「えっ、昨日まで30GBも空きがあったのに、もう10GBしかない?」そんな経験、ありませんか。新しいソフトをインストールした覚えもないし、大きなファイルをダウンロードした記憶もない。なのに、なぜかCドライブの空き容量がじわじわ、あるいは一気に減っていく。Windows11を使っていると、この不思議な現象に悩まされるユーザーが実はかなり多いのです。
Microsoftのコミュニティフォーラムにも「空き容量が毎日1GBずつ消えていく」「気づいたら残り0KBになっていた」という悲鳴のような投稿が後を絶ちません。しかも厄介なことに、Windows11の標準機能だけでは犯人を突き止めにくいケースがほとんどです。
この記事では、Windows11のストレージ容量が勝手に減ってしまう原因を7つの切り口から徹底解剖し、初心者でも迷わず実行できる具体的な解決手順をお伝えします。2026年2月時点の最新情報を盛り込んでいるので、直近のWindows Updateで発生した不具合への対処法もカバーしています。
- WinSxSフォルダやシャドウコピーなど、容量を密かに食い続ける「隠れた犯人」の正体と安全な対処法を網羅的に解説
- OneDriveやDropboxなどクラウド同期の落とし穴と、2026年1月のWindows Update不具合によるストレージ圧迫への最新対策を紹介
- TreeSize Freeを使った容量可視化テクニックやストレージセンサーの最適設定など、再発を防ぐ長期メンテナンス術まで完全カバー
- そもそもなぜWindows11のストレージ容量は知らないうちに減るのか?
- 原因その1WinSxSフォルダが際限なく肥大化している
- 原因その2ボリュームシャドウコピー(VSS)が暴走している
- 原因その3OneDriveやDropboxのクラウド同期が容量を食い尽くしている
- 原因その4Windows Updateの残骸とWindows.oldフォルダ
- 原因その5休止状態ファイルやページファイルなどの隠しシステムファイル
- 原因その6「記憶域」で表示される「その他」の正体とは?
- 原因その7ウイルス感染やファイルシステムの破損
- 再発を防ぐための長期メンテナンス術
- 2026年最新情報直近のWindows Updateが引き起こすストレージ問題
- 情シス歴10年超の視点で教える「プロが最初に確認する隠れ容量泥棒」
- PowerShellで一発実行!容量調査の自動化スクリプト集
- 現場で「本当にあった怖い話」と、そこから学んだ教訓
- コマンドプロンプトで使える実戦向けメンテナンスコマンド一覧
- 意外と知られていないWindowsの便利な容量節約機能
- タスクスケジューラを活用した「完全自動の容量監視」の設定手順
- 上級者向けWindows Updateのトラブルで容量が食われたときの完全復旧手順
- ぶっちゃけこうした方がいい!
- Windows11のストレージ容量が勝手に減ることに関するよくある疑問
- 今すぐパソコンやスマホの悩みを解決したい!どうしたらいい?
- まとめ
そもそもなぜWindows11のストレージ容量は知らないうちに減るのか?
まず大前提として理解しておきたいのは、Windows11というOS自体が「容量を増やし続ける仕組み」を内蔵しているということです。何もインストールしなくても、パソコンを使っているだけでCドライブの消費量は日々増えていきます。これはバグではなく、Windowsの正常な動作です。
ただし、その「正常な増加」を大幅に超えるペースで容量が減っている場合は、何かしらの異常が隠れています。原因を大きく分類すると、OS内部の自動処理に起因するものと、ユーザーが気づかないうちに設定してしまった外部要因の2系統に分かれます。ここからは具体的に、どんな「犯人」が潜んでいるのかを一つずつ暴いていきましょう。
原因その1WinSxSフォルダが際限なく肥大化している
Windows11の容量圧迫で最も頻繁に名前が挙がるのが、WinSxS(Windows Side by Side)フォルダです。このフォルダはCドライブの「C:\Windows\WinSxS」に存在し、Windowsのコンポーネントストアとして機能しています。Windows Updateのたびに古いバージョンのシステムファイルがここに蓄積されるため、数年使い続けたPCでは10GBを軽く超えることも珍しくありません。
やっかいなのは、このフォルダを手動で削除するとWindowsが起動不能になる点です。絶対に直接削除してはいけません。安全にサイズを縮小するには、Microsoftが公式に提供しているDISMコマンドを使います。
DISMコマンドでWinSxSを安全にクリーンアップする手順
まず、スタートメニューの検索バーに「cmd」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選んでください。管理者権限がないとこのコマンドは動作しません。
コマンドプロンプトが開いたら、最初にコンポーネントストアの状態を確認するため、次のコマンドを実行します。
Dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore
これで「コンポーネントストアのクリーンアップをお勧めしますはい」と表示されたら、次のコマンドでクリーンアップを実行しましょう。
Dism.exe /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup
このコマンドは、古い更新差分ファイルのうち不要なものだけを安全に削除してくれます。数分から十数分かかることがありますが、途中で中断しないでください。完了後に再起動すると、数GBの空き容量が回復するケースが多いです。
さらに大胆にスペースを確保したい場合は、「/ResetBase」スイッチを追加できます。ただしこれを実行すると過去にインストールしたすべてのWindows Updateのアンインストールができなくなるため、現在のシステムが安定して動作していることを確認してから実行してください。
原因その2ボリュームシャドウコピー(VSS)が暴走している
Dellのパソコンを中心に報告が多いのが、ボリュームシャドウコピーサービス(VSS)の暴走です。これはシステムの保護機能が復元ポイントを際限なく作成し続け、最終的にドライブの容量をすべて使い切ってしまうという深刻な現象です。
原因は、VSSの「最大サイズ」パラメーターが初期設定されていないことにあります。この状態では、Dell SupportAssist OS RecoveryなどのアプリケーションがVSSデータを読み取ろうとしたときに、VSSが「無制限」モードになってしまいます。その結果、システムの保護設定で「最大使用量」スライダーが勝手に100%に設定され、ドライブの空き容量が日に日に消えていきます。
VSSの最大サイズを手動で設定して暴走を止める方法
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してください(Cドライブの場合)。
vssadmin resize shadowstorage /for=C: /on=C: /maxsize=10GB
「Successfully resized the shadow copy storage association」と表示されれば成功です。これでVSSが使用できるディスク領域が10GBに制限されるため、容量の際限ない消費が止まります。10GBの上限値は環境に応じて調整してかまいませんが、最低でも3GB以上を推奨します。
もう一つの方法として、Windowsの検索バーで「システムの詳細設定の表示」を開き、「システムの保護」タブから「構成」ボタンをクリックする手順もあります。ここで「最大使用量」のスライダーを5〜10%程度に設定し、必要に応じて古い復元ポイントを削除できます。ただし、システムの保護を完全に無効にすることはおすすめしません。万が一のトラブル時にシステムを復元できなくなるためです。
原因その3OneDriveやDropboxのクラウド同期が容量を食い尽くしている
クラウドストレージは本来、PCのストレージを節約するためのサービスです。しかし、同期設定を誤ると逆にCドライブを圧迫する最大の原因になります。
OneDriveの場合、「常にこのデバイス上に保持する」設定を有効にしていると、クラウド上のすべてのファイルがPCにダウンロードされた状態を維持します。会社のTeamsで共有された録画ファイルやOutlookの添付ファイルも自動でローカルに保存されるため、気づいたときには10〜20GBもの容量を消費していることがあります。
Dropboxでは、さらに深刻なケースが報告されています。外付けHDDのバックアップ機能が有効になっていると、外付けHDD上のデータが丸ごとCドライブの隠しフォルダーにコピーされる場合があります。ある事例では、このDropboxの隠しバックアップが200GB以上のストレージを占有していたにもかかわらず、エクスプローラーの通常表示ではまったく見えなかったという報告もあります。
OneDriveの同期設定を最適化する手順
タスクバーのOneDriveアイコンをクリックし、歯車マークから「設定」を開きます。「同期とバックアップ」タブで「詳細設定」に進み、「ファイルオンデマンド」が有効になっていることを確認してください。この機能が有効であれば、ファイルはクラウド上にのみ存在し、必要なときだけダウンロードされます。すでにローカルにダウンロード済みのファイルは、右クリックして「空き領域を増やす」を選択するとクラウド専用に戻せます。
Dropboxの隠しフォルダーを発見して対処する方法
Dropboxが原因の場合、まずTreeSize Free(後述)でCドライブをスキャンし、巨大な隠しフォルダーがないか確認します。Dropboxの設定画面で「バックアップ」タブを開き、PCバックアップや外付けドライブのバックアップ機能を無効化してください。不要なバックアップフォルダーは、中身がクラウドまたは外付けドライブに確実に残っていることを確認した上で削除します。その後、「選択型同期」機能を使い、本当にローカルに必要なフォルダーだけを同期対象に絞り込みましょう。
原因その4Windows Updateの残骸とWindows.oldフォルダ
Windows11は、メジャーアップデートのたびに旧バージョンのシステムファイルをWindows.oldというフォルダーに退避させます。これは万が一アップデートに問題があった場合にロールバックするための安全策ですが、このフォルダーだけで20〜30GBを消費することがあります。アップデート後10日間はロールバック用に保持されますが、それを過ぎても自動削除されないケースがあります。
さらに、2024年後半から2025年にかけての24H2アップデート、そして2025年9月以降の25H2アップデートでは、更新プログラムのダウンロードファイルがSoftwareDistributionフォルダーに大量に残留する事例が報告されています。2026年1月のセキュリティ更新プログラム(KB5074109)では、OneDriveやDropboxなどのクラウドストレージに保存されたファイルを操作するアプリが応答しなくなる不具合まで発生しました。この問題はKB5078127で修正されていますが、更新の失敗と再試行が繰り返された環境では、中間ファイルが残ってストレージを圧迫している可能性があります。
Windows Updateの残骸を安全に削除する手順
スタートメニューの検索バーに「ディスククリーンアップ」と入力して起動し、Cドライブを選択します。表示されたウィンドウで「システムファイルのクリーンアップ」ボタンをクリックすると、さらに多くの項目が表示されます。「以前のWindowsのインストール」「Windowsアップグレードのログファイル」「Windows Updateのクリーンアップ」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。これだけで10GB以上の空き容量が回復することも珍しくありません。
もし更新プログラムのダウンロードファイルが残留していると思われる場合は、サービス管理画面で「Windows Update」サービスを一時停止し、「C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」フォルダー内のファイルを手動で削除してからサービスを再開するという方法もあります。ただし、この操作は必ずWindows Updateサービスを停止してから行ってください。
原因その5休止状態ファイルやページファイルなどの隠しシステムファイル
エクスプローラーで「隠しファイルを表示」を有効にしても見えないファイルが存在します。それがhiberfil.sys(休止状態ファイル)とpagefile.sys(ページファイル)です。
hiberfil.sysは、PCを休止状態にしたときにメモリの内容をディスクに書き出すためのファイルで、搭載メモリ量の約75%のサイズになります。つまり16GBメモリのPCなら約12GBが常にCドライブを占有しています。ページファイルもメモリの仮想拡張用として数GB〜十数GBを消費します。
休止状態を使わないのであれば、管理者権限のコマンドプロンプトで「powercfg /hibernate off」と実行すると、hiberfil.sysが削除されて即座にその分の空き容量が戻ります。ページファイルについては、「システムの詳細設定」→「パフォーマンス」→「詳細設定」→「仮想メモリ」から手動でサイズを調整できますが、メモリに余裕がない場合は小さくしすぎるとシステムが不安定になるので注意が必要です。
原因その6「記憶域」で表示される「その他」の正体とは?
Windows11の「設定」→「システム」→「ストレージ」を開くと、アプリ、一時ファイル、システムなどのカテゴリ別にストレージ使用量が表示されます。ここで「その他」が異常に大きい数字になっていて困惑するユーザーが非常に多いのですが、この「その他」はWindows11の分類に当てはまらなかったすべてのファイルの合計値です。
隠しフォルダー、アクセス権限で保護されたフォルダー、クラウドサービスのキャッシュ、アプリのログファイルなどがすべてここに含まれます。つまり、「その他」の数字だけ見てもまったく原因はわからないのです。
TreeSize Freeで「その他」の正体を一発で突き止める
この問題を解決する最強のツールが、無料のディスク容量分析ソフトTreeSize Freeです。Microsoftストアからもインストールできます。インストール後は必ず「管理者として実行」してください。通常起動ではシステムフォルダーの一部にアクセスできず、肝心の犯人が見えません。
管理者として起動したら、左上のメニューからCドライブを選択してスキャンを実行します。数分でフォルダーごとの容量がツリー形式で一覧表示されます。上から順にサイズが大きいフォルダーを展開していけば、どの階層のどのフォルダーが異常に膨れているかが一目瞭然です。
実務的なコツとして、上位3〜5フォルダーだけを重点的に掘り下げるのが最も効率的です。容量圧迫の原因はほぼ確実に上位のどれかに集中しています。Dropboxの隠しバックアップが200GBを占めていた先述のケースも、TreeSize Freeで一瞬で発見できました。
原因その7ウイルス感染やファイルシステムの破損
稀なケースですが、マルウェアがバックグラウンドで大量のファイルを生成し続けてストレージを消費することがあります。また、ファイルシステムの破損によりディスク容量の報告値が実際と食い違うケースもあります。
ウイルス感染が疑われる場合は、Windows Defenderでフルスキャンを実行してください。「Windowsセキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンのオプション」から「フルスキャン」を選択して実行します。2026年2月のKB5077181でDefenderの定義ファイルも更新されているため、最新の状態でスキャンすることが重要です。
ファイルシステムの破損については、管理者権限のコマンドプロンプトで「chkdsk C: /f」を実行してチェックディスクを走らせます。再起動が要求された場合は再起動後にチェックが自動で開始されます。さらにシステムファイルの整合性も確認したい場合は、「sfc /scannow」を実行してください。
再発を防ぐための長期メンテナンス術
原因を突き止めて容量を回復できたとしても、放っておけばまた同じことが起こります。大切なのは、容量が逼迫する前に気づける仕組みを作っておくことです。
ストレージセンサーを有効化して自動クリーンアップを設定する
Windows11にはストレージセンサーという自動クリーンアップ機能が搭載されています。「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ストレージセンサー」の順に進み、「ユーザーコンテンツの自動クリーンアップ」をオンにします。実行タイミングは「空き領域の不足時」がデフォルトですが、「毎月」に設定しておくとより安心です。ごみ箱の自動削除期間やダウンロードフォルダーのクリーンアップ期間もここでカスタマイズできます。
なお、2026年1月のWindows11ビルド26100.7705(24H2)および26200.7705(25H2)以降では、ストレージ設定を開く際にUACプロンプト(管理者権限の確認ダイアログ)が表示されるようになりました。これはセキュリティ強化の一環なので、驚かずに承認してください。
月1回のストレージ健康診断ルーティン
月に1回、以下の確認を習慣にすると、容量の異常な増加を早期に発見できます。まず「設定」→「ストレージ」でカテゴリ別の使用状況を確認し、前月と比較して急増しているカテゴリがないかチェックします。次にTreeSize Freeで上位のフォルダーサイズを確認し、見慣れない巨大フォルダーがないか目視します。最後にDISMコマンドでコンポーネントストアの分析を実行し、クリーンアップが推奨されていれば実行する、という流れです。
この3ステップに慣れてしまえば5分もかかりません。「いつの間にか空き容量が一桁GBになっていた」という事態を未然に防げます。
2026年最新情報直近のWindows Updateが引き起こすストレージ問題
2025年から2026年にかけて、Windows11のアップデートに起因するストレージ関連のトラブルが頻発しています。記事執筆時点(2026年2月15日)で把握している主な問題をまとめます。
| 時期とアップデート | 問題の内容 | 対処法 |
|---|---|---|
| 2026年1月KB5074109 | OneDriveやDropboxへのファイル保存時にアプリが応答しなくなる。Outlookのハング、送信済みメールの消失なども発生。 | KB5078127(2026年1月24日配信のOOBアップデート)を適用する。Windows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにすると自動取得できる。 |
| 2025年8月KB5063878(24H2) | 大容量書き込み時にSSD/HDDがシステムから消失する報告あり。NVMe SSDで50GBを超える連続書き込み時に発症しやすい。 | 該当アップデートの適用を保留するか、ドライブのファームウェアを最新版に更新する。影響を受けたドライブは再接続で回復する可能性があるが、データバックアップが最優先。 |
| 24H2→25H2アップグレード全般 | Windows.oldフォルダーやSoftwareDistributionフォルダーに大量の残留ファイルが発生し、30GB以上の容量を消費するケースあり。 | ディスククリーンアップの「システムファイルのクリーンアップ」から「以前のWindowsのインストール」を削除。アップグレード後10日以上経過していればロールバック不要と判断し削除可能。 |
2026年2月10日にリリースされた最新のパッチチューズデー(KB5077181)では、セキュリティ修正に加えて多数のバグフィックスが含まれています。2025年を通じて積み重なったWindows11の品質問題に対するMicrosoftの巻き返しとも言えるアップデートなので、まだ適用していない方は早めのインストールをおすすめします。
情シス歴10年超の視点で教える「プロが最初に確認する隠れ容量泥棒」
ここからは、企業のIT管理や個人PCのサポートを10年以上やってきた経験から、一般的な解説記事ではまず触れられない「プロが真っ先に確認するポイント」を解説します。正直なところ、前述の7つの原因で解決するケースが8割ですが、残り2割の「それでも見つからない犯人」はだいたいここに潜んでいます。
Windows検索インデックス(Windows.edb / Windows.db)の異常肥大化
意外と知られていないのが、Windowsの検索インデックスデータベースです。Windows10以前では「Windows.edb」、Windows11では「Windows.db」というファイル名で、「C:\ProgramData\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows\」に格納されています。このファイルはエクスプローラーのファイル検索を高速化するためのデータベースですが、PSTファイル(Outlookのメールデータ)をインデックス対象にしていたり、大量のファイルが存在する環境では、数十GBどころか100GBを超えるケースすらあるのです。
現在のサイズをPowerShellで一発確認するには、管理者権限でPowerShellを開いて以下のコマンドを実行してください。
((Get-Item $env:programdata'\Microsoft\Search\Data\Applications\Windows\Windows.edb').length/1GB)
Windows11でWindows.dbが使われている場合はファイル名を置き換えてください。もしここで5GBを超えていたら、対処を検討すべきです。最もシンプルな対処法は検索インデックスの再構築です。「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windows検索」→「詳細インデクサーオプション」から「詳細設定」を開き、「再構築」をクリックします。これで古いインデックスが破棄され、新しいインデックスが一から構築されます。再構築中は検索が遅くなりますが、データは一切失われません。
それでも肥大化が繰り返される場合は、インデックス対象のスコープ(範囲)を見直しましょう。「インデックスの設定」→「変更」から、本当に検索が必要なフォルダーだけに絞り込むことで、データベースサイズを劇的に小さくできます。特に業務でOutlookを使っている方は、PSTファイルのインデックスを外すだけで数十GB回復したという事例を何度も見てきました。
WSL2(Windows Subsystem for Linux)のext4.vhdxが肥大化する問題
開発者の方に多いのが、WSL2の仮想ディスクファイル(ext4.vhdx)が実際の使用量をはるかに超えて膨張するという問題です。WSL2はLinuxのファイルシステムを仮想ハードディスク(VHDX)で管理していますが、このファイルは「拡張はするが、自動では縮小しない」という厄介な性質を持っています。
たとえば、Dockerコンテナで大量のイメージをダウンロードして後で削除しても、ext4.vhdxのサイズはそのまま据え置きです。実際に私の環境でも、WSL2上のUbuntuで使っているのは15GB程度なのに、ext4.vhdxが90GBに膨れていたことがありました。
このファイルの場所は通常「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\」配下のWSL関連フォルダー内にあります。Docker Desktopを使っている場合は「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Docker\wsl\data\ext4.vhdx」にも存在します。
縮小するには、まずPowerShellでWSLを完全に停止し、diskpartコマンドで圧縮をかけます。
- PowerShellを管理者として開き、「wsl –shutdown」を実行してWSLを完全に停止する。
- 同じウィンドウで「diskpart」と入力してdiskpartを起動する。
- 「select vdisk file=”C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\対象フォルダー\LocalState\ext4.vhdx”」でVHDXファイルを選択する(パスは自分の環境に合わせて変更すること)。
- 「compact vdisk」を実行して圧縮する。
- 「exit」でdiskpartを終了する。
これで未使用領域が解放され、ファイルサイズが実際の使用量に近づきます。私の経験上、この操作だけで40〜80GBの空きが一瞬で戻るケースは珍しくありません。Docker Desktopの場合は、事前に「docker system prune -a」で不要なイメージやボリュームを削除してから圧縮すると効果が最大化します。
PowerShellで一発実行!容量調査の自動化スクリプト集
GUIツールも便利ですが、同じ確認を定期的にやるなら、PowerShellスクリプトで自動化したほうが圧倒的に楽です。ここでは、すぐにコピペして使える実用スクリプトを紹介します。すべて管理者権限のPowerShellで実行してください。
Cドライブの巨大ファイルTOP20を一覧表示するスクリプト
犯人探しの第一歩として、Cドライブ上のサイズが大きいファイルを上位20件リストアップします。隠しファイルやシステムファイルも含めて検出できるため、hiberfil.sysやpagefile.sys、ext4.vhdxなどが一発で見つかります。
Get-ChildItem -Path C:\ -Force -Recurse -ErrorAction SilentlyContinue | Where-Object { -not $_.PSIsContainer } | Sort-Object Length -Descending | Select-Object FullName, @{Name='SizeMB';Expression={::Round($_.Length/1MB,2)}} -First 20
このスクリプトは実行に数分かかることがありますが、完了すると「ファイルのフルパス」と「サイズ(MB単位)」の一覧が表示されます。知らないうちに巨大化していたログファイルやキャッシュファイルを一網打尽にできます。
全ドライブの空き容量を一覧で確認するワンライナー
複数のドライブを搭載しているPCで、どのドライブがどのくらい使われているかを一目で把握したいときに便利です。
Get-CimInstance -ClassName Win32_LogicalDisk | Select-Object DeviceID, VolumeName, @{N=’TotalGB’;E={::Round($_.Size/1GB,2)}}, @{N=’FreeGB’;E={::Round($_.FreeSpace/1GB,2)}}, @{N=’FreePercent’;E={::Round(($_.FreeSpace/$_.Size)*100,1)}} | Format-Table -AutoSize
このコマンドはPowerShell 7.x(PowerShell Core)でも動作します。旧式のGet-WmiObjectはPowerShell Coreでは使えないため、Get-CimInstanceを使うのが2026年時点での正解です。タスクスケジューラに週1回の実行を登録しておけば、容量の推移を自動で記録することもできます。
空き容量が一定以下になったら自動で警告を出すスクリプト
「気づいたときにはもう手遅れだった」を防ぐための予防策です。以下のスクリプトは、Cドライブの空き容量が20%を切ったらポップアップ警告を出し、5%を切ったら緊急アラートを表示します。
$disk = Get-CimInstance -ClassName Win32_LogicalDisk -Filter "DeviceID='C:'"
$freePercent = ::Round(($disk.FreeSpace / $disk.Size) * 100, 1)
if ($freePercent -lt 5) {
::Show("緊急Cドライブの空き容量が${freePercent}%です!即座に対処してください。", "ストレージ緊急警告")
} elseif ($freePercent -lt 20) {
::Show("注意Cドライブの空き容量が${freePercent}%に低下しています。", "ストレージ警告")
}
スクリプトの先頭に「Add-Type -AssemblyName System.Windows.Forms」を追加してから実行してください。このスクリプトをタスクスケジューラでPC起動時に実行するよう設定しておけば、容量問題の早期発見に非常に役立ちます。
現場で「本当にあった怖い話」と、そこから学んだ教訓
ここでは、10年以上の情シス経験で実際に遭遇した「ストレージ容量が勝手に減る」リアルなトラブル事例を共有します。教科書的な説明だけではわからない、現場ならではの泥臭い知見です。
事例1Teamsの録画ファイルがOneDrive経由でCドライブを20GB圧迫していた
ある日、経理部のスタッフから「パソコンが激重になった」と連絡がありました。確認すると、Cドライブの空きが2GBしかない。調べてみると、Microsoft Teamsの会議録画データがOneDriveの「Recordings」フォルダーに自動保存され、ファイルオンデマンドが無効になっていたために全録画がローカルにダウンロードされていたのです。週3回のオンライン会議を半年続けた結果、録画だけで約20GBに達していました。
教訓として、Teams録画はOneDrive上の「Recordings」フォルダーに自動保存される仕様になっているため、ファイルオンデマンドが有効であることを必ず確認してください。また、古い録画は定期的にクラウド上でもアーカイブか削除する運用ルールを決めておくべきです。
事例2Windows Installerフォルダーの.mspファイルが300GBを超えていた
これは本当に驚いた事例です。開発部門のワークステーションで、「C:\Windows\Installer」フォルダーが300GBを超えていたことがあります。中身を見ると、数百個の.mspファイル(パッチインストーラー)がそれぞれ数百MBから1GB近い容量を占めていました。
ここで重要なのは、このフォルダーのファイルを絶対に手動で削除してはいけないということです。Windows Installerフォルダーの.mspファイルは、インストール済みアプリのアンインストールや修復に必要なファイルです。手動で消すとアプリの修復もアンインストールもできなくなり、将来のアップデートも失敗するようになります。
安全に対処するには、Microsoftが提供している「Windows Installer Unused Files Cleanup Tool」(旧称msizap)や、信頼できるサードパーティツールの「PatchCleaner」を使って、孤立した(どのアプリにも紐づいていない)パッチファイルだけを検出して削除する方法が正解です。ただし、この操作は上級者向けなので、自信がない場合はTreeSize Freeで容量を確認するにとどめ、他の方法で空き容量を確保することを優先してください。
事例3hiberfil.sysの「reduced」モードを知らず、32GBメモリ機で24GBを無駄にしていた
メモリを32GB積んだハイスペックPCで、hiberfil.sysが約24GB(RAM容量の75%)を占有していたケースです。ユーザーは休止状態を一度も使ったことがないのに、ファイルだけがドカンと居座っていました。
ここでのポイントは、休止状態を完全に無効にしなくても、hiberfil.sysのタイプを「reduced」に変更するだけでサイズをRAMの20%まで縮小できるということです。この設定であれば、高速スタートアップ(Fast Startup)の恩恵は受けられるまま、占有容量を大幅に減らせます。32GBメモリの場合、fullモードの約24GBからreducedモードの約6.4GBになるため、約17GBの空きが即座に回復します。
管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行するだけです。
powercfg /h /type reduced
元に戻したい場合は「powercfg /h /type full」で復元できます。休止状態を完全に使わない場合は「powercfg /h off」で無効化すれば、hiberfil.sysそのものが削除されてRAM容量の40%分がまるまる戻ります。
コマンドプロンプトで使える実戦向けメンテナンスコマンド一覧
PowerShellだけでなく、従来のコマンドプロンプト(cmd)で使えるコマンドも知っておくと、PowerShellが起動できないトラブル時にも対応できます。以下はすべて管理者権限のコマンドプロンプトで実行してください。
Windows Updateのキャッシュを完全にリセットする手順
Windows Updateが中途半端に失敗を繰り返した環境では、SoftwareDistributionフォルダーに大量のゴミファイルが蓄積しています。これを安全にリセットする手順は以下のとおりです。
- 「net stop wuauserv」を実行して、Windows Updateサービスを停止する。
- 「net stop bits」を実行して、バックグラウンドインテリジェント転送サービスも停止する。
- 「rd /s /q C:\Windows\SoftwareDistribution\Download」でダウンロードキャッシュを削除する。
- 「net start wuauserv」でWindows Updateサービスを再開する。
- 「net start bits」でバックグラウンドインテリジェント転送サービスも再開する。
この操作はWindows Updateの動作には影響しません。次回の更新チェック時にMicrosoftのサーバーから必要なファイルが再ダウンロードされます。ただし、まさにアップデートのインストール中にこの操作を行うと更新が破損する可能性があるため、必ずアップデート中でないことを確認してから実行してください。
シャドウコピーの現在の使用量をチェックするコマンド
VSSが暴走していないか確認するには、このコマンドが最速です。
vssadmin list shadowstorage
出力の「使用されたシャドウコピー記憶域の領域」を見てください。ここが数十GBを超えていたら、明らかに過剰です。「最大シャドウコピー記憶域の領域」が「UNBOUNDED(無制限)」になっている場合は特に危険で、前述のDellパソコンの暴走パターンに該当している可能性があります。速やかに上限値を設定しましょう。
ページファイルをDドライブに移動して Cドライブを軽くする方法
Cドライブの容量が256GB以下で、かつDドライブ(HDD等)が存在する場合、ページファイルをDドライブに移動するとCドライブの圧迫を確実に軽減できます。手順は「システムの詳細設定」→「パフォーマンス」→「設定」→「詳細設定」タブ→「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリックし、「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外します。Cドライブを選択して「ページングファイルなし」を設定し、Dドライブを選択して「システム管理サイズ」を設定して「設定」ボタンを押します。最後にPCを再起動すれば完了です。
ただし、この操作には重要な注意点があります。ページファイルを完全になくすのは絶対にやめてください。メモリ不足時にアプリがクラッシュしたり、ブルースクリーンのダンプファイルが取得できなくなります。また、Dドライブが外付けドライブの場合は、取り外し時にシステムが不安定になるため、ページファイルの移動先は必ず内蔵ドライブにしてください。
意外と知られていないWindowsの便利な容量節約機能
NTFSファイル圧縮で透過的に容量を節約する
あまり知られていませんが、NTFSにはフォルダー単位でファイルを透過的に圧縮する機能が搭載されています。圧縮されたファイルは通常のファイルと全く同じように読み書きでき、アプリ側で特別な対応は不要です。テキストファイル、ドキュメント、ログファイルなどの圧縮率が高いファイルでは、30〜50%の容量削減が期待できます。
特定のフォルダーに圧縮を適用するには、エクスプローラーでフォルダーを右クリック→「プロパティ」→「全般」タブの「詳細設定」→「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックを入れます。「このフォルダー、およびサブフォルダーとファイルに変更を適用する」を選択してOKを押せば完了です。圧縮されたファイルやフォルダーはエクスプローラー上で青い文字で表示されるので、視覚的にも区別できます。
ただし、SSD上でCPU負荷が高い作業用フォルダーに適用すると、読み書きの速度がわずかに低下する可能性があります。ゲームフォルダーや仮想マシンのデータには適用しないほうが無難です。最適な適用対象は、アクセス頻度が低いドキュメントフォルダーやアーカイブ用フォルダーです。
配信の最適化(Delivery Optimization)のキャッシュ制御
Windows11には「配信の最適化」という機能があり、Windows UpdateやMicrosoft Storeのダウンロード内容をキャッシュしてLAN内の他のPCと共有します。この機能自体は便利ですが、キャッシュの上限がデフォルトではドライブ容量に対して比較的大きく設定されていることがあり、気づかないうちに数GBを消費します。
「設定」→「Windows Update」→「詳細オプション」→「配信の最適化」→「詳細オプション」と進むと、キャッシュに使用するディスク容量の上限を設定できます。個人PCであれば5〜10GBに制限しておけば十分です。既にキャッシュが蓄積されている場合は、「設定」→「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」から「配信の最適化ファイル」にチェックを入れて削除できます。
Compact OSでWindowsのインストールサイズそのものを縮小する
Cドライブの容量がどうしても足りないという場合の最終手段として、Compact OSという機能があります。これはWindowsのシステムファイルそのものを圧縮し、2〜3GBの空き容量を追加で確保する機能です。管理者権限のコマンドプロンプトで以下を実行します。
compact /compactos:always
このコマンドはシステムファイルをNTFS圧縮でまとめて圧縮します。処理には10〜20分程度かかりますが、完了後はWindowsが圧縮された状態のまま通常どおり動作します。元に戻す場合は「compact /compactos:never」です。
実際にUltrabookのような128GB〜256GBのSSD搭載機では、この機能は本当にありがたい存在です。CPUがある程度高性能であれば、体感速度にほとんど影響はありません。ただし、極端にCPU性能が低い古いマシンでは起動時間がわずかに延びる可能性がある点は留意しておいてください。
タスクスケジューラを活用した「完全自動の容量監視」の設定手順
前述のPowerShellスクリプトを手動で実行するのも良いですが、本当にストレージ管理を楽にしたいなら、タスクスケジューラに登録して完全に自動化するのがベストです。「あのスクリプトを実行しなきゃ」と思い出す必要すらなくなります。
週1回の自動容量レポートをテキストファイルに出力する設定
まず、以下の内容をメモ帳に貼り付けて「C:\Scripts\DiskReport.ps1」として保存してください(Scriptsフォルダーがない場合は作成してください)。
$date = Get-Date -Format "yyyy-MM-dd_HHmm"
$report = "=== ストレージレポート $date ===`n"
$disk = Get-CimInstance -ClassName Win32_LogicalDisk -Filter "DeviceID='C:'"
$freeGB = ::Round($disk.FreeSpace/1GB, 2)
$totalGB = ::Round($disk.Size/1GB, 2)
$freePercent = ::Round(($disk.FreeSpace/$disk.Size)*100, 1)
$report += "Cドライブ: $freeGB GB 空き / $totalGB GB 合計 (${freePercent}%)`n"
$report += "`n Cドライブ直下のフォルダーサイズTOP10 `n"
Get-ChildItem -Path C:\ -Force -Directory -ErrorAction SilentlyContinue | ForEach-Object {
$size = (Get-ChildItem $_.FullName -Recurse -Force -ErrorAction SilentlyContinue | Measure-Object Length -Sum).Sum
@{Path=$_.Name; SizeGB=::Round($size/1GB,2)}
} | Sort-Object SizeGB -Descending | Select-Object -First 10 | ForEach-Object {
$report += "$($_.Path): $($_.SizeGB) GB`n"
}
$report | Out-File "C:\Scripts\DiskReport_$date.txt" -Encoding UTF8
次に、タスクスケジューラを開いて「基本タスクの作成」をクリックし、名前を「週次ストレージレポート」とします。トリガーを「毎週」に設定し、操作で「プログラムの開始」を選択、プログラムに「powershell.exe」、引数に「-ExecutionPolicy Bypass -File C:\Scripts\DiskReport.ps1」を入力します。「最上位の特権で実行する」にチェックを入れることを忘れないでください。
これで毎週、C:\Scriptsフォルダーに日付付きのストレージレポートが自動生成されます。数週間分のレポートを見比べれば、どの期間に容量が急減したか、どのフォルダーが異常に成長しているかが一目瞭然になります。
上級者向けWindows Updateのトラブルで容量が食われたときの完全復旧手順
2025年から2026年にかけて、Windows11のアップデート関連トラブルが頻発しています。アップデートの「インストール→失敗→ロールバック→再試行」のループに陥ると、その都度中間ファイルが蓄積されて容量を圧迫します。この状態を完全にリセットする手順をお伝えします。
- 管理者権限のコマンドプロンプトを開き、「net stop wuauserv」「net stop cryptsvc」「net stop bits」「net stop msiserver」の4つのコマンドを順番に実行して、関連サービスを全て停止する。
- 「ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old」でフォルダー名を変更する。
- 「ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old」でcatroot2フォルダーも退避する。
- 「net start wuauserv」「net start cryptsvc」「net start bits」「net start msiserver」でサービスを再開する。
- PCを再起動後、Windows Updateを手動で実行して、正常に更新が適用されることを確認する。
- 問題なく更新が成功したら、SoftwareDistribution.oldフォルダーとcatroot2.oldフォルダーは数日後に手動で削除してよい。
この手順はMicrosoftの公式サポートでも使われている方法で、Windows Updateコンポーネントを事実上リセットできます。「SoftwareDistribution」フォルダーは再起動後に自動で新規作成されるため、古いキャッシュはすべてリセットされます。これまでの経験上、アップデートの失敗ループを解消できる確率は9割以上です。
ぶっちゃけこうした方がいい!
ここまで色々と解説してきましたが、10年以上Windowsの面倒を見てきた人間として、ぶっちゃけた話をさせてください。
ストレージ容量が勝手に減る問題の解決策って、世の中に山ほど記事が出ていますよね。でも、ほとんどの記事は「一時ファイルを消しましょう」「ディスククリーンアップを使いましょう」で終わっている。それはそれで間違いではないんですが、正直、対症療法にすぎません。
個人的にはこうしたほうが、ぶっちゃけ楽だし効率的だと思っています。最初に15分だけ投資して「仕組み」を作ってしまえば、その後は一生悩まないということです。
具体的に何をするかというと、たった3つだけ。まず、ストレージセンサーを「毎月」実行に設定して、ゴミ箱の自動削除を30日、ダウンロードフォルダーの自動削除を60日にする。これで日常的な容量のゴミは自動で片付く。次に、OneDriveのファイルオンデマンドを有効にして、デスクトップ・ドキュメント・ピクチャのバックアップ設定を一度ちゃんと見直す。最後に、前述のPowerShellレポートスクリプトをタスクスケジューラに入れておく。この3つで完了です。
正直な話、容量が勝手に減る問題で本当に怖いのは、「原因がわからない状態」が続くことなんですよ。原因さえわかれば、対処法は必ずあります。でも「どこが何GB使ってるか見えない」状態で闇雲にファイルを消したり、よくわからないクリーナーソフトを入れたりするのが一番危ない。だから、TreeSize FreeとPowerShellスクリプトで「見える化」する仕組みを先に整えてしまうのが、結局は最短ルートなんです。
もう一つ大事なのは、Cドライブには「Windowsと日常使いのアプリ」だけを置くという割り切りです。写真、動画、ゲーム、バックアップ、こういうものは全部Dドライブやクラウドに逃がす。Cドライブの空きは常にドライブ容量の15%以上をキープするのがSSDの健康にとっても、Windowsのパフォーマンスにとっても理想的です。256GBのSSDなら最低38GB、512GBなら最低77GBの空きを維持してください。
最後に一つだけ。ストレージ管理で困ったときに、最初にやるべきことは「ファイルを消すこと」ではなく「何が容量を使っているか確認すること」です。この順番を逆にすると、必ず余計なトラブルを招きます。まずTreeSize Freeで見て、原因を特定して、それから適切な方法で対処する。この鉄則さえ守っていれば、Windows11のストレージ問題で深刻に悩むことは、もう二度とないはずです。
Windows11のストレージ容量が勝手に減ることに関するよくある疑問
DISMコマンドでWinSxSをクリーンアップしても本当に安全なの?
はい、DISMの「StartComponentCleanup」コマンドはMicrosoftが公式に推奨しているクリーンアップ方法であり、削除されるのは古い更新差分ファイルのみです。現在のシステムの動作に必要なファイルには一切触れません。ただし「/ResetBase」スイッチを併用した場合は、過去のWindows Updateをアンインストールする機能が失われるため、システムが安定していることを確認してから使いましょう。なお、WinSxSフォルダーのファイルを手動で直接削除することは絶対に避けてください。Windowsが起動不能になります。
ストレージセンサーは毎日実行しても問題ない?
機能的には毎日実行しても問題ありませんが、SSDの書き込み寿命と電力消費を考慮すると、週1〜2回、または月1回で十分です。ストレージセンサーが削除するのは一時ファイルやごみ箱の中身など、明確に不要と判断されたものだけなので、重要なファイルが消えるリスクはありません。ただし、ダウンロードフォルダーの自動削除を有効にしている場合は、必要なファイルをうっかり消されないよう期間設定に注意してください。
OneDriveを完全にアンインストールしたほうがよい?
アンインストールは推奨しません。Office連携や共有リンクの機能に支障が出る可能性があるためです。最も現実的な対策は、ファイルオンデマンド機能を有効にした上で同期設定を最適化することです。ローカルに常時保持する必要のないフォルダーは「オンラインのみ」に設定し、必要なときだけダウンロードする運用に切り替えましょう。
大容量のゲームやアプリはDドライブに移すべき?
Cドライブの容量が256GB以下のPCでは、積極的にDドライブや外付けストレージを活用すべきです。Windows11の「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」から、対応アプリは別ドライブに移動できます。Steamのゲームはライブラリフォルダーを追加することで、インストール先を選択可能です。ただし、OSの動作に直結するアプリや頻繁にアクセスするファイルはSSD上のCドライブに残したほうがパフォーマンスは良好です。
ファイルシステムの破損が疑われるときはどうすればよい?
管理者権限のコマンドプロンプトで、まず「sfc /scannow」を実行してシステムファイルの整合性を検証します。問題が見つかった場合は自動修復されます。それでも解決しない場合は「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」を実行してWindows Updateから修復イメージをダウンロードし、さらに「chkdsk C: /f」でファイルシステムのエラーチェックを行うという3段階のアプローチが有効です。
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まとめ
Windows11のストレージ容量が勝手に減る現象は、原因さえ特定できれば確実に対処できます。WinSxSフォルダーの肥大化、シャドウコピーの暴走、クラウド同期の設定ミス、Windows Updateの残骸、隠しシステムファイル、正体不明の「その他」、そしてウイルスやファイルシステム破損。この7つの原因をひとつずつチェックしていけば、ほぼすべてのケースで犯人を突き止められます。
特に重要なのは、TreeSize Freeで容量の「見える化」を行うことと、ストレージセンサーを有効にして自動メンテナンスの仕組みを作ることの2つです。この2つを押さえておけば、「気づいたら空き容量が0GBだった」という最悪の事態は確実に防げます。まずは今日、この記事の手順を1つでも試してみてください。あなたのPCのCドライブが、きっとすっきり軽くなるはずです。






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