パソコンを使っていて、「あれ?共有フォルダにアクセスできない…」と困ったことはありませんか?特に、Windows 11にアップデートしてからそのような問題が増えているようです。今回は、そんな悩みを解決するための方法を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
SMB接続とは?
まず、SMB(Server Message Block)って何?と思われるかもしれません。簡単に言うと、SMBはパソコン同士がファイルやプリンターを共有するための「お約束事」のようなものです。これがうまく動かないと、他のパソコンのファイルが見れなかったり、プリンターが使えなかったりします。
Windows 11でSMB接続できない原因とその対策
Windows 11では、セキュリティ強化のためにいくつかの設定が変更されました。これにより、以前は問題なく使えていた共有フォルダにアクセスできなくなることがあります。主な原因とその対策を見ていきましょう。
原因1: SMB1.0が無効になっている
以前のWindowsでは「SMB1.0」という古い通信方法が使われていましたが、セキュリティ上の理由からWindows 11では無効化されています。しかし、古い機器やソフトウェアではこのSMB1.0を使っていることがあります。
対策
- 「Windowsの機能の有効化または無効化」を開き、「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェックを入れて有効にします。
- 設定後、パソコンを再起動してください。
原因2: ネットワーク探索とファイル共有が無効になっている
ネットワーク探索やファイル共有が無効になっていると、他のパソコンの共有フォルダが見えなくなります。
対策
- 「ネットワークと共有センター」から「共有の詳細設定の変更」を選択します。
- 「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェックを入れます。
- 「パスワード保護共有を無効にする」にもチェックを入れます。
原因3: セキュリティ設定の強化によるアクセス制限
Windows 11のアップデートにより、セキュリティが強化され、ゲストアカウントでのアクセスが制限されることがあります。
対策
- 「ローカルグループポリシーエディター」を開き、「安全でないゲスト ログオンを有効にする」を「有効」に設定します。
- これにより、ゲストアカウントでもアクセスできるようになります。
原因4: ユーザーアカウントとパスワードの設定不足
共有フォルダにアクセスするためには、正しいユーザーアカウントとパスワードが必要です。
対策
- 「コンピューターの管理」から「ローカルユーザーとグループ」を選択し、新しいユーザーアカウントを作成します。
- 作成したアカウントに適切なアクセス権限を設定します。
- 共有フォルダにアクセスする際には、このアカウント情報を使用します。
よくある質問や疑問
Q1: SMB1.0を有効にするとセキュリティが心配です。
SMB1.0は古いプロトコルであり、セキュリティ上のリスクがあります。可能であれば、SMB2.0以上を使用することをおすすめします。古い機器との互換性のために一時的に有効にする場合は、使用後に無効化することを検討してください。
Q2: ネットワーク探索を有効にすると、他の人のファイルが見えてしまうのでは?
ネットワーク探索を有効にしても、他の人のファイルが見えるわけではありません。自分の共有フォルダが他のパソコンから見えるようになるだけです。自分のファイルを他の人に見られたくない場合は、共有設定を適切に行ってください。
Q3: セキュリティ設定を変更するのが不安です。
セキュリティ設定の変更は慎重に行う必要があります。変更前に設定内容を確認し、必要な場合は専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
Windows 11でSMB接続できない問題は、設定を見直すことで解決できることが多いです。上記の対策を順番に試してみてください。それでも解決しない場合は、専門家に相談することを検討してください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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