パソコンを使っていて、「シャットダウンしても再起動しても、なんだか動作が重い」「設定を変えたのに、すぐに元に戻ってしまう」こんな経験、ありませんか?それ、もしかしたら「高速スタートアップ」が原因かもしれません。
今回は、Windows 11で「高速スタートアップ」が無効にできない問題について、初心者の方でもわかりやすく解説します。特に、45歳以上のパソコンやスマホに不安がある方に向けて、親しみやすい語り口でお伝えしますね。
高速スタートアップって何?
まず、「高速スタートアップ」とは、パソコンをシャットダウンしたときに、完全に電源を切らず、必要な情報だけを保存しておくことで、次回の起動を速くする機能です。これにより、パソコンの起動時間が短縮されるのですが、逆に言うと、シャットダウンしても完全に電源が切れないため、設定が反映されにくくなることがあります。
無効にできない原因とその対処法
「高速スタートアップ」を無効にしようとしても、設定が保存されない場合があります。これにはいくつかの原因と対処法があります。
コントロールパネルからの設定
最初に試すべきは、コントロールパネルからの設定です。
- 画面左下のスタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」と入力して検索します。
- 「コントロールパネル」を開き、「ハードウェアとサウンド」をクリックします。
- 「電源オプション」を選択し、左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します。
- 「変更の保存」をクリックして設定を完了します。
これで無効にできるはずですが、うまくいかない場合もあります。
コマンドプロンプトを使った方法
次に、コマンドプロンプトを使って無効にする方法です。
- スタートボタンを右クリックし、「Windows Terminal(管理者)」を選択します。
- 表示された画面で、「powercfg /hibernate off」と入力し、Enterキーを押します。
これで、高速スタートアップが無効になります。ただし、この方法では休止状態も無効になるため、注意が必要です。
レジストリエディターでの設定
さらに、レジストリエディターを使って設定を変更する方法もありますが、これは初心者の方には少し難しいかもしれません。間違った設定をすると、パソコンが正常に動作しなくなる可能性があるため、慎重に行ってください。
無効にすることで得られるメリット
「高速スタートアップ」を無効にすることで、以下のようなメリットがあります。
- 設定が確実に反映されるようになる。
- パソコンの動作が安定する可能性がある。
- トラブルシューティングがしやすくなる。
特に、パソコンの設定を頻繁に変更する方や、トラブルが発生しやすい方にはおすすめです。
よくある質問や疑問
質問: 高速スタートアップを無効にすると、パソコンの起動が遅くなりますか?
回答: はい、起動時間は若干長くなりますが、その分、設定が確実に反映されるようになります。トラブルを避けるためには、無効にすることをおすすめします。
質問: コマンドプロンプトでの操作がうまくいきません。
回答: コマンドプロンプトを「管理者として実行」することが必要です。スタートボタンを右クリックし、「Windows Terminal(管理者)」を選択してから、コマンドを入力してください。
質問: レジストリエディターでの設定はどうすればよいですか?
回答: レジストリエディターでの設定は、初心者の方には少し難しいかもしれません。間違った設定をすると、パソコンが正常に動作しなくなる可能性があるため、慎重に行ってください。
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まとめ
今回は、Windows 11で「高速スタートアップ」が無効にできない問題について解説しました。設定が反映されにくい場合は、「高速スタートアップ」を無効にすることで、問題が解決することがあります。初心者の方でもできる方法を紹介しましたので、ぜひ試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。





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