パソコンのバッテリーが劣化してきたと感じたことはありませんか?充電してもすぐに電源が切れてしまう、外出先で使えなくなったなど、そんな経験がある方も多いはず。実は、Windowsには標準でバッテリーの状態を確認できる便利な機能が備わっています。今回は、コマンドプロンプトを使って「Battery report」を取得し、バッテリーの健康状態をチェックする方法をご紹介します。
コマンドプロンプトで「Battery report」を取得する方法
まずは、コマンドプロンプトを使ってバッテリーのレポートを取得する手順を見ていきましょう。
コマンドプロンプトを開く
* キーボードの「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
* 表示された入力欄に「cmd」と入力し、「OK」をクリックします。
バッテリーレポートを生成するコマンドを入力
* コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
powercfg /batteryreport
* 正常に実行されると、「バッテリ寿命レポートがファイル パス C:Usersユーザー名battery-report.html に保存されました。」と表示されます。
レポートを確認する
* エクスプローラーを開き、表示されたパス(例C:Usersユーザー名)に移動します。
* 「battery-report.html」ファイルをダブルクリックすると、ブラウザでバッテリーレポートが表示されます。
バッテリーレポートの見方と重要なポイント
レポートには、バッテリーの詳細な情報が記載されています。特に注目すべきセクションとその内容を解説します。
Installed batteries(搭載バッテリー)
このセクションでは、以下の情報が確認できます。
DESIGN CAPACITY(設計容量)新品時のバッテリー容量
FULL CHARGE CAPACITY(満充電容量)現在のバッテリー容量
CYCLE COUNT(充放電回数)バッテリーの充放電サイクル数
例「DESIGN CAPACITY」が45,000mWh、「FULL CHARGE CAPACITY」が37,990mWh、「CYCLE COUNT」が337の場合、劣化率は約15.6%です。一般的に、劣化率が20%を超えると交換を検討する目安となります。
Battery capacity history(バッテリー容量履歴)
このセクションでは、バッテリーの容量の推移がグラフで表示されます。時間とともに容量が減少している場合、劣化が進んでいる可能性があります。
Battery life estimates(バッテリー駆動時間の推定)
フル充電時と設計容量時の推定駆動時間が表示されます。実際の使用時間と比較して、バッテリーの健康状態を把握できます。
このサイトをチップで応援
バッテリーの劣化が進んでいる場合の対処法
バッテリーの劣化が進んでいると感じたら、以下の対処法を試してみてください。
キャリブレーション(較正)を試す
バッテリーの表示が不正確な場合、キャリブレーションを行うことで改善されることがあります。手順は以下の通りです。
- バッテリーを100%まで充電します。
- ACアダプターを外し、バッテリーを完全に使い切ります。
- 再度ACアダプターを接続し、100%まで充電します。
バッテリー交換を検討する
バッテリーの劣化が進み、駆動時間が著しく短くなった場合は、バッテリーの交換を検討してください。メーカーや専門の修理業者に相談することをおすすめします。
よくある質問や疑問
Q1: バッテリーレポートの保存先がわかりません。
コマンドプロンプトで表示されたパス(例C:Usersユーザー名)に移動し、「battery-report.html」ファイルを探してください。
Q2: バッテリーの劣化率が高い場合、すぐに交換が必要ですか?
劣化率が20%を超えると、交換を検討する目安となります。ただし、使用状況や症状によって判断が必要です。
Q3: バッテリーが膨張している場合、どうすればよいですか?
バッテリーが膨張している場合は、すぐに使用を中止し、専門の修理業者に相談してください。
まとめ
Windowsには、標準でバッテリーの状態を確認できる「Battery report」機能が備わっています。コマンドプロンプトを使って簡単にレポートを取得でき、バッテリーの劣化具合や使用状況を把握することができます。バッテリーの健康状態を定期的にチェックし、必要に応じて対処することで、快適なパソコンライフを維持しましょう。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



コメント