Excelで作業をしていると、行や列、シートを非表示にすることがあります。
しかし、後になって再表示しようとしたときに、うまくいかないことがありますよね。
当サイトではExcelについて知っておくべき情報を多数掲載しています。あわせてそちらもご覧いただくと専門的知識が得られますよ。
非表示セルの再表示ができない主な原因と解決策
非表示セルの再表示ができない主な原因と解決策
非表示になったセルを再表示できない場合、主に以下の3つの原因が考えられます。
- フィルターがかかっている
- シート保護がかかっている
- 非表示範囲の選択が不適切
それでは原因と解決策についてお話していきます。
フィルターがかかっている
Excelでフィルターを使用すると、特定のデータのみが表示され、残りは非表示になります。これが非表示の原因である場合、フィルターを解除することで解決します。
シート保護がかかっている
シートが保護されていると、データの再表示を含む多くの操作が制限されます。シート保護を解除することで再表示できるようになります。
非表示範囲の選択が不適切
特に行や列の先頭が非表示になっている場合、適切に選択して再表示する必要があります。名前ボックスを使用する方法が効果的です。
非表示セルを再表示する方法
非表示セルの再表示方法には、シート全体を選択し、非表示になっている範囲で右クリックし、「再表示」を選択します。また、名前ボックスに非表示になっている行や列の範囲を入力し、Enterキーを押した後、「ホーム」タブの「セル」メニューから「書式」を選択し、「非表示・再表示」のオプションで「列の再表示」や「行の再表示」を選択します。
シートの再表示ができない場合の対処法
シートの非表示は、「ブックの保護」「VBAを使用している」の２つが原因で再表示できないことがあります。保護が原因でシートが再表示できない場合は、保護を解除する必要があります。これにはパスワードが必要になる場合があります。
また、VBAを使用して、シートのプロパティを確認し、「xlSheetVeryHidden」から変更する必要がある場合があります。
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まとめ
Excelで非表示にしたセルやシートを再表示できない場合、フィルター解除、シート保護の解除、適切な範囲選択といった基本的なチェックを行うことが大切です。これらの解決策を試すことで、ほとんどの場合は問題を解決できます。上記の手順を参考に、Excelでの作業効率をさらに向上させましょう。では、最後に本記事の内容をサクッとまとめてお別れとなります。
簡単まとめ
- 非表示セルの再表示できない主な原因は「フィルターがかかっている」「シート保護がかかっている」「非表示範囲の選択が不適切」です。
- 解決策としては「フィルターを解除する」「シート保護を解除する」「適切な行や列を選択し、再表示する」のいずれかを試してみてください。
- 非表示セルを再表示する方法はシート全体を選択し、右クリックして「再表示」を選択、名前ボックスに非表示範囲を入力し、「ホーム」→「セル」→「書式」→「非表示・再表示」から再表示する列や行を選択でできます。
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