドが有効な状態だと、クラウド上にしか実体がないファイルはFile Historyの対象外になります。つまり、「バックアップしてるから安心」と思っていたのに、実際にはクラウド上のファイルはバックアップされていなかった……という事態が起こりえます。これ、実際に私自身が経験して冷や汗をかいたことがあります。

対策は明確です。OneDriveの設定から「同期とバックアップ」→「詳細設定」を開き、「ファイルオンデマンド」の項目で「すべてのファイルをダウンロード」をクリックしてください。これでクラウド上のファイルがローカルにもコピーされ、File Historyのバックアップ対象になります。ストレージ容量に余裕がない場合は、少なくとも重要なフォルダだけでも「常にこのデバイスに保持する」に設定しておくことをおすすめします。ファイルを右クリックして「常にこのデバイスに保持する」を選ぶだけです。

WindowsUpdateの古い残骸を掃除してストレージを取り戻す方法

WindowsUpdateを何年も受けていると、古い更新プログラムのキャッシュがどんどん溜まって数GBから場合によっては10GB以上のストレージを圧迫していることがあります。「なんかCドライブの空き容量が減ってきたな」と感じたら、以下のコマンドを試してみてください。

管理者権限のコマンドプロンプトで実行します。

DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase

このコマンドは、Windowsコンポーネントストア(WinSxSフォルダ)に溜まった古い更新プログラムの残骸を削除してくれます。/ResetBaseオプションを付けると、現在インストールされているバージョンより古いコンポーネントをすべて削除するので、最も効果的にストレージを確保できます。ただし注意点として、このコマンドを実行すると過去のアップデートのアンインストールができなくなります。現在のWindowsが安定して動作していることを確認してから実行してください。

さらに手軽な方法としては、設定アプリの「システム」→「記憶域」→「一時ファイル」を開いて、「Windows Updateのクリーンアップ」にチェックを入れて削除する方法もあります。こちらはGUI(画面操作)で完結するので、コマンド操作に不安がある方にはこちらがおすすめです。

BitLockerの回復キーを確認しておかないと詰む話

今回のSecureBoot証明書の更新に関連して、絶対に事前確認しておいてほしいことがあります。それがBitLocker(ビットロッカー)の回復キーです。

BitLockerはWindowsに搭載されているドライブ暗号化機能で、Windows11 Proやエンタープライズ版では有効になっていることが多く、最近はHome版でも「デバイスの暗号化」という形で自動的に有効化されているケースが増えています。SecureBoot証明書が更新されると、ファームウェア(パソコンの基礎的なソフトウェア)の信頼チェーンが変わるため、BitLockerが「このパソコン、本当に持ち主のものか怪しいぞ?」と判断して48桁の回復キーの入力を求めてくることがあります。

このとき回復キーがわからないと、自分のパソコンなのにログインできないという絶望的な状況に陥ります。回復キーの確認方法はいくつかありますが、最も確実なのはMicrosoftアカウントに保存されている方法です。ブラウザで以下のアドレスにアクセスし、Microsoftアカウントでサインインしてください。

「account.microsoft.com/devices/recoverykey」で検索すると、お使いのデバイスに関連付けられたBitLocker回復キーの一覧が表示されます。この画面をスクリーンショットで保存するか、回復キーを紙にメモして安全な場所に保管しておきましょう。スマートフォンで写真を撮っておくのも有効です。

PowerShellで直接確認したい場合は、管理者権限で以下のコマンドを実行します。

(Get-BitLockerVolume -MountPoint C:).KeyProtector | Where-Object {$_.KeyProtectorType -eq 'RecoveryPassword'} | Select-Object -ExpandProperty RecoveryPassword

このコマンドでCドライブのBitLocker回復キーが表示されます。表示されなかった場合は、BitLockerが無効か、別の保護方法が使われています。いずれにしても、6月のSecureBoot証明書更新の前に一度確認しておくことを強くおすすめします。

ぶっちゃけこうした方がいい!

ここまでかなりの情報量をお伝えしてきましたが、最後に専門家としてのぶっちゃけた本音を書かせてください。

正直なところ、Windowsのトラブル対応って「事前の10分」が「事後の10時間」を防ぐんですよね。私がこれまで対応してきたトラブルの9割以上は、「定期的にWindowsUpdateを当てていれば」「バックアップを取っていれば」「回復キーを控えていれば」防げたものでした。でも、ほとんどの人は問題が起きるまで気にしない。気持ちはわかります。私だって面倒くさがりですから。

だからこそ、ぶっちゃけ一番効率的なのは「毎月第2火曜日の翌日(日本時間で水曜日)を”Windowsの日”として15分だけ時間を取る」というルーティンを作ることです。Microsoftは毎月第2火曜日(PatchTuesday)にアップデートを配信するので、翌日に「WindowsUpdateの確認」「Chromeのアップデート確認」「ディスクの健康チェック(Get-PhysicalDiskコマンド一発)」の3つだけやればいい。たった15分です。この習慣があるだけで、今回話したSecureBoot問題もQMR設定もKIRの自動適用も、全部勝手にうまく回るようになります。

そしてOneDriveについては、ぶっちゃけ「バックアップ機能はオフにして、必要なフォルダだけ手動で同期する」のが一番トラブルが少ないです。OneDriveのバックアップ機能はフォルダの保存場所自体を変えてしまうので、仕組みを理解していないと今回紹介したようなファイル消失事故の原因になります。それよりも、自分で同期したいフォルダをOneDriveフォルダにコピーして管理する方が、なにが起きているか把握しやすいし、いざというときも対処しやすい。楽だし安全だし、結局これが一番効率的です。

もう一つだけ。パソコンの調子が悪くなったときに、いきなりネットで検索して出てきた怪しいフリーソフトを入れるのは絶対にやめてください。まずはDISM→sfc→chkdskの三種の神器を試す。それでダメならWindows標準の「PCをリセットする」機能を使う。この順番を守るだけで、余計なソフトを入れて状況を悪化させるリスクがなくなります。Windowsには最初から十分な修復ツールが揃っているのに、それを知らないばかりに遠回りしている人が本当に多いんです。

今日お伝えしたコマンドや設定は、どれも「知っていれば一瞬、知らなければ半日潰れる」ものばかりです。全部を一度に覚える必要はありません。この記事をブックマークしておいて、困ったときに見返してもらえれば、それだけで十分です。あなたのパソコンライフが、少しでも快適で安心なものになることを願っています。

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よくある質問

WindowsUpdateを放置しているけど本当に危険なの?

はい、特に今の時期は危険です。2026年3月のアップデートだけでも77件以上のセキュリティ脆弱性が修正されており、中にはAIが自動で発見した深刻度9.8(最高10)の脆弱性も含まれています。また、6月のSecureBoot証明書の期限切れに向けた準備もWindowsUpdateを通じて行われています。「面倒だから後で」と先延ばしにすると、取り返しのつかないセキュリティリスクを抱えることになります。設定→WindowsUpdate→更新プログラムのチェック、を今すぐ実行してください。

Windows10を使い続けても大丈夫?

Windows10のサポートは終了しており、通常のセキュリティ更新は受けられなくなっています。SecureBoot証明書の更新もWindows10には配信されないため、延長セキュリティ更新(ESU)を購入していない限り、セキュリティ上のリスクは日に日に高まっています。可能であればWindows11への移行、もしくはESUの購入を検討してください。パソコンのスペックがWindows11に対応しない場合は、買い替えも選択肢に入れましょう。

Copilot+PCじゃないとWindowsのAI機能は使えないの?

Recall(リコール)などの一部機能はNPU搭載のCopilot+PCでしか動作しませんが、Copilotアプリ自体はどのWindows11パソコンでも利用可能です。CopilotはWebブラウザ経由でも使えますし、タスクバーのCopilotアイコンからアクセスすることもできます。すべてのAI機能を使いたい場合はCopilot+PCが必要ですが、日常的な作業であれば今のパソコンでも十分対応できますので、無理に買い替える必要はありません。

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まとめ

2026年3月のWindows事情を振り返ると、「攻め」と「守り」の両方が求められる時期だとわかります。タスクバーからのネット速度測定やEmoji16.0対応といった便利な新機能を楽しみつつ、SecureBoot証明書の更新やChromeの緊急アップデートといったセキュリティ対策は絶対に後回しにしないでください。OneDriveのバックアップ解除によるファイル消失も、正しい手順さえ知っていれば防げるトラブルです。今日この記事を読んだら、まず「WindowsUpdateの確認」「Chromeのアップデート」「SecureBootの状態確認」の3つを実行してみてください。この3つだけで、あなたのパソコン環境は格段に安全になります。小さな一歩が、大きなトラブルからあなたを守りますよ。

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企業の情報システム部門で10年以上、PC・アカウント・社内ネットワーク・Microsoft 365/Google Workspace運用を担当。年間数百件の問い合わせ対応(PC不調、メール送受信、Excel/Word資料、Teams会議、スマホ連携など)を通じて、初心者がつまずくポイントを「再現→原因切り分け→最短解決」の手順に落とし込んできました

現場や身近で実際に起きたトラブルをベースに、手順だけでなく「なぜそうなるか」「失敗しやすい落とし穴」「安全な設定(セキュリティ)」まで含めて解説します。

相談窓口(問い合わせ/LINE等)を設け、記事で解決しないケースも個別にサポートしていますので「パソコンが急に動かなくなった」「スマホの設定がわからない」などの悩みは一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

【お問い合わせは下記URLから】
https://m32006400n.xsrv.jp/inquiry-form/

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