Windowsでバッテリー残量をコマンドで確認する方法｜初心者でもできる簡単ステップ

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パソコンを使っていると、「バッテリーの持ちが悪くなったなぁ」と感じること、ありませんか？　実は、Windowsには標準で「バッテリーの状態」を確認できる機能が備わっているんです。特別なソフトをインストールする必要もなく、コマンドをちょっと入力するだけで、バッテリーの健康状態や劣化具合をチェックできますよ。

今回は、そんな便利な機能「バッテリーレポート」の取得方法と、その見方について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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バッテリーレポートとは？

Windowsのイメージ

Windowsのイメージ

バッテリーレポートは、Windowsに搭載されている機能で、パソコンのバッテリーの詳細な情報をHTML形式で出力してくれます。これを確認することで、以下のようなことがわかります。

ここがポイント！

  • 設計容量（DESIGN CAPACITY）新品時のバッテリーの最大容量
  • 現在の最大容量（FULL CHARGE CAPACITY）現在のフル充電時の容量
  • 充放電サイクル数（CYCLE COUNT）バッテリーの充放電回数
  • 使用履歴（USAGE HISTORY）過去の使用状況

これらの情報をもとに、バッテリーの劣化具合や交換時期の目安を知ることができます。

バッテリーレポートの取得方法

それでは、実際にバッテリーレポートを取得してみましょう。

  1. スタートメニューを開く画面左下の「スタート」ボタンをクリックします。
  2. 「コマンドプロンプト」を検索検索バーに「コマンドプロンプト」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
  3. コマンドを入力開いたコマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
powercfg /batteryreport
  • レポートの保存先を確認コマンドを実行すると、レポートが保存された場所が表示されます。通常は「C:\Users\ユーザー名\battery-report.html」となっています。
  • レポートを開くエクスプローラーで指定されたフォルダを開き、「battery-report.html」をダブルクリックしてブラウザで確認します。

    • レポートの見方とバッテリーの健康状態の判断

    レポートを開くと、さまざまな情報が表示されますが、特に注目すべきポイントは以下の2つです。

    • DESIGN CAPACITY（設計容量）新品時のバッテリー容量
    • FULL CHARGE CAPACITY（現在の最大容量）現在のフル充電時の容量

    これらの値を比較することで、バッテリーの劣化具合を確認できます。例えば、設計容量が40,000mWhで、現在の最大容量が30,000mWhの場合、劣化率は約25%となります。

    一般的に、バッテリーの劣化率が50%以上になると、交換を検討する目安とされています。

    よくある質問や疑問

    Q1: バッテリーレポートを取得できない場合はどうすればよいですか？

    コマンドプロンプトを「管理者として実行」していない場合、権限が不足しているため、レポートが取得できないことがあります。再度、管理者として実行して試してみてください。

    Q2: バッテリーレポートの保存先がわからない場合はどうすればよいですか？

    コマンドを実行した後、表示される保存先のパスをメモしておくと便利です。もし忘れてしまった場合は、エクスプローラーで「battery-report.html」と検索してみてください。

    Q3: バッテリーの劣化が進んでいる場合、どのように対処すればよいですか？

    バッテリーの劣化が進んでいる場合、以下の対処法があります。

    • ACアダプターを常に接続して使用するバッテリーを使わずに電源を供給できます。
    • バッテリーの交換を検討する劣化が進んでいる場合は、バッテリーの交換を検討してください。
    • メーカーのサポートを利用するメーカーによっては、バッテリーの診断ツールや交換サービスを提供しています。

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    まとめ

    Windowsには、特別なソフトをインストールしなくても、標準機能でバッテリーの状態を確認できる「バッテリーレポート」が備わっています。これを活用することで、バッテリーの劣化具合や交換時期の目安を把握することができます。

    パソコンを長く快適に使い続けるためにも、定期的にバッテリーレポートを確認し、適切な対処を心がけましょう。

    他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。

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