パソコンを使っていると、「あれ、なんか動作が重いな」と感じること、ありますよね。そんなとき、どのプログラムがどれだけメモリやCPUを使っているのかを確認できれば、原因を特定しやすくなります。そこで活躍するのが、WindowsのPowerShellに備わっている「Get-Process」コマンドです。
今回は、この「Get-Process」を使って、実行中のプロセスを一覧表示する方法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
PowerShellとは?
PowerShell(パワーシェル)は、Windowsに標準で搭載されているコマンドラインツールです。普段使っている「スタートメニュー」や「タスクバー」などの操作を、コマンドを使って自動化したり、詳細な情報を取得したりすることができます。
Get-Processとは?
「Get-Process」は、PowerShellで実行中のプロセス(アプリケーションやバックグラウンドで動いているプログラム)の情報を取得するためのコマンドです。タスクマネージャーと同じように、どのプログラムがどれだけのリソースを使っているのかを確認できます。
基本の使い方
PowerShellを開いて、以下のコマンドを入力してみましょう。
Get-Process
これだけで、現在実行中のすべてのプロセスが一覧表示されます。
表示される情報には、以下のようなものがあります
Handlesプロセスが使用しているリソースの数
NPM(K)非ページメモリの使用量(KB単位)
PM(K)ページメモリの使用量(KB単位)
WS(K)ワーキングセット(実際に使用中のメモリ量)
CPU(s)CPUの使用時間(秒単位)
IdプロセスID(PID)
ProcessNameプロセス名(実行中のプログラム名)
特定のプロセスを表示する
特定のプログラムだけを確認したい場合は、プロセス名を指定します。例えば、メモ帳(notepad)のプロセスを表示するには、以下のように入力します。
Get-Process -Name notepad
複数のプロセスを同時に指定することも可能です
Get-Process -Name notepad, chrome
また、ワイルドカード(*)を使って、名前が「edge」で始まるすべてのプロセスを表示することもできます
Get-Process -Name edge
プロセスID(PID)で指定する
プロセスID(PID)を指定して、特定のプロセスを表示することもできます。PIDは、各プロセスに一意に割り当てられた番号です。例えば、PIDが1234のプロセスを表示するには、以下のように入力します。
Get-Process -Id 1234
プロセスの詳細情報を表示する
プロセスの詳細な情報を確認したい場合は、`Format-List`を使って、すべてのプロパティをリスト形式で表示できます
Get-Process -Name notepad | Format-List
これにより、プロセスに関する詳細な情報が表示されます。
メモリやCPU使用量で並べ替える
メモリやCPUの使用量が多い順にプロセスを並べ替えたい場合は、`Sort-Object`を使います。例えば、メモリ使用量が多い順に並べ替えるには、以下のように入力します
Get-Process | Sort-Object WS -Descending
CPU使用時間が長い順に並べ替えるには、以下のように入力します
Get-Process | Sort-Object CPU -Descending
プロセスを終了する(Stop-Process)
不要なプロセスを終了させる場合は、`Stop-Process`コマンドを使用します。例えば、メモ帳(notepad)のプロセスを終了させるには、以下のように入力します
Stop-Process -Name notepad
また、プロセスIDを指定して終了させることもできます
Stop-Process -Id 1234
強制終了する場合は、`-Force`オプションを追加します
Stop-Process -Name notepad -Force
よくある質問や疑問
Q1: PowerShellを開くにはどうすればいいですか?
スタートメニューを開き、「PowerShell」と入力して検索し、「Windows PowerShell」をクリックすれば起動できます。
Q2: Get-Processで表示される情報はどこで確認できますか?
表示される情報は、PowerShellのウィンドウ内に一覧として表示されます。必要に応じて、`Format-Table`や`Format-List`を使って見やすく整形できます。
Q3: 特定のプロセスが起動していない場合、エラーが表示されますか?
はい、指定したプロセスが存在しない場合、エラーメッセージが表示されます。プロセス名やPIDが正しいか再確認してください。
まとめ
PowerShellの「Get-Process」コマンドを使うことで、タスクマネージャーでは見えにくい詳細なプロセス情報を確認することができます。特に、メモリやCPUの使用状況を把握することで、パソコンの動作が遅くなる原因を特定しやすくなります。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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