ノートパソコンを使っていると、「バッテリーの持ちが悪くなったな」と感じること、ありませんか？実は、Windowsにはバッテリーの状態を確認する便利な機能が備わっているんです。今回は、その機能を使って、バッテリーの交換時期を見極める方法をご紹介します。
Battery reportとは？
Windowsのイメージ
まず、「Battery report（バッテリーレポート）」という機能をご存知でしょうか？これは、Windowsに標準で搭載されている機能で、バッテリーの詳細な情報を確認することができます。
Battery reportの取得方法
Battery reportを取得するには、以下の手順を試してみてください。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 「cmd」と入力して、「OK」をクリックします。
- コマンドプロンプトが開いたら、「powercfg /batteryreport」と入力して、Enterキーを押します。
- コマンドが正常に実行されると、レポートの保存先が表示されます。通常は「C:\Users\ユーザー名\battery-report.html」となっています。
- エクスプローラーでその場所に移動し、「battery-report.html」をダブルクリックして、Webブラウザで開きます。
レポートの見方
レポートが開いたら、「Installed Batteries（搭載バッテリー）」という項目を探してください。ここに、「DESIGN CAPACITY（設計容量）」と「FULL CHARGE CAPACITY（満充電容量）」という2つの数字が表示されます。
- DESIGN CAPACITY購入時のバッテリー容量です。
- FULL CHARGE CAPACITY現在のバッテリーの満充電容量です。
この2つの数字を比較することで、バッテリーの劣化具合を確認することができます。
交換時期の目安
一般的に、FULL CHARGE CAPACITYがDESIGN CAPACITYの50%を下回ると、バッテリーの劣化が進んでいると考えられます。例えば、DESIGN CAPACITYが30,000mWhの場合、FULL CHARGE CAPACITYが15,000mWhを下回ると、交換を検討するタイミングと言えるでしょう。
劣化の兆候
バッテリーの劣化が進むと、以下のような兆候が現れることがあります。
- 充電してもすぐに電源が切れる。
- バッテリー残量が急激に減少する。
- バッテリーが膨らんでくる。
これらの兆候が見られた場合は、早めにバッテリーの交換を検討しましょう。
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まとめ
Windowsの「Battery report」を活用することで、バッテリーの状態を簡単に確認することができます。バッテリーの劣化具合を把握し、適切なタイミングで交換することで、快適なパソコンライフを維持することができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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