こんにちは！パソコンのセキュリティ、気にしていますか？今回は、Windows Defender（現在はMicrosoft Defenderと呼ばれています）のバージョンをPowerShellを使って確認する方法をご紹介します。特に、パソコンの操作に自信がない方でも安心してできる内容にしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
なぜMicrosoft Defenderのバージョンを確認するのか？
Windowsのイメージ
まず、なぜMicrosoft Defenderのバージョンを確認する必要があるのでしょうか？それは、セキュリティ対策が最新であることを確認するためです。例えば、ウイルス定義ファイルやエンジンのバージョンが古いと、新しいウイルスやマルウェアに対して十分な防御ができなくなってしまいます。最新の状態を保つことで、パソコンを安全に使い続けることができます。
PowerShellでMicrosoft Defenderのバージョンを確認する方法
それでは、実際にPowerShellを使ってMicrosoft Defenderのバージョンを確認してみましょう。以下の手順で進めてください。
PowerShellを管理者として起動する
まず、PowerShellを管理者として起動します。方法は以下の通りです
- スタートボタンを右クリックし、「Windows PowerShell（管理者）」を選択します。
- ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら、「はい」をクリックします。
バージョン確認コマンドを入力する
次に、以下のコマンドをPowerShellに入力し、Enterキーを押します
Get-MpComputerStatus | Select-Object AntivirusSignatureVersion, EngineVersion, AntivirusSignatureLastUpdated
このコマンドは、以下の情報を表示します
- AntivirusSignatureVersionウイルス定義ファイルのバージョン
- EngineVersionスキャンエンジンのバージョン
- AntivirusSignatureLastUpdatedウイルス定義ファイルの最終更新日時
結果を確認する
コマンドを実行すると、以下のような結果が表示されます
AntivirusSignatureVersion : 1.381.1234.0
EngineVersion : 1.1.18900.3
AntivirusSignatureLastUpdated : 2024/12/06 10:30:00
この情報をもとに、Microsoft Defenderが最新の状態であるかを確認できます。
GUI（グラフィカルユーザーインターフェース）での確認方法
PowerShellを使わずに、GUIで確認したい方もいらっしゃると思います。以下の手順で確認できます
- スタートメニューから「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択し、「Windowsセキュリティ」をクリックします。
- 「ウイルスと脅威の防止」を選択し、「設定の管理」をクリックします。
- 画面を下にスクロールすると、「バージョン情報」セクションがあり、そこに必要な情報が表示されています。
よくある質問
Q1: PowerShellが見つからない場合はどうすればいいですか？
PowerShellが見つからない場合、スタートメニューの検索バーに「PowerShell」と入力してみてください。それでも見つからない場合は、Windowsのバージョンや設定によってはインストールされていない可能性があります。その場合、Microsoftの公式サイトからインストール方法を確認してください。
Q2: 表示されるバージョン番号の意味がわかりません。
表示されるバージョン番号は、以下のように解釈できます
- AntivirusSignatureVersionウイルス定義ファイルのバージョン番号です。最新の脅威に対応するため、定期的に更新されます。
- EngineVersionスキャンエンジンのバージョン番号です。エンジン自体の更新があると、この番号が変わります。
- AntivirusSignatureLastUpdatedウイルス定義ファイルが最後に更新された日時です。ここが最近であれば、Microsoft Defenderが最新の状態であると言えます。
Q3: 他のセキュリティソフトを使っている場合、Microsoft Defenderはどうなりますか？
他のセキュリティソフトをインストールすると、Microsoft Defenderは自動的に無効化されることがあります。これにより、複数のセキュリティソフトが同時に動作することによる競合を防ぎます。ただし、Microsoft Defenderを再度有効にすることも可能です。その場合、PowerShellで以下のコマンドを実行します
Set-MpPreference -DisableRealtimeMonitoring $false
これにより、Microsoft Defenderのリアルタイム保護が有効になります。
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まとめ
今回は、Microsoft DefenderのバージョンをPowerShellを使って確認する方法をご紹介しました。定期的にバージョンを確認し、最新の状態を保つことで、パソコンを安全に使用することができます。もし、操作に不安がある方や、他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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