初心者でもできる！Windows 11でバッテリーの状態を簡単に確認する方法

2025.06.30

パソコンを使っていると、バッテリーの減りが早くなったり、充電がうまくいかなくなったりすることがありますよね。そんなとき、バッテリーの状態を確認する方法を知っておくと、とても便利です。今回は、Windows 11を使っている方に向けて、バッテリーの状態を簡単に確認する方法をご紹介します。

バッテリーの状態を確認する方法

Windowsのイメージ

Windows 11には、バッテリーの状態を確認するための「バッテリーレポート」という機能があります。このレポートを使うと、バッテリーがどれくらい劣化しているのか、交換時期はいつ頃なのかを知ることができます。

まず、パソコンの画面左下にある「スタート」ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。表示されたウィンドウに「cmd」と入力し、「OK」をクリックします。これで、コマンドプロンプトが開きます。

コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

powercfg /batteryreport

これで、バッテリーレポートが作成されます。

レポートは、パソコンのユーザーフォルダに「battery-report.html」という名前で保存されます。エクスプローラーを開き、「C:\Users\ユーザー名\」の中にある「battery-report.html」をダブルクリックすると、ブラウザでレポートが表示されます。

レポートが表示されたら、「Installed batteries（搭載バッテリー）」という項目を探します。ここに、以下の情報が記載されています。

ここがポイント！

例えば、DESIGN CAPACITYが50,000mWh、FULL CHARGE CAPACITYが45,000mWhの場合、バッテリーの劣化具合は以下のように計算できます。

劣化率 = (50,000 - 45,000) ÷ 50,000 × 100 = 10%

このように、バッテリーの劣化具合をパーセンテージで確認することができます。

一般的に、バッテリーは使用開始から約2〜3年で劣化が進み、容量が新品時の約50%程度になると言われています。もし、FULL CHARGE CAPACITYがDESIGN CAPACITYの50%を下回っている場合、バッテリーの交換を検討する時期かもしれません。

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Windows 11を使っていると、バッテリーの状態を簡単に確認することができます。バッテリーレポートを活用して、バッテリーの劣化具合をチェックし、必要に応じて交換を検討しましょう。パソコンのバッテリーは、日々の使用で少しずつ劣化していきますので、定期的に確認することをおすすめします。

他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。