Windowsのタスクスケジューラをコマンドで設定する方法

こんにちは、皆さん。今日は、Windowsのタスクスケジューラをコマンドラインから設定する方法についてお話しします。これを使えば、定期的なバックアップや特定のプログラムの自動起動などを簡単に設定できますよ。

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目次

Windowsのイメージ

タスクスケジューラとは？

タスクスケジューラは、特定の条件や時間に自動的にプログラムを実行するためのWindowsの機能です。例えば、毎朝8時にメールチェックを自動で行いたい場合などに便利です。

コマンドプロンプトを管理者として起動する方法

タスクスケジューラを操作するためには、管理者権限が必要です。以下の手順でコマンドプロンプトを管理者として起動しましょう。

タスクを作成する基本的なコマンド

タスクを作成するには、`schtasks` コマンドを使用します。基本的な構文は以下の通りです。

例えば、毎日午前9時に `C:\Program Files\MyApp\MyApp.exe` を実行するタスクを作成する場合、以下のように入力します。

タスクの実行タイミングを指定するオプション

タスクの実行タイミングや頻度を指定するためのオプションを紹介します。

– /sc: スケジュールの種類を指定します。例えば、`daily`（毎日）、`weekly`（毎週）、`monthly`（毎月）などがあります。
– /mo: 実行間隔を指定します。例えば、`/mo 2` とすると、2日ごとに実行されます。
– /d: 実行する曜日を指定します。例えば、`/d MON` とすると、毎週月曜日に実行されます。
– /st: タスクの開始時刻を指定します。24時間形式で入力します。

例えば、毎週火曜日と木曜日の午後2時に実行するタスクを作成する場合、以下のように入力します。

タスクを即時に実行する方法

既に作成したタスクを即座に実行したい場合、以下のコマンドを使用します。

例えば、先ほど作成した “MyDailyTask” を即時に実行する場合、以下のように入力します。

よくある質問

Q1: タスクの実行時にユーザーがログオンしていない場合でも実行できますか？

はい、可能です。その場合、タスク作成時に `/ru SYSTEM` オプションを追加して、システムアカウントで実行するように設定します。

Q2: タスクの実行結果や履歴を確認する方法はありますか？

タスクスケジューラの「履歴」タブで実行履歴を確認できます。ただし、デフォルトでは履歴が無効になっているため、有効にする必要があります。

まとめ

今回は、Windowsのタスクスケジューラをコマンドラインから設定する方法についてご紹介しました。コマンドを使いこなすことで、定期的な作業や特定の条件でのプログラム実行を効率化できます。ぜひ活用してみてください。

他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。