Windows タスクスケジューラでメッセージを表示する方法

パソコンを使っていると、「あれ？あの作業、やるの忘れてた！」なんてこと、ありませんか？そんな時に便利なのが、Windowsの「タスクスケジューラ」。決まった時間に自動でメッセージを表示してくれる機能があるんです。でも、これ、ちょっと設定が難しそうに感じませんか？

今日は、そんなあなたのために、Windowsのタスクスケジューラを使って、決まった時間にメッセージを表示する方法を、わかりやすくお伝えします。これで、うっかり忘れを防げますよ！

タスクスケジューラとは？

Windowsのイメージ

まずは、タスクスケジューラって何？という方のために簡単に説明しますね。

タスクスケジューラは、Windowsに最初から入っている便利な機能で、決まった時間や条件で、パソコンに何かをさせることができるんです。例えば、「毎朝9時にメモ帳を開く」とか、「毎月1日にお知らせを表示する」といったことができます。

さて、実際にメッセージを表示する設定をしてみましょう。

タスクスケジューラを開く
スタートメニューを開いて、「タスクスケジューラ」と入力し、表示されたアプリをクリックします。
新しいタスクを作成する
右側の「操作」パネルで「基本タスクの作成」をクリックします。
タスクの名前と説明を入力する
「名前」にわかりやすい名前（例「毎朝のお知らせ」）を入力し、「説明」は任意で入力します。
トリガーを設定する
「トリガー」では、メッセージを表示するタイミングを設定します。「毎日」や「毎週」など、自分の希望する頻度を選びます。
操作を設定する
「操作」では、「プログラムの開始」を選択し、「プログラム/スクリプト」の欄に「msg.exe」と入力します。「引数の追加」の欄には、表示したいメッセージを入力します（例「おはようございます！」）。
設定を完了する
最後に「完了」をクリックして、設定を保存します。

これで、設定した時間になると、自動でメッセージが表示されるようになります。

Windows 10以降では、メッセージの表示方法が変更されています。
以前のように「メッセージの表示」を選択することはできませんが、上記の方法で「msg.exe」を使うことで、同様の機能を実現できます。
タスクが実行されない場合
タスクが実行されない場合は、タスクの設定を見直してみてください。特に「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」の設定が影響することがあります。