Windows Server 2016でタスクマネージャーにディスクが表示されない時の対処法

Windows Server 2016を使用していると、タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでディスクの使用状況が表示されないことがあります。特に、サーバーのパフォーマンスを監視したいときに、ディスクの情報が見当たらないと困りますよね。今回は、その原因と解決方法を初心者にもわかりやすく解説します。

なぜディスクの情報が表示されないのか？

Windowsのイメージ

Windows Server 2016では、セキュリティやパフォーマンスの最適化のため、デフォルトでディスクのパフォーマンス情報が無効になっています。これにより、タスクマネージャーを開いても「ディスク」タブが表示されません。

簡単なコマンドで解決！

この問題は、コマンドプロンプトを使って簡単に解決できます。以下の手順で設定を変更しましょう。

この設定を行うことで、タスクマネージャーでディスクの使用状況をリアルタイムで監視できるようになります。

ディスク情報が表示されない他の原因と対処法

もし上記の方法で解決しない場合、以下の点も確認してみてください。

• ディスクがオフラインになっていないか確認
  「ディスクの管理」を開き、対象のディスクが「オフライン」と表示されていないか確認します。オフラインの場合は、右クリックして「オンライン」を選択してください。
• ディスクの初期化状態を確認
  新しいディスクを追加した場合、初期化が必要です。ディスクの管理で「初期化されていません」と表示されている場合は、右クリックして「ディスクの初期化」を選択し、指示に従って初期化を行ってください。
• ドライバーの更新
  ディスクドライバーが古い場合、正しく認識されないことがあります。デバイスマネージャーからディスクドライバーを更新してみてください。

よくある質問や疑問

Q1: 上記の方法でディスク情報が表示されない場合、どうすればよいですか？

上記の方法で解決しない場合、ディスクの初期化状態やドライバーの更新を確認してください。それでも解決しない場合は、ハードウェアの故障の可能性も考えられますので、専門の技術者に相談することをおすすめします。

Q2: 他のバージョンのWindows Serverでも同じ方法で解決できますか？

はい、Windows Server 2016以外のバージョンでも、同様の方法でディスク情報を表示させることができます。ただし、バージョンによっては設定方法が異なる場合がありますので、公式のサポート情報を確認してください。

Q3: ディスク情報を常に表示させる設定はありますか？

一度「diskperf -Y」を実行すれば、再起動後もディスク情報は表示されます。ただし、サーバーの設定やポリシーによっては、再度設定が必要になる場合があります。

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まとめ

Windows Server 2016でタスクマネージャーにディスク情報が表示されない場合、コマンドプロンプトで「diskperf -Y」を実行することで簡単に解決できます。これにより、サーバーのディスクの使用状況をリアルタイムで監視できるようになり、パフォーマンスの最適化やトラブルシューティングに役立ちます。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。