パソコンの操作に自信がない方でも安心して実行できるよう、わかりやすく解説します。
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はじめにタスクスケジューラとは?
Windowsのタスクスケジューラは、あらかじめ設定した時間や条件で自動的にプログラムやスクリプトを実行する便利な機能です。例えば、毎朝決まった時間にバックアップを取ったり、定期的にウイルススキャンを行ったりすることができます。
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ユーザーのパスワード変更後にタスクが失敗する理由
タスクスケジューラで設定したタスクは、特定のユーザーアカウントで実行されるように設定されています。もしそのユーザーのパスワードが変更されると、タスクスケジューラは古いパスワードのままでタスクを実行しようとするため、認証エラーが発生し、タスクが失敗してしまいます。
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タスクの実行ユーザーを変更する方法
タスクスケジューラで設定したタスクの実行ユーザーを変更することで、パスワード変更後もタスクが正常に実行されるようにできます。
- 「スタート」メニューから「タスクスケジューラ」を検索して起動します。
- 左側の「タスクスケジューラライブラリ」を選択し、中央の一覧から該当のタスクを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「全般」タブを開き、「ユーザーまたはグループの変更」をクリックします。
- 新しいユーザー名を入力し、「名前の確認」をクリックしてから「OK」を押します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
これで、タスクは新しいユーザーの資格情報で実行されるようになります。
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推奨される実行ユーザーSYSTEMアカウント
タスクの実行ユーザーとして「SYSTEM」アカウントを指定することをおすすめします。SYSTEMアカウントは、Windowsが内部的に使用する特殊なアカウントで、管理者と同等の権限を持っています。これにより、ユーザーのパスワード変更に関係なく、タスクが確実に実行されるようになります。
- タスクの「プロパティ」を開き、「全般」タブで「ユーザーまたはグループの変更」をクリックします。
- 「オブジェクト名を選択する」で「SYSTEM」と入力し、「名前の確認」をクリックしてから「OK」を押します。
- 「OK」をクリックして設定を保存します。
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注意点と補足
- タスクがユーザーのプロファイルを必要とする場合(例デスクトップアプリケーションの起動など)は、SYSTEMアカウントでは実行できないことがあります。その場合は、適切なユーザーアカウントを指定してください。
- タスクがネットワーク上のリソースにアクセスする必要がある場合、SYSTEMアカウントではアクセスできないことがあります。その場合は、ドメインユーザーアカウントを指定し、「パスワードを保存しない」オプションを設定することで対応できます。
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よくある質問や疑問
Q1: SYSTEMアカウントを指定すると、どんなタスクでも実行できるのですか?
SYSTEMアカウントは多くのタスクで使用できますが、ユーザーのプロファイルを必要とするタスクや、ネットワーク上のリソースにアクセスするタスクでは、適切なユーザーアカウントを指定する必要があります。
Q2: タスクスケジューラで設定したタスクが実行されない場合、どうすればよいですか?
タスクの「プロパティ」を確認し、実行ユーザーやトリガーの設定が正しいか確認してください。また、タスクの履歴やイベントビューアのログを確認することで、問題の原因を特定できます。
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まとめ
タスクスケジューラで設定したタスクがユーザーのパスワード変更後に失敗する問題は、実行ユーザーの資格情報が古くなっていることが原因です。適切なユーザーアカウントを指定することで、この問題を解決できます。特に、SYSTEMアカウントを指定することで、多くのタスクを安定して実行できます。
他にも疑問やお悩み事があればお気軽にLINEからお声掛けください。



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