パソコンに詳しくない方でも、Windowsの「タスクスケジューラ」を使って、ネットワークドライブ上のファイルを自動で操作する方法を、わかりやすくご紹介します。例えば、毎日決まった時間にファイルをバックアップしたり、特定の処理を自動化したりする際に役立ちます。
目次
- タスクスケジューラとは?
- ネットワークドライブとは?
- タスクスケジューラでバッチファイルを設定する方法
- よくある質問
- まとめ
タスクスケジューラとは?
タスクスケジューラは、Windowsに標準で搭載されている機能で、指定した日時や条件で自動的にプログラムやスクリプト(バッチファイルなど)を実行することができます。例えば、「毎日午前9時にバックアップを開始する」といった設定が可能です。
ネットワークドライブとは?
ネットワークドライブは、他のコンピュータやサーバー上のフォルダを、自分のパソコンのドライブのように扱えるようにする仕組みです。例えば、会社のサーバー上の「Z:」ドライブを自分のパソコンでも「Z:」としてアクセスできるようになります。
タスクスケジューラでバッチファイルを設定する方法
タスクスケジューラを使って、ネットワークドライブ上のファイルを自動で操作するバッチファイルを設定する手順は以下の通りです。
ネットワークドライブを再マウントする
タスクスケジューラで実行されるバッチファイルは、通常、ログインしていない状態で実行されるため、ネットワークドライブが自動的にマウントされていないことがあります。これを防ぐために、バッチファイル内で以下のコマンドを使用して、ネットワークドライブを再マウントします。
net use Z: \サーバー名共有フォルダ /user:ユーザー名 パスワード
バッチファイルを作成する
次に、実行したい処理を記述したバッチファイルを作成します。例えば、ネットワークドライブ上のファイルをバックアップする場合、以下のような内容になります。
@echo off xcopy Z:source*.* C:backup /s /e /y
この例では、ネットワークドライブ「Z:」の「source」フォルダ内のすべてのファイルを、ローカルの「C:backup」フォルダにコピーしています。
タスクスケジューラでタスクを作成する
- 「スタート」メニューから「タスクスケジューラ」を検索して開きます。
- 右側の「操作」ペインで「基本タスクの作成」をクリックします。
- タスクに名前を付け、トリガー(実行条件)を設定します。例えば、「毎日午前9時に実行」など。
- 「操作」で「プログラムの開始」を選択し、作成したバッチファイルのパスを指定します。
- 「完了」をクリックしてタスクを保存します。
よくある質問
Q1: バッチファイルを手動で実行すると動作するのに、タスクスケジューラから実行すると動作しません。
これは、タスクスケジューラで実行されるバッチファイルが、ログインしていない状態で実行されるため、ネットワークドライブがマウントされていないことが原因です。上記のように、バッチファイル内で「net use」コマンドを使用してネットワークドライブを再マウントすることで解決できます。
Q2: タスクスケジューラで「最上位の特権で実行する」にチェックを入れると、バッチファイルが正常に実行されません。
「最上位の特権で実行する」にチェックを入れると、タスクが管理者権限で実行されますが、これによりネットワークドライブへのアクセス権限が制限される場合があります。タスクを実行するユーザーアカウントが、ネットワークドライブへのアクセス権限を持っていることを確認してください。
まとめ
Windowsのタスクスケジューラを使って、ネットワークドライブ上のファイルを自動で操作するバッチファイルを設定する方法をご紹介しました。これにより、定期的なバックアップやファイルの整理などを自動化でき、手間を大幅に削減できます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。



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