Windows フォトでゴミ箱を使いこなす！初心者でも安心の完全ガイド

パソコンで写真を整理していると、「あれ？削除したはずの写真がまだ表示されている…」なんてこと、ありませんか？それ、実はWindowsの「フォト」アプリの仕組みに関係しているんです。今回は、そんなお悩みを解決するために、初心者の方にもわかりやすく解説します。

フォトアプリのゴミ箱ってどうなってるの？

Windowsのイメージ

Windowsの「フォト」アプリには、実は「ゴミ箱」という機能はありません。写真を削除しても、すぐには完全に消えず、サムネイル（小さな画像）が残ってしまうことがあります。これが、削除したはずの写真がまだ表示される原因です。

削除した写真が「フォト」アプリに残ってしまう理由は、主に以下の2つです。

ここがポイント！

これらの問題を解決するための方法をご紹介します。

サムネイルキャッシュが原因で削除した写真が表示されることがあります。以下の手順でキャッシュをクリアしましょう。

これで、サムネイルキャッシュが更新され、削除した写真が表示されなくなるはずです。

OneDriveなどのクラウドサービスと同期している場合、削除が反映されるまで時間がかかることがあります。同期状況を確認し、必要に応じて手動で同期を行ってください。

「フォト」アプリには、写真の整理や編集に役立つ機能が豊富に搭載されています。特に、初心者の方でも簡単に使える「AI自動補正」や「生成消去」機能はおすすめです。

写真を開いたら、「編集」ボタンをクリックし、「フィルター」タブから「自動補正」を選択します。これで、写真の明るさやコントラストが自動で調整され、より鮮明な写真に仕上がります。

写真に不要なものが写り込んでしまった場合、「編集」ボタンをクリックし、「消去」タブから「生成消去」を選択します。ブラシで消したい部分をなぞると、AIが周囲の画像を元に自然に修正してくれます。

他のアプリでも同じ写真を表示している場合、それらのアプリが「フォト」アプリと同じサムネイルキャッシュを使用している可能性があります。上記の方法でキャッシュをクリアすることで、問題が解決することがあります。

はい、手動でキャッシュを削除することも可能です。以下の手順で行ってください。

ファイルエクスプローラーを開くスタートメニューから「ファイルエクスプローラー」を検索して開きます。
隠しファイルを表示する設定にする「表示」タブから「隠しファイル」にチェックを入れます。
キャッシュフォルダにアクセスアドレスバーに「%localappdata%\Packages\Microsoft.Windows.Photos_8wekyb3d8bbwe\LocalState\」と入力してEnterキーを押します。
キャッシュファイルを削除フォルダ内の「thumbcache_*.db」ファイルをすべて削除します。

これで、キャッシュが削除され、サムネイルが更新されます。