MS Access VBAでPowerPointプレゼンテーションを自動作成する方法

2025.10.10

「MS Access VBA create PowerPoint」というキーワードで検索すると、初心者向けの解説記事がいくつか見つかります。これらの記事を分析し、45歳以上のパソコンやスマホに不安がある方々にも理解しやすい形で、MS AccessからPowerPointを自動で作成する方法を解説します。

MS Access VBAでPowerPointを自動作成する基本の流れ
初心者向けのポイントと注意点
よくある質問や疑問
今すぐ解決したい！どうしたらいい？
まとめ

MS Access VBAでPowerPointを自動作成する基本の流れ

PowerPointのイメージ

まず、MS AccessからPowerPointを自動で作成するための基本的な流れを説明します。

VBAエディタの起動
MS Accessを開き、Alt + F11キーを押してVBAエディタを起動します。
参照設定の追加
VBAエディタで「ツール」→「参照設定」を選択し、「Microsoft PowerPoint xx.x Object Library」にチェックを入れます。これにより、PowerPointの機能をVBAで利用できるようになります。
PowerPointアプリケーションの起動
以下のコードをVBAに入力して、PowerPointを起動します。
Dim pptApp As Object Set pptApp = CreateObject("PowerPoint.Application") pptApp.Visible = True
新しいプレゼンテーションの作成
以下のコードで新しいプレゼンテーションを作成します。
Dim pptPres As Object Set pptPres = pptApp.Presentations.Add
スライドの追加と内容の設定
以下のコードでスライドを追加し、タイトルと内容を設定します。
Dim pptSlide As Object Set pptSlide = pptPres.Slides.Add(1, 1) pptSlide.Shapes(1).TextFrame.TextRange.Text = "タイトル" pptSlide.Shapes(2).TextFrame.TextRange.Text = "内容"
プレゼンテーションの保存
以下のコードでプレゼンテーションを保存します。
pptPres.SaveAs "C:\path\to\save\presentation.pptx"

初心者向けのポイントと注意点

初心者の方がMS Access VBAでPowerPointを自動作成する際のポイントと注意点を以下にまとめます。

PowerPointのバージョン確認
使用しているPowerPointのバージョンによって、VBAのコードや設定が異なる場合があります。自分のバージョンに合わせた情報を確認してください。
セキュリティ設定の確認
VBAマクロの実行にはセキュリティ設定が影響します。マクロが無効になっている場合は、設定を変更して有効にしてください。
エラーハンドリングの実装
コードにエラーハンドリングを追加することで、予期しないエラーが発生した際に適切に対応できます。
コードのテスト
作成したコードは、少しずつ実行して動作を確認しながら進めると、問題の特定がしやすくなります。