PowerPointでプレゼン資料を作成していると、「この部分を強調したい」「目立たせたい」と思うこと、ありますよね。そんなときに便利なのが、VBA（Visual Basic for Applications）を使ったマクロです。特に、文字を太字にする操作は、資料作成の効率化にとても役立ちます。
でも、「VBAって難しそう」「コードを書くのは初めて」という方も多いはず。安心してください。今回は、そんな初心者の方でもわかりやすく、PowerPoint VBAを使って文字を太字にする方法をご紹介します。
なぜVBAで文字を太字にするのか？
PowerPointのイメージ
まず、VBAを使う理由について考えてみましょう。
- 手作業での変更が面倒スライドが多いと、一つ一つ手動で太字にするのは時間がかかります。
- 一括での変更が可能VBAを使えば、全スライドの文字を一度に太字にできます。
- 再利用ができる一度作成したマクロは、他のプレゼン資料でも使い回せます。
これらの理由から、VBAを使って文字を太字にする方法を覚えると、作業効率が格段にアップします。
初心者でもできる！文字を太字にするVBAマクロの作り方
では、実際にVBAマクロを作成してみましょう。
PowerPointでVBAエディタを開く
- PowerPointを開きます。
- 「開発」タブをクリックします。
- 「Visual Basic」をクリックして、VBAエディタを開きます。
新しいモジュールを挿入する
- VBAエディタで、「挿入」メニューから「モジュール」を選択します。
- 新しいモジュールが追加されます。
マクロのコードを入力する
以下のコードをコピーして、新しいモジュールに貼り付けてください。
Sub 太字にする()
Dim sld As Slide
Dim shp As Shape
'* 全スライド
For Each sld In ActivePresentation.Slides
'* 全シェイプ
For Each shp In sld.Shapes
'* テキストフレームを持っている *
If shp.HasTextFrame Then
If shp.TextFrame.HasText Then
With shp.TextFrame.TextRange.Font
.Bold = msoTrue
End With
End If
End If
Next shp
Next sld
End Sub
マクロを実行する
- VBAエディタを閉じて、PowerPointに戻ります。
- 「開発」タブから「マクロ」をクリックします。
- 「太字にする」を選択し、「実行」をクリックします。
これで、プレゼン資料内のすべての文字が太字になります。
よくある質問や疑問
Q1: VBAって何ですか？
VBA（Visual Basic for Applications）は、Microsoft Office製品に組み込まれているプログラミング言語です。これを使うことで、手作業では難しい操作を自動化したり、効率化したりできます。
Q2: マクロを使うと、どんなメリットがありますか？
マクロを使うと、繰り返しの作業を自動化できます。例えば、毎回同じ操作を手動で行う代わりに、マクロを実行するだけで済むようになります。これにより、作業時間の短縮やミスの削減が期待できます。
Q3: マクロを実行すると、元に戻せますか？
はい、マクロを実行する前に、プレゼン資料を保存しておくことをおすすめします。万が一、思い通りの結果にならなかった場合でも、保存した状態に戻すことができます。
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まとめ
今回は、PowerPoint VBAを使って文字を太字にする方法をご紹介しました。VBAを使うことで、手作業では時間がかかる作業を効率化できます。初心者の方でも、少しの手順でマクロを作成し、実行することができます。
他にも疑問やお悩み事があれば、お気軽にLINEからお声掛けください。
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