毎日同じ時間に同じ作業を繰り返していませんか?そんな作業を自動化できたら、どれだけ楽になることでしょう。今回は、Windowsの「タスクスケジューラ」と「Power Automate Desktop(PAD)」を組み合わせて、定期的な作業を自動化する方法をご紹介します。
目次
Windows タスクスケジューラとPower Automate Desktopとは?
Windows タスクスケジューラとは?
Windows タスクスケジューラは、指定した日時や条件でプログラムを自動的に実行するためのツールです。例えば、「毎日午前9時にExcelを開く」といった設定が可能です。
Power Automate Desktopとは?
Power Automate Desktop(PAD)は、PC上での作業を自動化するためのツールです。マウス操作やキーボード入力を録画して再生することができ、定型業務の効率化に役立ちます。
なぜタスクスケジューラとPADを組み合わせるのか?
PADの無償版にはスケジュール機能がありません。そのため、タスクスケジューラを使って、PADのフローを定期的に実行する仕組みを作る必要があります。
自動化の準備
PADでフローを作成する
まず、Power Automate Desktopを起動し、自動化したい作業のフローを作成します。例えば、「毎朝メールを確認して、特定の件名のメールをExcelに転記する」といったフローです。
PowerShellスクリプトを作成する
次に、PADのフローを実行するためのPowerShellスクリプトを作成します。以下の内容をテキストエディタにコピーし、拡張子を「.ps1」として保存します。
powershell
Start-Process -FilePath "ms-powerautomate://"
Start-Sleep -Seconds 10
[Windows.Forms.SendKeys]::SendWait("%{a}")
このスクリプトは、PADを起動し、10秒後に「Alt + A」のキー入力を送信します。これにより、PADで設定したショートカットキーが実行され、フローが開始されます。
タスクスケジューラで定期実行を設定する
最後に、Windowsのタスクスケジューラを使って、上記のPowerShellスクリプトを定期的に実行するように設定します。
- 「タスクスケジューラ」を開きます。
- 右側の「基本タスクの作成」をクリックします。
- タスクの名前と説明を入力し、「次へ」をクリックします。
- 「毎日」や「毎週」など、実行の頻度を選択し、「次へ」をクリックします。
- 実行するプログラムとして、「powershell.exe」を指定し、引数に先ほど作成したPowerShellスクリプトのパスを入力します。
- 「完了」をクリックして設定を保存します。
これで、設定した日時に自動的にPADのフローが実行されるようになります。
よくある質問や疑問
Q1: PADのフローにショートカットキーを割り当てる方法は?
PADのフローにショートカットキーを割り当てるには、フローのプロパティを開き、「キーボード ショートカットで実行」の項目に希望するキーを入力します。
Q2: タスクスケジューラで「ユーザーがログオンしているときのみ実行する」とはどういう意味ですか?
この設定は、ユーザーがPCにログインしている状態でのみタスクを実行することを意味します。セキュリティ上の理由から、ログインしていない状態での実行を制限する場合に使用します。
Q3: PADのフローが実行されない場合の対処法は?
フローが実行されない場合、以下の点を確認してください
- PowerShellスクリプトのパスが正しいか。
- タスクスケジューラの設定が正しいか。
- PADのフローに割り当てたショートカットキーが他のアプリと競合していないか。
まとめ
今回は、WindowsのタスクスケジューラとPower Automate Desktopを組み合わせて、定期的な作業を自動化する方法をご紹介しました。これにより、毎日のルーチン作業を効率化し、時間を有効に活用することができます。もし他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



コメント