パソコンを使っていると、「毎回手動でSSH接続するのが面倒だな」と感じることはありませんか?特に、サーバー管理やリモート作業を頻繁に行う方にとって、毎回の接続手順は時間と手間がかかります。そこで、Windowsのタスクスケジューラを活用して、SSH接続を自動化する方法をご紹介します。
目次
なぜSSH接続の自動化が必要なのか
例えば、毎朝サーバーにSSHで接続して作業を始めるとしましょう。手動で接続するたびに、ユーザー名やパスワード、ホスト名を入力するのは面倒です。さらに、複数のサーバーに接続する場合、その手順はさらに煩雑になります。これらの手間を省くために、SSH接続を自動化することが有効です。
Windowsのタスクスケジューラとは
Windowsのタスクスケジューラは、指定した条件でプログラムやスクリプトを自動的に実行するためのツールです。例えば、パソコンの起動時やログイン時、特定の時間に自動でプログラムを実行することができます。この機能を活用することで、SSH接続の自動化が可能になります。
SSH接続を自動化する手順
SSH接続を自動化するための手順は以下の通りです。
- SSHの設定ファイルを作成する
C:Usersユーザー名.sshconfig に以下の内容を記述します。
Host 任意の名前
HostName サーバーのIPアドレス
User ユーザー名
IdentityFile 秘密鍵のパス
LocalForward ローカルポート サーバーのポート
これにより、SSH接続時の設定を簡略化できます。
- VBScriptを作成する
以下の内容で SSH 接続を行う VBScript を作成します。
Set objWShell = CreateObject("Wscript.Shell")
objWShell.Run "ssh 任意の名前 -N -f", 0, False
このスクリプトは、バックグラウンドで SSH 接続を行います。
- タスクスケジューラに登録する
タスクスケジューラを開き、「基本タスクの作成」を選択します。
名前を入力し、「トリガー」で「ログオン時」を選択、「操作」で「プログラムの開始」を選択します。
「プログラム/スクリプト」に先ほど作成した VBScript のパスを指定します。
これにより、パソコンのログオン時に自動で SSH 接続が行われます。
よくある質問
Q1: タスクスケジューラで実行する際、エラーが発生します。
タスクのプロパティで「最上位の特権で実行する」にチェックを入れてみてください。これにより、管理者権限でタスクが実行されるようになります。
Q2: 複数のサーバーに自動で接続したい場合、どうすれば良いですか?
各サーバーごとに SSH 設定を行い、それぞれの VBScript を作成してタスクスケジューラに登録することで、複数のサーバーに自動で接続することができます。
Q3: SSH 接続の際、パスワード認証ではなく鍵認証を使用したいのですが、どうすれば良いですか?
上記の SSH 設定ファイルで「IdentityFile」に秘密鍵のパスを指定することで、鍵認証を使用することができます。
まとめ
Windows のタスクスケジューラを活用することで、SSH 接続の手間を省き、作業効率を向上させることができます。特に、複数のサーバーに定期的に接続する必要がある方にとって、非常に有用な方法です。ぜひ、上記の手順を参考に、自動化を試してみてください。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



コメント