Windows PowerShellでPS1ファイルを実行する方法|初心者でもわかるステップガイド
こんにちは!今日は、Windows PowerShellを使ってPS1ファイルを実行する方法について、初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコンに詳しくない方でも安心して進められるよう、具体的な手順と注意点をお伝えしますね。
PowerShellスクリプト(PS1ファイル)とは?

Windowsのイメージ
PowerShellスクリプトは、拡張子が「.ps1」のファイルで、複数のコマンドをまとめて実行できる便利なツールです。例えば、毎日同じ作業を繰り返す場合、このスクリプトを使えば自動化できて、時間を節約できます。
PS1ファイルの作成方法
まずは、PS1ファイルを作成してみましょう。
Write-Host "Hello, World!"
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
- 保存場所を選び、ファイル名を「hello.ps1」と入力します。
- 「保存」ボタンをクリックして保存します。
これで、PS1ファイルの作成が完了です。
PS1ファイルの実行方法
次に、作成したPS1ファイルを実行してみましょう。
- スタートメニューを開き、「PowerShell」と入力して検索します。
- 「Windows PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- PowerShellが起動したら、PS1ファイルが保存されているフォルダに移動します。例えば、Cドライブの「Scripts」フォルダに保存した場合、以下のコマンドを入力します
cd C:\Scripts
- 次に、以下のコマンドを入力してPS1ファイルを実行します
.\hello.ps1
これで、PowerShellの画面に「Hello, World!」と表示されれば成功です。
実行できない場合の対処法
もし「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、ファイル hello.ps1 を読み込むことができません。」というエラーメッセージが表示された場合、実行ポリシーを変更する必要があります。
- PowerShellを管理者として実行します。
- 以下のコマンドを入力して実行ポリシーを変更します
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
- 確認のメッセージが表示されたら、「Y」と入力してEnterを押します。
PowerShell ISE(Integrated Scripting Environment)は、PowerShellスクリプトを作成・実行するための統合開発環境です。コードの補完機能やデバッグ機能があり、スクリプト作成が効率的に行えます。
PS1ファイルを実行する際は、信頼できるソースから取得したスクリプトのみを実行するようにしましょう。未知のスクリプトを実行すると、セキュリティ上のリスクが生じる可能性があります。
今回は、Windows PowerShellを使ってPS1ファイルを作成し、実行する方法について解説しました。これで、日々の作業を自動化し、効率的に進めることができます。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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