KB5034204のインストール失敗!Windows11の最新アップデートで何が起こっているの?

KB5034204のインストール失敗!Windows11の最新アップデートで何が起こっているの?
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Windows11の最新オプションパッチ「KB5034204」のインストールに関する問題が多数報告されている一方で、Windows 10からWindows 11へとアップグレードする際の不具合も発生しています。

「KB5034204」のインストールに失敗した!どうしたらいいの!?

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こんにちは!uri uri(@Uriuri_writer)です。KB5034204のインストール失敗する問題は、ユーザーにとって大きな不便をもたらす可能性がありますが、適切な対処法を知ることで解決することが可能です。もし、本記事の内容だけでは解決しない場合は、記事の一番下にあるコメント欄からお気軽にご相談いただければ、できる限りのサポートを提供させていただきます。お待ちしております。それではいってみましょー。

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KB5034204とは?

KB5034204は、2024年1月23日にリリースされたWindows 11のオプションプレビューアップデートで、バージョン22H2および23H2の全エディションに適用されます。このアップデートは、OSビルド22621.3085および22631.3085として識別され、主にシステムの信頼性と性能を向上させるための修正が含まれています。(公式で確認したい方はこちらをクリック

主な修正内容と機能追加

  • スタートメニューの検索問題: デッドロックによりスタートメニューの検索機能が動作しなくなる問題に対処します。
  • ビデオ通話の信頼性: ビデオ通話の安定性と信頼性を高めるための改善が施されています。
  • デバイスの応答停止: 印刷サポートアプリをインストールした後にデバイスが応答しなくなる問題を解決します。
  • エクスプローラーギャラリー: ツールヒントが閉じなくなる問題に対応します。
  • Bluetooth Low Energy (LE) Audio Earbuds: 音楽ストリーミング中に音が失われる問題を解決します。
  • Bluetooth通話: PCで通話に応答した際のオーディオルーティングの停止問題に対処します。

この更新プログラムでは、さらに多くの問題に対応し、Windows 11の品質を強化するための変更が施されています。例えば、特定の7-Zipファイル、グループポリシーエディターのWi-Fi保護アクセス3 (WPA3)、Windows Management Instrumentation (WMI)の問題、OpenTypeフォントドライバー、COLRv1色フォント形式のレンダリング、BitLockerデータ暗号化、トラステッドプラットフォームモジュール (TPM) の初期化、リモートデスクトップクライアントとRemoteAppウィンドウの問題、キーボード言語の変更、Windows ローカル管理者パスワードソリューション (LAPS)、Active DirectoryのIPv6アドレスへの要求のバインド失敗など、さまざまな技術的な問題が対象です。

この更新プログラムは、Windows Update、Microsoft Update Catalog、またはビジネス向けのWindows Server Update Services (WSUS)を通じて入手可能です。重要なのは、この更新をインストールする前に、最新のサービススタック更新プログラム(SSU)をあらかじめ適用しておくことで、更新プロセスの信頼性を高めることができます。

KB5034204は、Windows 11をより安定して快適に使用するための重要なアップデートであり、さまざまな問題の修正と機能の強化が図られています。

Windows11のオプションパッチKB5034204の問題

2024年1月にリリースされたWindows 11向けのオプションパッチ「KB5034204」は、インストール中にエラーコード「0x8007000d」が表示されるなど、多くのユーザーにとってインストールが困難な状況を引き起こしています。この問題は、Windows 11のバージョン22H2および23H2で報告されており、ファイルエクスプローラーのクラッシュやタスクバーの問題など、さまざまな不具合を引き起こしています。

KB5034204の主な問題

  • ファイルエクスプローラーのクラッシュ:アップデート後、ファイルエクスプローラーが応答しなくなるケースがあります。シャットダウン時にexplorer.exeのエラーが表示されることも。
  • タスクバーの問題:タスクバーが消える、または正常に機能しなくなる問題が発生しています。
  • その他の問題:PCやごみ箱などのデスクトップアイコンが操作できなくなる、AggregatorHost.exeの起動に失敗するなどの報告もあります。

対処方法

Windows11のオプションパッチKB5034204の問題の対処方法としては「アップデートのアンインストール」か「システムファイルチェッカーの実行」することで改善する可能性があります。

アップデートのアンインストール

問題のアップデートをアンインストールすることで、多くの問題が解決される可能性があります。「問題のもとを断ってしまいましょう!」という考え方です。

  1. スタートメニューを開き、「設定」にアクセスします。
  2. 「更新とセキュリティ」を選択し、「Windows Update」の画面に進みます。
  3. 「更新履歴を表示」をクリックし、「アップデートをアンインストールする」を選択します。
  4. 問題のあるアップデート「KB5034204」を見つけ、選択して「アンインストール」をクリックします。
  5. システムの指示に従ってアンインストールを完了させます。

システムファイルチェッカーの実行

システムファイルチェッカー(sfc)を実行することで、システムファイルの問題を修正してくれます。個人的な意見としては、結構時間がかかることが多いですが、とりあえず不具合起きたら原因調べながらやってみることで、解決することも多々あるのでシステムファイルチェッカーの実行をすることをお勧めします。

  1. 検索バーに「コマンドプロンプト」と入力し、右クリックで「管理者として実行」を選択します。
  2. コマンドプロンプトが開いたら、下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
  3. /* コマンドプロンプトに入力するコマンド */
    sfc /scannow
  4. システムファイルチェッカーがシステムファイルのスキャンと修復を開始します。プロセスが完了するまで待ちます。
  5. スキャンが完了したら、指示に従ってコンピュータを再起動します。

Windows10からWindows11へのアップグレード不具合

一方、2024年1月24日にWindows 10のWindows Updateに配信された更新プログラム(プレビューリリース)「KB5034203」をインストールすると、Windows 10からWindows 11へのアップグレードに失敗する場合があり、0xd0000034エラーが表示されることが報告されています。

対処方法

対処方法としては「Windows11インストールアシスタントの使用」することで改善する可能性があります。

Windows11インストールアシスタントの使用

Microsoftは、『Windows11インストールアシスタント』を使用してアップグレードを行うことを推奨しているようなので、推奨に基づきアップグレードをすることで成功する可能性が高くなると思います。

  1. Microsoftの公式ウェブサイトにアクセスし、「Windows 11 インストール アシスタント」を検索します。
  2. ダウンロードページ(https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11)からインストール アシスタントをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたインストールアシスタントを実行します。
  4. 画面の指示に従い、利用規約に同意した後、「今すぐインストール」を選択します。
  5. アップグレードプロセスが自動的に開始されます。このプロセス中には、コンピュータが数回再起動する可能性があります。
  6. アップグレードが完了すると、Windows11へのログイン画面が表示されます。

まとめ

これらの問題に直面したユーザーは、まずは公式の対処法や回避策を試みることが重要です。また、これらの問題は、セキュリティ上のリスクを伴わないオプションパッチに関連しているため、アンインストールしてもセキュリティ上のリスクは特にありません。しかし、アップデートには通常、重要な修正や機能改善が含まれているため、問題が解決され次第、再度インストールを検討することが推奨されます。

Microsoftはこれらの不具合の解決に取り組んでおり、今後のアップデートで修正を予定しています。ユーザーは、最新の情報に注意を払い、適宜、アップデートを行うことで、これらの問題を乗り越えることができるでしょう。

では、最後に本記事の内容をサクッとまとめてお別れとなります。

簡単まとめ

  • KB5034204は、2024年1月23日にリリースされたWindows 11のオプションプレビューアップデートで、バージョン22H2および23H2の全エディションに適用されます。
  • このアップデートは、スタートメニューの検索問題やビデオ通話の信頼性向上、デバイスの応答停止など、さまざまな修正と機能追加を提供し、Windows 11の品質を向上させます。
  • ただし、一部のユーザーはインストール時にエラーコード「0x8007000d」が表示され、KB5034204のインストールに問題があることに注意が必要です。対処方法としては、アップデートのアンインストールやシステムファイルチェッカーの実行が考えられます。また、Windows 10からWindows 11へのアップグレードにも関連する問題があり、Windows 11インストールアシスタントを使用することで解決する可能性があります。

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